まだ昨日のドクが効いている、むつコーチです。
サッカーに
たずさわって
十数年たちますが
その中で
最大級のピンチが
あったのです
それは
思い出すのも
おぞましい
ある夏の日の
ことでした
我が子1号たちと
のぞんだ大会で
起きたこと
なのです
チームは
順調に勝ち進み
決勝戦を
むかえるばかり
ワタシは
その前に行われる
三位決定戦に
初心者マークの
カタチをした
レフェリーワッペンを
胸に着けて
主審のジュウセキを
果たそうと
していたのでした
試合は
手にアセにぎる
白熱の攻防
どちらのチームも
一進一退の
キンパクした
展開
しだいに
ヒートアップする
ベンチと
ギャラリー
それに
呼応するように
ハゲしさを
増す
子供たちの
プレー
重大なキョクメンは
次の瞬間に
おこったのです
ルーズボール
を追う
両選手
その瞬間
ゲキトツする
選手たち
一人の選手が
倒れ
うずくまる
動かない選手に
声をかける
ワタシ
ダイジョウブ
と聞く
ワタシに
だいじょうぶ
とこたえる
選手
ヨカッタ
と
思った
その時です
ウデにつけてた
時計が
動いていないっっ!?
のです
ファールの
フリーキック
も忘れ
立ちつくす
ワタシ
ベンチにあおられ
あわてて
フリーキック
若葉マークの
ワタシは
だれかに
時計を借りる
気もマワラズ
試合の進行に
のみ
気をマワシテ
いたのです
なんとか
このピンチを
脱せねば
と
そうだ
10分ぐらい
たっている
ハズだから
300数えたら
ちょうどカナ
なんて
ココロの中で
思っていたのです
それから
ワタシは
ココロの中で
精密機械のように
時をきざんで
いたのでした
再びはじまる
白熱の攻防
早く終わって
ほしいのに
早く数えちゃ
いけない
トケイの
ワタシ
300数えるのは
人生初の出来事
かも知れないのに
楽しむことも
できない
機械人間
そのとき
機械のカラダを
もらわなかった
銀河鉄道テツロウの
気持ちが
はじめて
わかった
気がしたのです
ところが
100を超えたころ
4審の人の
時計を差す
ジェスチャー
ジカン
ジカン
と
聞こえる
口パク
キンチョウのあまり
おもいっきり
吹いた
ホイッスルに
子供たちが
おどろいたように
ワタシを見て
試合は
終わったのでした
ナニゴトもなかった
かのように
大会本部に
結果報告
その時
さっきの
4審の人が
白熱してたからねー
時間も忘れちゃうよねー
と
ワタシは
アハハ
とワラって
そそくさと
退散したのでした
決勝戦は
つかれ切った
ワタシの
采配が
ないせいか
見事な結果
表彰式で
ワタシは
トロフィーを手に
楽しそうな
子供たち
をしり目に
明日すぐに
ソーラーウォッチ
買わなくちゃ
と
とまらないトケイ
を
手に入れることに
頭がいっぱい
だったのでした
今日は楽しかったのか?
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