「むさしのっ子」たちの日々徒然

むさしの幼稚園での出来事を気ままに紹介しているブログです。

第四中学校定期演奏会

2011年03月30日 | Weblog


市の行事などでも活躍、東京都の吹奏楽のコンクールでも金賞を頂くなど、名声高き東村山四中・吹奏楽部。
地元でもあり、多くの卒園時も所属している関係で、ご案内を頂き、拝聴させて頂きました。



各所で目にし、噂には聞いていた、まさに努力の結晶。
言うまでもなく、すばらしき演奏の数々でした。



最後に、「西空はるか、奥多摩の…」
そう、私自身の母校でもあり、演奏する子供達、そして、それを支えてきた関係者皆様の学び屋であった第四中学校の校歌。

題目に無かったこの曲が始まった瞬間、我慢し、いっぱいいっぱいだった胸が少しばかり…。



残念なことに、所沢ミューズでの開催が中止、しかし、母校体育館での最後の演奏。思い出の詰まっている、まさにその地。

「卒業していく三年生達は、いま心に何を…」

そう思うと、涙をとめる術はありません。
感無量の演奏会でした。



そんな、素晴らしき中学生達の姿。
卒園していった子供達が頑張っている姿を見ると、いつも、園児達の将来像を思い浮かべます。そして、それは、幼稚園での指導へのパワーとなっていきます。



ありがとう。中学生!

お知らせ

2011年03月26日 | 東日本大震災関連
 ここで、外遊びに関し、数件のお問い合わせも頂いているので、お知らせしておきます。

 3/11(金)の地震の翌週、余震が与える子どもたちへの心理状態を懸念しつつも始まった翌週、その次に心配に上がったのは、原発の状況でした。
 園長自身、チェルノブイリ事故から3年後のモスクワへ派遣されたときの放射線に対する懸念の経験がありましたので、その見えない怖さに対し、いち早く懸念を抱いていまして、風向きが大きく状況を左右することから、万が一の時のために、関東各地の大気中の放射線量を頻繁にチェックしています。

 現時点において、各関係諸機関から学校や幼稚園に対し、対策や指示はない段階なのですが、念のため当園では、少しでも早く気付くよう、対策が講じられるよう、周辺各地の放射線量の数値や風向きを頻繁に確認し、安全といわれる計測値に対し、ほど遠い安全と言われる域であっても、数値が急変した場合には、子ども達を屋内に退避させるなどの措置が取れるよう、心がけています。




 各機関から公表されている数値は、あくまで、安全「とされている」数値であると考えており、様々な許容の範囲が見られます。体格や活動内容の違いからも、どこまでが安全というラインも明確には決められない要素かと思われます。

 そのような状況の中、もちろん専門機関でもありませんので、「どの数値になったら」というのも明確ではありません。しかしながら、専門機関や役所からの正式な発表がない段階でも、そして、様々な箇所で言われている「危険」とされている数字よりも低い場合であっても、平常時から大きく変化したときなど、風向きなども考慮した上、あくまで独自で取り組んでいる「予防」。安全を確約できるものではないという点もご理解いただきたいと思います。

地震の翌週スタート

2011年03月14日 | 東日本大震災関連



土日と連日、様々な箇所のチェックを行いました。
様々なケースを考え、朝方まで検討を重ね、週明け月曜日は通常通り午前保育を行うことにしました。

とにかく安全に、子どもたちを楽しく。
同時に、この機を将来の糧となりうる役割を少しでも担えるように心がけ、早朝からミーティングを行いました。


「どこで線を引くか」。それには明確な物差しがありません。
休園措置をとるのも簡単でしたが、また、それも一面では賢明な措置であるかとも思われましたが、幸いに温かかったこの日、少しでも、子どもたちの笑顔を取り戻したいと、カリキュラムを解体し、様々な確立を考え、「安全にできうる範囲で精一杯」。
園庭にての「青空保育」を行いました。





「大変な時だけど、頑張ろう!」
しっかり話を聞けるようになることを心がけ、そして、しっかりと話を聞くことができるようになった子どもたち。

万が一、長引く可能性のあるイレギュラーな保育に対し、子どもたちが対応できるよう、協力できるよう、そして、意識を高められるよう、この日は、お帰りの合図である放送を控え、「鐘の合図で話を聞くんだよ」、と。

