爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/48 Monogram Hawker Typhoon その6(完成)

2020-06-28 11:15:06 | 1/48 Typhoon

1/48 ハセガワ/モノグラム Hawker Typhoon Mk.ⅠB 完成

 

主脚格納部でまたトラブルです!

シルバーを塗った後グロスバーニッシュを吹かずにウォッシングをかけてしまいました。

エナメル溶剤で拭き取ったら、写真のようにシルバーの塗装が剥がれてなんとも見苦しい状態に。

ぼやいていてもしょうがないので、さっそくリカバリに入ります。

この後、シルバーをそのまま塗ってみましたが気持ち悪さは変わらず。

結局ペイントリムーバーで落としてやり直しです。

シルバーを落とし、主翼下面の識別帯のはみ出し部分から塗装し直し。

ブラックを塗り、マスキングしてホワイトを塗り、マスキングし直して下面色のMedium Sea Greyを塗り、最後にもう一度マスキングしてシルバーを塗り、グロスバーニッシュを吹いて表面を保護してからやっとウェザリング。

最初から省略しないでちゃんとやっていれば、と後悔しても遅いのです。

うんざりしながらやっていたので途中の写真は無し。

 

というわけで、やっと完成しました。

塗装は、キット指定のイギリス空軍第198戦闘中隊 ノルマンディー上陸作戦前の敵味方識別帯塗装機です。

大きな水滴型キャノピーが目立ちます。

今まで日本機やソ連機の枠の多いキャノピーばかりだったのでどうも違和感があります。

問題の下面も何とか綺麗に復活しました。

墨入れは、凹モールドの動翼の部分のみ、AKインタラクティブのPANELINER AK2072 Grey And Blue Camouflage を軽く、全体のウォッシングは、ファレホの Model WASH for Grey Vehicles 76.515をかなり薄めて筆で大雑把に塗ってそのままつや消しクリアー(マットバーニッシュ)をかけて終了。

排気管の汚れは、ピグメントを軽くこすりつけています。

コードレターとラウンデルはつや消しクリアーを厚めに吹いているのですが、それでもすこし目立ちます。

胴体のラウンデルは、3枚のデカールを重ね合わせて貼るようになっているので、相当に時間がかかっています。古いデカールなので一枚貼っては乾燥させて、次の一枚をデカールのりを使って慎重に位置合わせしながら、マークフィットは使わずに貼っていきました。

主翼下面のロケット弾の尾部は開口していますが、この写真では残念ながら見えません。

ウェザリングは控えめにしたつもりですが、なんとなく汚い機体になってます。

イギリス機はハゲチョロより汚れが目立つ、という記事を何かで読んだので、全体的に汚してみました。

もう少し汚くてもよかったかもしれません。

 

プロペラがかなり歪んでいて、直しきれませんでした。

主脚カバーの厚みが気になります。

凸モールドのリベットラインを残したくてほとんど削りませんでした。

以上、Hawker Typhoon 完成です。

 

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1/48 Monogram Hawker Typhoon その5

2020-06-25 21:41:41 | 1/48 Typhoon

1/48 ハセガワ/モノグラム Hawker Typhoon Mk.ⅠB 製作続き

 

塗装の修正です。

2色迷彩の塗り分け、主翼上面のマスキングをやり直し、Sea Greyで塗り分けの境界に吹き付けラインをはっきりさせました。

上面と下面の塗り分けもタッチアップで修正。

キャノピーをもう一度マスキングして、グロスバーニッシュを吹きつけます。

デカールは識別帯以外は殆どキット付属のデカールを貼りました。

古い製品なので慎重に、デカールのりとマークフィットで一つ一つ貼っていきましたが、意外にきれいに貼れています。

主翼のラウンデルの赤丸をピンセットで破いてしまい、どうしようかと思いましたが、なんと1/144の日本機の日の丸の半端デカールの中にぴったりのサイズがありました。

赤色が若干色調が違うような気もしますが、大きささえ合えば何とかなります。

最後にもう一度デカール保護のためにグロスバーニッシュを吹いて、次は汚しに取り掛かります。

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1/48 Monogram Hawker Typhoon その4

