goo blog サービス終了のお知らせ 

校長室の窓

子どもたちの様子を記録

あいさつって ふしぎ

2009-04-13 10:12:16 | 日記
桜は葉桜になってしまいました。そして、新しい一週間がスタートしました。
 初めての朝会で、私は子どもたちに「ありがとう」を言いました。それは、1年生が全員元気に一週間登校してくれた、その陰には上級生の温かい言葉かけ・親切な教えや励ましがあったに違いないと思ったからです。実際に、朝起きられなくて後れそうになった子を励まして連れてきてくれたり、近所の子を手をつないで安全に連れてきてくれたりする姿をたくさん見ました。言葉だけではなくて、態度や笑顔のまなざしによっても、1年生を安心させたり元気づけたりしてくれていたのではないかとも思ったのです。
 そこで、「あいさつって ふしぎ」という詩を紹介しました。
朝がくると、みんな「おはよう」って言うね。
「おはよう」って言うと、「おはよう」とかえってくる
「おはよう」は、心が元気になる言葉だね。

お礼を言うときは、みんな「ありがとう」って言うね。
「ありがとう」って言う人は、みんな笑顔で、
「ありがとう」って言われた人は、さあっと笑顔に変わる。
「ありがとう」は、心があったかくなる言葉だね。

わかれるときは、みんな「さようなら」って言うね。
「さよなら」と言うと「さよなら」ってかえってくる。
にこにこ顔の「さよなら」だと、スキップして帰る。
寂しい顔の「さよなら」だと、背中をずうっと見てしまう。
「さよなら」は、心がつながる言葉だね。

 話の内容がどれだけ伝わったかはわかりません。しかし、子どもたちの話の聞き方はすばらしい、と感じました。次の朝会でも、聞きたくなる話し方や内容を工夫しなくちゃ、と思いました。いずれにしても、「あいさつ」は魔法の言葉で、ふしぎですね。この魔法の言葉で、新町小のすべての子どもたちが、明るく心弾ませて登校し、満ち足りた気持ちで校門をくぐっていって欲しいと願います。
 
 2時間目、1年生の身体測定の様子をのぞきに行きました。廊下には、靴がきちんと一列に並べられていて感心しました。保健の先生から、話を聞いているところでしたが、朝会の時の上級生に負けないくらい真剣に「はい」と返事をしながら聞いていました。終わって帰るときに、ありがとうを言える子もいたし、みんな廊下を歩いて帰って行きました。とても感心したので、教室で待っていた先生に「保健室の態度も廊下の歩き方も百点満点でしたよ。」と伝えに行ったほどです。

最新の画像もっと見る