実践し、皆、立派に対応することができました。



何より、帰り際、「楽しかった!」と言ってくれた子どもたちの笑顔、本当にありがたいもの。

正直、この時期に、記事を書いている余裕はないはずなのですが、ご家族の方々の不安な気持ちを少しでも汲み取ろう、少しでも様子を伝えることで、それが可能なら、簡略な文ではありましたが、そして、わくわくむさしのランドの写真も溜まっていますが、あえて今日の記事を更新させて頂きました。


明日は、登園時間帯が計画停電となる可能性があります。
連絡ができないほか、様々な懸念もありますが、万が一停電が実行されたときは、それを前提とし、焦ることなく、着実に安全に対応しつつ、少々の不便も組みいれて頂きつつ、一つ一つのケースに対し取り組んでいきたいと思っています。



本当に乱文で失礼いたしましたが、こんな時こそ、少しでも…と。
引き続き、突発的な決定や変更など行わざるを得ない場合もあるかと思いますが、何卒、明日もよろしくお願いいたします。

3月15日(火)の計画停電の実施予定

2011年03月14日 | 東日本大震災関連
「東京電力プレスリリース」

 計画的な停電が予定されるグループと時間帯は、以下の通りとなります。実際の停電時間は、各グループの時間帯のうち最大3時間程度になる予定です。
 大変申し訳ございませんが、停電の対象となるお客さまにつきましては、お知らせしました停電予定時間に備えていただくとともに、そのほかの地域にお住まいのお客さまにつきましても、引き続き、不要な照明や電気機器のご使用を控えて頂きますよう、ご協力お願いいたします。

<計画停電の予定地域>
第3グループ 6:20~10:00 の時間帯
第4グループ 9:20~13:00 の時間帯
第5グループ 12:20~16:00 の時間帯
第1グループ 15:20~19:00 の時間帯
第2グループ 18:20~22:00 の時間帯

※グループ毎の時間帯は、開始・終了時間が多少前後することがあります。
※なお、当日の需給状況によっては、予定していた計画停電を実施しない場合、あるいは予めお知らせした時間以外にも停電する場合があります。



東村山市廻田町2丁目は、第3グループです。
http://www.tepco.co.jp/images/tokyo.pdf



なお、第3グループの、その後の予定は以下の通りだそうです。

3/16(水) 18:20~22:00
3/17(木) 15:20~19:00
3/18(金) 12:20~16:00

計画停電に関して

2011年03月13日 | 東日本大震災関連
 東北を中心におきました地震の関係上、電力会社より、計画停電の発表がありました。

 保育時間の大部分が停電となる可能性もあり、当園におきましても、保育への支障や、バスの送迎時の連絡など、緊急時の連絡につきましても、支障が出る場合が考えられます。

 連絡が取れない場合、安全を期し、それまでに決められた予定通りに詳細を進めます。
 また、あらゆる事項に関し、園におきましては、安全を第一にし、臨機応変に対応するよう心がけます。

 御家族の皆様も、そのような状況を把握していただき、対応してくださるよう、宜しくお願い致します。





「以下、東京電力より」

東日本大震災:需給逼迫による計画停電の実施と一層の節電のお願いについて需給逼迫による計画停電の実施と一層の節電のお願いについて

平成23年3月13日

東京電力株式会社

3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、福島第一および第二原子力発電所をはじめ発電所および流通設備など当社設備が大きな影響を受けていることから、当社供給区域における電力需給が極めて厳しい状況になっております。

これまで当社は、他の電力会社からの応援融通受電などにより、電力の安定供給確保に全力で取り組んでまいりました。また国からは、国民の皆さまや経済団体に向けて節電の要請をしていただいているところです。

しかしながら、今後予想されます電気の使用量に対し、供給カが大変厳しい状況にあることを踏まえ、予見性ないまま大規模な停電に陥らないよう、明日以降は、計画的に停電をお願いさせていただきます。これまで停電回避に向け、全力で取り組んでまいりましたが、このような事態を招いてしまったことを、お客さまをはじめ広く社会の皆さまに大変ご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳なく思っておりますが、当社としては、安定供給に向け早急、最大限の対策を講じることで、一日も早い復旧に取り組んでまいります。