2020-06-24 21:18:25 | 1/48 Typhoon

1/48 ハセガワ/モノグラム Hawker Typhoon Mk.ⅠB 製作続き

 

機体上面の塗装です。

上面色は2色迷彩、キット指定色「C330 ダークグリーンBS381C/641」と「C337 グレイッシュブルーFS35237」の近似色「71.324 BS Dark Green」と「71.049 Sea Grey」を使います。

Sea Greyから、一応説明書の塗装図を拡大コピーして型紙にして大まかに塗ります。

Sea Greyは下面と同様パネルラインのシャドウを入れてあります。

そのあと型紙を貼り直し、BS Dark Greenを塗りますが、ここでもパネルラインにシャドウを吹いています。

機体の塗装終了し、すべてのマスキングを外します。

今回はどうだろうな、と若干の緊張感を持ちながらピンセットで剥がしていきます。

 

あちこちはみ出しや剥がれが出ていますが、比較的失敗の少ないほうだと思います。

 

型紙を貼り付けた翼上面と、曲線用マスキングテープで囲った胴体とで、塗分けに差が出てしまいました。

主翼の塗り分けラインが型紙のちょっとした浮きでぼやけてしまい、目立ちます。

識別帯の黄色帯も少しはみ出しています。

いつもの主翼上下面の塗り分けも相変わらずきれいにできません。

キャノピーは、意外に塗料の廻りこみ、吹込みが多くて修正が必要です。

この水滴型キャノピーは意外に透明度が高くて内部がよく見えます。

どうせ見えなくなるから、と手を抜いた計器パネルがはっきり見えてしまいます(^^;。

 

主翼の塗り分けは修正しなければなりません。

まあ想定内ですけど。

主脚格納部の中をシルバーで塗ってからいつものようにティッシュを詰めて紙粘土で蓋をしていましたが、やはりティッシュが細かいモールドに絡んで取れなくなっています。

完全に乾燥する前に詰め込んではいけないのですが、やはり今回もやってしまいました。

シルバーは一晩くらい置いたのではだめですね。

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1/48 Monogram Hawker Typhoon その3

2020-06-23 18:26:13 | 1/48 Typhoon

1/48 ハセガワ/モノグラム Hawker Typhoon Mk.ⅠB 製作続き

 

機体の塗装、下面からです。

識別帯の白帯には、「71.279 Insignia White」を塗ります。

普通のホワイトでもよかったのですが。

白帯の幅は黒帯の幅は12インチ、白帯はその倍の24インチだそうです。

デカールを測ってみると微妙に違いますが、1/48スケールの機体では、約6.35mmと12.7mm。

白地をマスキングして「71.057 Black」を塗ります。

Blackを塗る前に念のためクリアーを軽く吹いて、マスキングテープの隙間を埋めてもらいます。

主翼下面は黒12インチ幅と白24インチ幅ですが、胴体下部はデカールを測ってみると約7mmの等間隔なので、ここはデカールに合わせます。

若干のはみ出しもありますが、途中に塗ったクリアーのおかげで大きな修正も必要なく、比較的きれいに塗り分けできています。(珍しい!)

主翼前縁の黄色帯「71.078 Gold Yellow」も塗ってしまいます。

胴体後方の帯、デカールを見ると薄い茶色のようなよくわからない色になっています。

色々調べるのも面倒なので、適当に「71.031 MiddleStone」を塗ってあります。

 

識別帯をマスキングして、下面色を塗ります。

このキット、凸モールドなので墨入れがきれいにできそうもありません。

なので、パネルラインにシャドウを入れて何とかごまかそうと。

今回は、水性色鉛筆でやってみましたが・・・

見た目ではよくわかりません。

単なるべた塗りとどう違うのか、と言われそう。

下面色は、キット指定のMrカラー 「C306  グレー FS36270」の近似色、「70.870 Medium Sea Grey」です。

ちょっとイメージより暗く、もう少し明るくしたほうがよかったような。

 

