ジョイスが自主制作でつくったこのアルバムは、開放感に満ちていて、ひたすら前向きで喜びにあふれています。基本はジョイスのギターと声を中心にしたバンドによるサンバで、どこを切っても最高なジョイス節を聴くことができます。
その中で、いいスパイスとなっているのがエグベルト・ジスモンチ。決して邪魔はしないけれど、しっかりジスモンチ風を吹かせています。ジスモンチはエルメート・パスコアルと並ぶブラジル音楽界の2大奇才で、2人とも大好きですが、少々濃すぎるときもあるので、このようなゲストとしての演奏だと、より近く感じられてうれしいです。
なんといっても1曲目“Baracumbara”!ゆったりした序奏に、しばらくしてから現れるジスモンチのサンフォーナ(小型のアコーディオン)。少し出しにくそうでムラのあるその音と、特に早いパッセージになると出るカタカタカタというキーを押す音が、この曲、そしてこのアルバムの魅力のすべてを表していると思います。
ジョイスにとって、間違いなくひとつのピークとなった作品だと思います。
その中で、いいスパイスとなっているのがエグベルト・ジスモンチ。決して邪魔はしないけれど、しっかりジスモンチ風を吹かせています。ジスモンチはエルメート・パスコアルと並ぶブラジル音楽界の2大奇才で、2人とも大好きですが、少々濃すぎるときもあるので、このようなゲストとしての演奏だと、より近く感じられてうれしいです。
なんといっても1曲目“Baracumbara”!ゆったりした序奏に、しばらくしてから現れるジスモンチのサンフォーナ(小型のアコーディオン)。少し出しにくそうでムラのあるその音と、特に早いパッセージになると出るカタカタカタというキーを押す音が、この曲、そしてこのアルバムの魅力のすべてを表していると思います。
ジョイスにとって、間違いなくひとつのピークとなった作品だと思います。