○3/14(月)につきまして

計画的な停電が予定される地域と時間帯は、以下(および別紙)の通りとなります。実際の停電時間は、各グループの時間帯のうち3時間程度になる予定です。

大変申し訳ございませんが、停電の対象となるお客さまにつきましては、お知らせしました停電予定時間に備えていただくとともに、そのほかの地域にお住まいのお客さまにつきましても、引き続き、不要な照明や電気機器のご使用を控えて頂きますよう、お願いいたします。

<計画停電の予定地域>

第1グループ6:20~10:00の時間帯のうち3時間程度

第2グループ9:20~13:00の時間帯のうち3時間程度

第3グループ12:20~16:00の時間帯のうち3時間程度

第4グループ13:50~17:30の時間帯のうち3時間程度

第5グループ15:20~19:00の時間帯のうち3時間程度

第1グループ16:50~20:30の時間帯のうち3時間程度

第2グループ18:20~22:00の時間帯のうち8時間程度

※グループ毎の具体的な地域については、別紙の通りとなります。

※グループ毎の時間帯は、開始・終了時間が多少前後することがあります。

※なお、当日の需給状況によっては、予めお知らせした時間以外にも停電する場合がございます。

【その他】

・切れた電線には絶対にさわらないでください。

・火災防止のため、自宅を離れる際には、ドライヤーなどの電気機器のスイッチを入れたまま外出しないようお願いします。

・自家発をお持ちのお客さまにつきましては、燃料の確保等をお願いいたします。

く参考>

○3月13日の需給予測

需要想定3700万kW(18時~19時)

供給力3700万kW

○3月14日の需給予測

需要規定4100万kW(18時~19持)

供給力3100万kW

以上

以下、別紙の「想定される停電エリア」


◇第1グループ
<平成23年3月14日(月)6:20~10:0016:50~20:30>

下記、市町村の一部のエリア

【栃木県】さくら市、宇都宮市、益子町、塩谷町、市貝町、真岡市、大田原市、那珂川町、那須鳥山市、那須町、日光市、芳賀町
【群馬県】みどり市、伊勢崎市、吉岡町、玉村町、桐生市?高崎市、高山村、渋川市、榛東村、前橋市、中之条町、東吾妻町、藤岡市
【茨城県】かすみがうら市、つくばみらい市、つぐば市、阿見町、稲敷市、下妻市、河内町、牛久市、境町、茎崎市、結城市、桜川市、取手市、守谷市、常総市、水海道市、筑西市、土浦市、八千代町、板東市、利根町、竜ケ崎市
【埼玉県】さいたま市、ときがわ町、ふじみ野市、横瀬町、皆野町、寄居町、狭山市、坂戸市、三芳町、志木市、所沢市、小鹿野町、小川町、新座市、川越市、秩父市、朝霞市、鶴ヶ島市、東大和市、東秩父村、入間市、飯能市、富士見市、嵐山町、和光市
【千葉県】野田市、流山市、柏市、白井市、松戸市、我孫子市、市川市、浦安市、千葉市、大網白里町、八街市、東金市、山武市、長南町、市原市、長柄町、睦沢町、茂原市、木更津市、白子町、袖ヶ浦市、君津市、富津市、鋸南町、南房総市、鴨川市、館山市、勝浦市、大多喜町、御宿町、いすみ市、船橋市、鎌ヶ谷市、八千代市、四街道市、佐倉市
【東京都】武蔵野市、三鷹市、西東京市、東久留米市、新座市、小平市、東村山市、清瀬市
【神奈川県】逗子市、横須賀市、鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、相模原市、座間市、海老名市、綾瀬市、平塚市、寒川町、厚木市
【静岡県】御殿場市、裾野市、小山町

