猫の音

君の言葉を借りてみた  ~ 心のお天気 覚え書き ~

雨の夜

2006-03-19 | 心のお天気
2月22日を猫の日に例えた記事を見たのは今から二十年近く前のことで
確か「猫の手帳」だった。数字の2をニャンと呼ぶ閃きがとても印象に強かったことを
覚えている。

今年迎えた猫の日から幾日か過ぎた日の夜
改札を出ると雨だった。
次々に咲く傘に混じって我もと差そうとした時
正面に見える電話ボックスの中に置かれたカリカリと水に目が留まった。

車椅子対応のボックスは足元がオープンになっているため出入りが利く
下から吹き上げる風は冷たかろう、が雨露を凌いだ食事空間としては成立だ
ただし、利用目的の違う両者が共有し合えることが条件だが。

路上で暮らす彼らの生活も大切な命の場であることに目を向ける、
そんな意味での猫の日になれば、この地球に人の心に平和が戻るのではないだろうか。

電話ボックスに話を戻すと
そこに両者の姿はなかったけれど、愛は在った。



Dear、My friend

9月を記念日に持つ君に伝えたいことがある。

どちらが先で、どちらが後だったか、
gooトップの一押しフォトに仲良くエントリされたことがあったよね。
それを肴に飲めばきっと酒も桜も美味いに違いない。

お花見は雨天決行だからね。せぷちゃん。

2006-03-06 | 心のお天気
ひな祭りから42時間遅れの午後、玄関で母の声

こーちゃん。
お雛さま見ておいで。

いつもは禁じられている客間に迷いもせず入ってゆくココと、珍しく許す母。

名ばかりの客間に飾られた雛人形は私が入退院を繰り返していた数年前
母が買ったもので、馳せた想いは計り知れない。

これまで迎えてきた中で1番優しく穏やかな
2日遅れの雛祭りに感謝している。



  ・・・・・心の友が今夜月に星に優しく優しく抱かれていますように・・・・・・・

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一度立ち上げたエントリですが勝手ながら一部編集させて頂きました。