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いつでもGOING MY WAY *

ラグタイム

またまた急に行く気になって取ったチケット🎫
石丸幹二さん、井上芳雄さん、安蘭けいさん、東啓介さん、綺咲愛里さん、土屋ケイトさん。
これだけ知ってるメンバーが揃うのも贅沢だよね
どうやら日本初演だそうで、観る価値ありそうです。
ストーリーはアメリカの人種差別の話。
重い話ですが、綺麗な曲が多く、見終わった後は、すっーと切ない気持ちが残る感じでした。落ち込んだ気分にはなるんですが、それを音楽が浄化してくれた感じです。

今まで全く知らなかったけど、「ラグタイム」って音楽のジャンルの事なんですね。
黒人音楽に影響を受け、黒人作曲家が作った音楽。
調べて聞いてみると、これってまさにディズニーランドのワールドバザールで流れている曲
楽しくて心がウキウキする曲だったのに、これからはもう今までのような呑気な気分では聞けないなー
そしてラグタイムを流すウォルトディズニーは、一体どんな意図があったのかなと想像してしまった。
人種差別、偏見などなく、ただ良いと思ったものを自分の大好きな場所に使ってくれたのなら良いなーと思いました。
黒人の人の音楽、歌声って本当に素敵ですよね
サラ役の遥海さんの歌声もまさに魂がこもってて、聴き入ってしまいました。

今回の舞台の主役は3組。
見ていて辛いシーンが多く、人種差別にイマイチ実感の湧きにくい私でも、暗い気持ちに。
ただ登場人物の中に自分を置いてみると、
私は主役ではないファザーに1番近いと思いました。
差別や理由に関係なく、子供を捨てる人、犯罪を犯した人の味方にはなりにくいし、可哀想なその子供に何対しても、ファザーと同じく自分達に育てる義理はないと言ってしまいそう
それに1番大事なのは家族を守る事
最後は家族の為にコールハウスの説得にも、人質にもなりに行く。
だからいつも偏見のない清く正しマザーが眩し過ぎた。
本当はマザーにももう少しファザーの立場、気持ちもわかってもらいたかったな
早々にターテと再婚してしまって、ちょっとガッカリしてしまった
確かにターテは格好良過ぎましたね
遠い異国の地で、娘と2人きり。
必死に娘を守ろうとする姿とひたすらターテを慕う娘の絆の強さが泣けました
ムービングブックを見て、2人でスケートをする場面なんて
そしてコールハウスとサラ。
主役は3組と言ったけど、やっぱりこの2人が1番心に残りました。
何故あんな目に合わないといけないのか、意味が分からない。差別のせいでどれだけ悔しい思いをしだんだろう。
実際には黒人全ての人がその思いを体験したんだよね。そしてもしかしたら今も
井上さん、遥海さんが演じられていたけど、もし黒人の方が演じてたら、もっともっとリアルだったかも
もっと暗い気持ちになったかも

初めは観る予定はなく、突然ひらめいて取ったチケット🎫だったけど、観る事が出来て良かった。
実質最後尾の席でした
でも感動は5階の1番後ろの席まで伝わりました。
休憩中にお隣のマダムに話しかけられて、2人で感想を言い合いました。
確かに誰かとこの思いを共有したくなるよね
話しかけてくれてとっても嬉しかったですありがとうございました

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