昨日は戦争で親を失った子供達の施設に行きましたが今日午後は麻薬常用者の更正施設を訪問しました。私は今回の旅の中では（まだ始まったばかりだけど）一番感動した時間でした。
私達が想像する「施設」とはほど遠い「愛の家」という印象を受けましたし実際彼らは「コミュニティ」と呼んでいました。
ここに住んでいる二人のアメリカ人男性が話しをしてくれました。私はその横で通訳をしていたのですが、まずこの家＝コミュニティはイタリア人修道女が街中にいるアルコール、麻薬常用者たちに何か人生を再び始められるような場所を作りたいという願いから始まりました。
修道院の皆にも反対されたにもかかわらず7年越しで皆のサポートの約束をとりつけ、ある家を見つけます。ぼろぼろの家ですがそのドアのところにマリア様の小さい像があったのを「サイン」と信じ、修道女3人と麻薬常用者のホームレス数名とそのぼろぼろの家を修理しました。そしてその家の噂は広まりどんどん入りたい人が増える度に「祈る」のです。そしたら新たなる「家」「場所」がやって来て（提供され）それを繰り返し現在世界中にかなりの数の「家」ができました。
今回話をしてくれたアメリカ人男性2人。二人とも心の中の闇、生きていくことの居心地の悪さ、恐れ、不安からアルコール、ドラッグを始めます。そして、アメリカのこの「家＝コミュニティ」に送られたのでした。
ここでは「仕事」と「祈り」だけのシンプルな生活です。でも体がボロボロになっていた彼らには初め朝起きて仕事に行くことすらできません。
この家ではガーディアンエンジェル（守護天使）と呼ばれるサポート役をつけます。エンジェル役は長くこの家に居る人で24時間その人、新人をサポートします。何があってもどんなときでも。
彼らが言うにはこのエンジェル役こそが人生で初めて出会った心を打ち明けられる人間だった。彼らの無私のサポートにより心をどんどん開けるのです。
そして、しばらくすると今度は新しく来た人たちに自分がエンジェル役になりサポートします。ここに入って来るドラッグ使用者は身勝手だし怒りを表したり大変な人たちです。喧嘩やののしりあいはしょっちゅう。今回話しをしてくれた人は「初めはののしりあいをしていたけれど、あるときから何を言われても黙っていることにした。それを続けていると自分を責めない人間だと分かるとその人は心を開いてくれる。そして、彼らが何を必要とするのか、何をしてあげたらいいのかを悩みながら考えるうちに自分自身が大きく成長していることを知った」と言ってました。
私は通訳をしていたので彼らの横で話を聞いていました。だからかもしれませんが、彼らの話、気持ち、感情が伝わってきました。それまでの人生で取り立てて大きい問題はなかったかもしれないけれど、いつも心の中に闇があり、その闇がどんどん大きくなってしまったこと。そして、気づいたらアルコールやドラッグがやめられなくなっていたこと。
でもこのコミュニティに入って初めて心を開けても安心だって分かったこと。必死になって自分を隠してきた仮面を一つずつ脱ぎ捨ててきたこと。
昨日の孤児の施設でこんな質問がありました。「ここは経済的にどうやってなりたっているのですか？」館長の答えはこうでした。「神の摂理です。必要なものは祈りによって必ずもたらされると。」
そして、今日このコミュニティに対して同じ質問をしたところ、またしても「神の摂理です」という答えが返ってきました。
例えばここには90人の人が住んでいます。彼らの３食分の食料って膨大な量だと思うのだけれど、それを提供してくれる人がいる。だから彼らは食べ物も服も建材も買わない。祈れば本当に必要なものが入ってくるのだと言ってました。
神の摂理・・God's providence・・providenceという言葉は単語としては聞いたことがあったけれど、これを本当に使っている人を見たのは今回の旅が初めてでした。
私が今日感動したのは、実際愛によって救われた人たち、愛によって人生をやり直した人たちの言葉、体験を聞けたからだと思います。
神の言葉もいいけれど私はその神の言葉を実際体験、実践している人たちの言葉が魂に響きます。彼らの体験を横で聞けただけでもここに来た甲斐があったなあって思う一日でした。
写真はメジュゴリエのお土産屋さん。同じものを売っている店ばかりがたくさんあります。巡礼者しか来ないところなのでキリスト教関係のものばかりです。世界中どこにいっても日本人に会いますが、ここでは私達以外の日本人は会わないです。これもなかなかないことですね。
おしらせ←更新しました
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4月27日（火）1時から5時＠西宮
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私達が想像する「施設」とはほど遠い「愛の家」という印象を受けましたし実際彼らは「コミュニティ」と呼んでいました。