※設備状況により、各グループで停電エリアが変更となることがありますので、ご了承ください。


◇第2グループ
<平成23年3月14日(月)9:20~13:.0018:20~22:00>

下記、市町村の一部のエリア

【栃木県】佐野市、小山市、野木町
【群馬県】太田市
【茨城県】古河市
【埼玉県】川口市、さいたま市、蕨市、鳩ヶ谷市、戸田市、越谷市、吉川市、松伏町、三郷市、春日部市、宮代町、杉戸町、川越市、狭山市、鶴ヶ島市、日高市、飯能市、入間市、坂戸市、川島町、毛呂山町、越生町、ときがわ町、騎西町、幸手市、大利根町、白岡町、北本市、蓮田市、伊奈町、鴻巣市、桶川市、上尾市、加須市、久喜市、五霞町、行田市、熊谷市、羽生市、深谷市、所沢市
【千葉県】千葉市花見川区・美浜区・中央区・稲毛区・若葉区、習志野市、八千代市、印西市、我孫子市、白井市、栄町、成田市、神崎町、香取市、多古町、芝山町、佐倉市、市川市、松戸市、船橋市、野田市、流山市
【東京都】東村山市、清瀬市、東大和市、国分寺市、府中市、小金井市、八王子市、国立市、小平市、西東京市、武蔵野市、三鷹市、調布市、立川市、昭島市、武蔵村山市、多摩ニュータウン、町田市、狛江市、多摩市、日野市、稲城市
【神奈川県】横浜市鶴見区・港北区・南区・保土ヶ谷区・戸塚区・神奈川区・瀬谷区、厚木市、海老名市、座間市、伊勢原市、茅ヶ崎市、寒川町、二宮町、平塚市、大磯町、秦野市、中井町、大和市、相模原市、川崎市多摩区・高津区
【山梨県】笛吹市、市川三郷町、甲府市、中央市、鰍沢町、増穂町、韮崎市
【静岡県】熱海市、長泉町、清水町、沼津市、御殿場市、裾野市、三島市

※設備状況により、各グループで停電エリアが変更となることがありますので、ご了承ください。


◇第3グループ
<平成23年3月14日(月)12:20~16:00>

下記、市町村の一部のエリア

【栃木県]宇都宮市、鹿沼市、小山市、栃木市
【群馬県】太田市
【茨城県】水戸市、ひたちなか市、常陸大宮市、常陸太田市、那珂市、土浦市、つくば市、かすみがうら市、牛久市、竜ヶ崎市、稲敷市
【埼玉県】さいたま市、春日部市、朝霞市、和光市、志木市、新座市、富士見市、越谷市、川口市、戸田市、蕨市、幸手市、蓮田市、上尾市、桶川市、深谷市、本庄市、伊勢崎市、熊谷市、行田市
【千葉県】成田市、富里市、佐倉市、八街市
【東京都】八王子市、日野市、東村山市、清瀬市

※設備状況により、各グループで停電エリアが変更となることがありますので、ご了承ください。


◇第4グループ
<平成23年3月14日(月)13:50~17:30>

下記、市町村の一部のエリア

【栃木県】栃木市、佐野市、足利市、館林市、板倉町、明和町
【群馬県】館林市、邑楽町、千代田町、伊勢崎市、桐生市、みどり市、太田市、大泉町
【茨城県】水戸市、那珂市、ひたちなか市、大洗町、城里町、笠間市、桜川市、石岡市、茨城町、小美玉町
【埼玉県】本庄市、熊谷市、長瀞町、皆野町、秩父市、嵐山町、横瀬町、寄居町、深谷市、神川町、小川町、鳩山町、東秩父村、ときがわ町、毛呂山町、越生町、飯能市、入間市、坂戸市、日高市、東松山市、滑川町、吉見町、川越市、鶴ヶ島市、川島町、狭山市、桶川市、富士見市、さいたま市、新座市、朝霞市、和光市、ふじみ野市’.戸田市、蕨市、川口市、上尾市、久喜市、北本市、加須市、鴻巣市、蓮田市、伊奈町、白岡町、幸手市、宮代町、春日部市、杉戸町、松伏町
【千葉県】習志野市、船橋市、千葉市
【東京都】荒川区、立川市、昭島市、国立布、日野市
【神奈川県】川崎市、横浜市
【山梨県】甲府市、甲斐市、中央市、笛吹市、市川三郷町、昭和町、南アルプス市、山梨市、甲州市

