
佐藤先生は、8年前から毎年6年生を対象に演奏を聴かせてくださっていたそうです。3年前からは、素晴らしい演奏を全校生に聴かせたいというので、今日のように体育館での音楽教室になりました。
初めに、音楽の石教諭より佐藤先生についての紹介があり、自然をモチーフとした曲を作曲することが多いので、森の中で演奏会を開催したり勿論いろいろな学校での演奏会も行っているそうです。また、現在流れているNHKの「今日の料理」や「天気予報」のバックミュージックを作曲されたりもしているということです。
先生の演奏は、今日のような早春の青空をイメージして作曲された「そよ風のショール」から始まり、続いて白神山地の風景をモチーフにした「未踏の原生林」を演奏してくださいました。ブナの自然林を吹き抜ける風の色と匂いがしてくるから不思議です。
次は、子どもたちのリクエストから、ディズニーの曲やテレビアニメの曲・映画のテーマ曲なども演奏していただきました。子どもたちも、知っている曲になると興味も倍加するようで体を揺すってリズムを取りながら聴いていました。そして、最後は、メキシコの曲で鳩を意味する「ラ・パロマ」というリズミカルな曲を聴かせてくれました。
昨日よりは暖かくなったとはいえ、やはり体育館は冷えているので、ギターのように指先を使う楽器の演奏は苦労されたのではないかと思いました。しかし、心の中はほかほかと温かかったです。
寒い中お忙しい中、本校までおいでくださり、ギターでの生の演奏を通して子どもたちの心を豊かにそして温かくしていただいた佐藤正美先生には心より御礼申し上げます。
※写真は演奏の様子です。