壬生義士伝 上 文春文庫 あ 39-2 浅田 次郎 文藝春秋 このアイテムの詳細を見る |
壬生義士伝 下 文春文庫 あ 39-3 浅田 次郎 文藝春秋 このアイテムの詳細を見る |
Mさんにいただき、7月中旬に読み終わった本。
『壬生義士伝』(文春文庫)、著者:浅田次郎
最初は「ん!?」と思った。
でも、読み進んでいく内にどんどんストーリーにのめり込み、
気付くと涙が出ていたり。。。
ストーリーは
皆さんご存知の新撰組の話。
その隊士の1人、吉村貫一郎が主人公。
吉村は人を冷徹なまでに屠り、金に意地汚い人物。
しかし、読み進めると、真実の人物像が明らかになっていく。
話は、吉村貫一郎の一人称と
十数年後の吉村を知る人々からの話が交互に展開される。
第三者からの話で進むところは『珍妃の井戸』(過去記事参照)に通じるものがある。
小説読んだ後、思わずDVD借りました。
壬生義士伝 松竹 このアイテムの詳細を見る |
良い作品でした。
でも、年始の12時間時代劇で『壬生義士伝』やってたそうで、
壬生義士伝 4枚組 松竹ホームビデオ このアイテムの詳細を見る |
ちょっと↑のDVDも観てみたいわ。
とっても大好きな映画の一つです。
出てくる剣士の流派も親近感があるし・・。
でも史実を調べてみると、吉岡貫一郎にはすこしがっかりしたかも・・・あれは小説だから綺麗にできすぎてるね!
ちなみに次郎えの最後の所で泣いてしまいました・・。
そー言えば、居合いをやってるんだったよねぇ
てか、渡辺謙版のDVD持ってることにビックリ(笑
観てみたいぃ~!!!