※設備状況により、各グループで停電エリアが変更となることがありますので、ご了承ください。


◇第5グループ
<平成23年3月14日(月)15:20~19:00>

下記、市町村の一部のエリア

【栃木県】宇都宮市、矢板市、さくら市、芳賀町、市貝町、真岡市、益子町
【群馬県】前橋市、高崎市、安中市、富岡市、藤岡市、神流町、神川町、下仁田町、南牧村、臼田町、草津町、中之条町、嬬恋村、長野原町、美九里、玉村町、甘楽町、上野村
【茨減県】石岡市、小見玉市、茨城町、鉾田市、行方市、潮来市、神栖市、鹿嶋市、かすみがうら市、土浦市、稲敷市、牛堀町、佐原市、香取市、波崎町
【埼玉県】川口市、越谷市、三郷市、草加市、八潮市、熊谷市、行田市、鴻巣市、本庄市、上里町、深谷市、美里町、神川町
【千葉県】流山市、野田市、柏市、我孫子市、鎌ヶ谷市、白井市、松戸市、香取市、神埼町、多古町、東庄町、銚子市、旭市
【東京都】町田市
【神奈川県】横浜市、川崎市、相模原市、鎌倉市、横須賀市、三浦市、葉山町、逗子市、大和市
【山梨県】甲州市、山梨市、笛吹市、大月市、都留市、西桂町、富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村、忍野村、山中湖村
【静岡県】富士宮市、富士市、沼津市、函南町、三島市、伊豆の国市、熱海市、伊豆市、伊東市、東伊豆町、西伊豆町、南伊豆町、松崎町、河津街、下田市





なお、上記の発表におきましては、東村山市は下記時間帯いずれかの3時間、停電となるようです。

 ◇第1グループ
<平成23年3月14日(月) 6:20~10:00 16:50~20:30>

 ◇第2グループ
<平成23年3月14日(月) 9:20~13:00 18:20~22:00>

 ◇第3グループ
<平成23年3月14日(月)12:20~16:00>





なお、最新の連絡におきましては、東村山市廻田町は、
「12:00~17:00のうちの3時間」と報告が入りました。





なお、随時状況は変わるようですので、ご参考程度にお願いいたします。





なお、長期にわたる可能性もあり、安全衛生管理上、大変大きな問題も出てくる事項でありますので、今後の対応につきましては随時お知らせいたします。

地震の件

2011年03月12日 | 東日本大震災関連






怖かったですね。
あれほど大きな地震は、過去に記憶のない恐ろしい体験でした。


地震の起きた際、預かり保育や課外教室など、園にいた子どもたちは、約50人ほどでしたでしょうか。
地震の直後、関係者を含め、近隣から避難してきた方々と園庭の真ん中に非難。

広場にブルーシートを張り、ラジオをかけ、再度の余震に備え、念のためテントを。
気温が下がるにつれて、子どもたちは毛布に包まっていました。

2時間後位でしょうか?
落ち着いてきたところで、おひさまハウスを二次避難場所と指定。
平屋で、ソーラー蓄熱のため、停電になっても比較的暖かい空気が地下の蓄熱コンクリートから床を通して出てきます。
帰宅できない父親を待ちつつ「赤ちゃんと家に戻るのが怖い」と言う母親もいらっしゃいました。

万が一、両親ともに帰宅できず、泊まりを余儀なくされた場合の対策など検討しつつも、無事に引取りが完了。教職員以外は、無事に各家庭へとお帰りになりました。



一連の流れの中で、「一番人がいる状況で、もっと大きな地震だったら…」。
それが頭から離れず、シュミレーションしていたんです。



その後、当時、建物を設計した方も駆け付けてくれました。
園舎は、外装の塗料に若干ひびが入ったり剥がれ落ちた程度。各教室の天井は「釣り天井」なので、落下もなし。躯体の異常も見られないとの事。近隣の路上では水道管の破裂なども見られたため心配し、漏水やガス漏れはないかとメーターなど確認しましたが、幸いにして異常はありませんでした。



私事ですが、気仙沼には先輩と後輩が。過去、合宿でお世話になっていた名取の方々は大丈夫だろうか?
未だ、被災の酷い地域への心配は尽きませんが、感じたことは、いつ何時も、まずは、自分の身を守れる自分を作ること。
そうすれば、困っている人を助けられます。助ける側の負担も軽減されます。

誰もが、そう心に刻んでおくことで、万が一の際の対応力は増すのでしょう。

園においても、「何が必要だったか?」「何が必要となるのか?」教訓を最大限に生かす心がけを忘れないようにしつつ、人と人との助け合い、地域防災力の向上を願うとともに、引き続き、園としても有事の際には協力したいと思います。





今後もしばらくの間、地震の余波は様々なところで出るかと思われますが、突発的な震災の上、様々なご理解とご協力、また、お力添え、よろしくお願いいたします。