2通を作れるがゆえに1通を発信し、他の1通を保持する時には後日の参考として、商取引の錯誤により、紛争を生じたるとき・・・・・・云々。
複写の重要性を示したカーボン紙の、販売広告の一文です。
3枚複写の場合、一枚目、二枚目の下にもそれぞれカーボン紙を挟みました。
筆圧をかけて書くためのボールペンが台頭。万年筆は徐々に胸ポケットから姿を消しました。
少し色が違うカーボン紙です。
赤もありました。
小さい方は上の紙の裏面に色が付かないように、片面だけにインクが施されています。
当然黒や濃紺にも同時に発売されました。
そのうち多数同時に複写の必要が生まれ、見た目は白くても筆圧で下の紙に印字できる紙が出現しました。
感光紙とコピー機が広まると「複写」は死語となりました。
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