ここに住んでいる二人のアメリカ人男性が話しをしてくれました。私はその横で通訳をしていたのですが、まずこの家＝コミュニティはイタリア人修道女が街中にいるアルコール、麻薬常用者たちに何か人生を再び始められるような場所を作りたいという願いから始まりました。
修道院の皆にも反対されたにもかかわらず7年越しで皆のサポートの約束をとりつけ、ある家を見つけます。ぼろぼろの家ですがそのドアのところにマリア様の小さい像があったのを「サイン」と信じ、修道女3人と麻薬常用者のホームレス数名とそのぼろぼろの家を修理しました。そしてその家の噂は広まりどんどん入りたい人が増える度に「祈る」のです。そしたら新たなる「家」「場所」がやって来て（提供され）それを繰り返し現在世界中にかなりの数の「家」ができました。
今回話をしてくれたアメリカ人男性2人。二人とも心の中の闇、生きていくことの居心地の悪さ、恐れ、不安からアルコール、ドラッグを始めます。そして、アメリカのこの「家＝コミュニティ」に送られたのでした。
ここでは「仕事」と「祈り」だけのシンプルな生活です。でも体がボロボロになっていた彼らには初め朝起きて仕事に行くことすらできません。
この家ではガーディアンエンジェル（守護天使）と呼ばれるサポート役をつけます。エンジェル役は長くこの家に居る人で24時間その人、新人をサポートします。何があってもどんなときでも。
彼らが言うにはこのエンジェル役こそが人生で初めて出会った心を打ち明けられる人間だった。彼らの無私のサポートにより心をどんどん開けるのです。
そして、しばらくすると今度は新しく来た人たちに自分がエンジェル役になりサポートします。ここに入って来るドラッグ使用者は身勝手だし怒りを表したり大変な人たちです。喧嘩やののしりあいはしょっちゅう。今回話しをしてくれた人は「初めはののしりあいをしていたけれど、あるときから何を言われても黙っていることにした。それを続けていると自分を責めない人間だと分かるとその人は心を開いてくれる。そして、彼らが何を必要とするのか、何をしてあげたらいいのかを悩みながら考えるうちに自分自身が大きく成長していることを知った」と言ってました。
私は通訳をしていたので彼らの横で話を聞いていました。だからかもしれませんが、彼らの話、気持ち、感情が伝わってきました。それまでの人生で取り立てて大きい問題はなかったかもしれないけれど、いつも心の中に闇があり、その闇がどんどん大きくなってしまったこと。そして、気づいたらアルコールやドラッグがやめられなくなっていたこと。
でもこのコミュニティに入って初めて心を開けても安心だって分かったこと。必死になって自分を隠してきた仮面を一つずつ脱ぎ捨ててきたこと。
昨日の孤児の施設でこんな質問がありました。「ここは経済的にどうやってなりたっているのですか？」館長の答えはこうでした。「神の摂理です。必要なものは祈りによって必ずもたらされると。」
そして、今日このコミュニティに対して同じ質問をしたところ、またしても「神の摂理です」という答えが返ってきました。
例えばここには90人の人が住んでいます。彼らの３食分の食料って膨大な量だと思うのだけれど、それを提供してくれる人がいる。だから彼らは食べ物も服も建材も買わない。祈れば本当に必要なものが入ってくるのだと言ってました。
神の摂理・・God's providence・・providenceという言葉は単語としては聞いたことがあったけれど、これを本当に使っている人を見たのは今回の旅が初めてでした。
私が今日感動したのは、実際愛によって救われた人たち、愛によって人生をやり直した人たちの言葉、体験を聞けたからだと思います。
神の言葉もいいけれど私はその神の言葉を実際体験、実践している人たちの言葉が魂に響きます。彼らの体験を横で聞けただけでもここに来た甲斐があったなあって思う一日でした。
写真はメジュゴリエのお土産屋さん。同じものを売っている店ばかりがたくさんあります。巡礼者しか来ないところなのでキリスト教関係のものばかりです。世界中どこにいっても日本人に会いますが、ここでは私達以外の日本人は会わないです。これもなかなかないことですね。
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4月27日（火）1時から5時＠西宮
★★★
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5月8日（土）9日（日）豊かさと願望実現セミナー
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有り難うございます。
更に素晴らしい旅のご報告、楽しみにしております。