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1/48 Monogram Hawker Typhoon その2

2020-06-19 00:26:26 | 1/48 Typhoon

1/48 ハセガワ/モノグラム Hawker Typhoon Mk.ⅠB 製作続き

 

パーツ数も少なく、組み立ては簡単に進みます。

合わせ目も特に問題なく、きれいにできてます。

下面は、段差が大きいところがありプラ板を差し込んでパテ盛しています。

シートベルトの付け方は正確かどうかわかりません。

だいたいこんな感じ。

主翼の着陸灯が手抜きで中が何にもありません。

パテで埋めて、リフレクターをプラ棒を輪切りにして真ん中に黒く塗って、それらしく作ります。

排気管も開口しておきます。

これ以上削ると危ないのでこの辺で。

 

今頃になって、垂直尾翼が真っすぐではないことに気が付きました。

真後ろから見るとやや右に倒れているような。

胴体全体が歪んでいるんでしょうが、今更直せません。

よーく見ないと気が付かないので・・・・

 

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1/48 Monogram Hawker Typhoon その1

2020-06-16 20:45:22 | 1/48 Typhoon

1/48 ハセガワ/モノグラム Hawker Typhoon Mk.ⅠB 製作
 
今度は英軍機、バトルオブブリテンの開始です。
(このあとも英軍機、独軍機が控えていますので)
古いキットで、ハセガワ/モノグラムのTyphoon、1989年ごろの製品のようです。

Typhoonの下面のストライプは、インベイジョンストライプではなく、敵味方識別帯だそうです。

Fw190と誤認されて味方機に狙われることが多かったらしく、主翼前縁の黄色の帯とともに、機体下面に白黒の帯を塗るようになり、その後ノルマンディ上陸作戦以降インベイジョンストライプを塗るようになったとのことです。

 

このキットのデカールも、敵味方識別帯として白帯が広くなっていて、インベイジョンストライプとは違うものになっています。

古いキットなので黄色く変色していて苦労するでしょう

パーツはこれだけ?と思うほど少なく、シンプルです。

説明書もいたって簡単。

組み立てには時間がかからないでしょう。

 

というわけで、いつものようにコックピットからです。

今回英軍機の機内色は、各社の対応表や互換表から探してみましたが、ファレホにはそのものずばりの色は無いようです。

キットの指定は、Mrカラー№ C312 グリーンFS34227、近似色としては「71.095 Pale Green」のようですが、少し明るすぎるような気がして、「71.022 CAM.Green」で塗ってみました。

主翼はすでに貼り合わせてあります。

コックピットの部品は、計器パネルを含めわずかに4点、簡単すぎます!

キャノピーもマスキングして機内色で一緒に塗っておきます。

マスキングシートは無いので細く切ったマスキングテープで貼り合わせています。

 

操縦席のシートがあまりにも簡単でこれでは味気ないので、シートベルトだけ付けることにしました。

ファインモールドの「WWⅡ イギリス空軍機用シートベルト」を使います。

Typhoon のコックピットの写真が意外に少なく、シートベルトの取り付け方がわかりません。

スピットファイアなどの取り付け方を参考に、シートの背の部分に切れ目を入れて、後ろに通すよう細工を施しました。

計器パネルは、ブラックで塗ったところへデカールを貼ります。

計器が白い太線で描かれているので、オモチャっぽい感じになってしまいましたが、どうせほとんど見えなくなるところなのでこのままとします。

一応、つや消しクリアーを吹いて、計器のガラス面にグロスクリアーをたらしてそれらしくしています。

一応、いつものようにグロスバーニッシュを吹いて墨入れ、ウォッシング、マット(つや消し)バーニッシュで落ち着かせて、ドライブラシまで、一通りやっています。

内部の塗り分けは適当です。ブラック、レッド、シルバーで適当に。

 

機首の空気取り入れ口とオイルクーラーは黒鉄色の指定なので、「71.072 Gungrey」を機首の内側まで塗っています。

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