今日は本格的に降る雨の中での入園式となりました
「カエルさんは嬉しいのかな?桜の花は散ってしまうけど、木々の新芽たちは沢山の雨を吸い込んで、いっそう元気に芽吹くのかな?」
そう考えると、少しは気分も上向きになれるような気が…
とはいえ、せっかくの門出の日、保護者の皆様にはご不便が多々あったであろう事、お詫び申し上げ、また、それにもかかわらず、多くのご協力のもと晴れやかな入園式を行うことが出来、心より感謝しております。
話は変わりますが、つい先日、この場を年長さん達が巣立っていきました。その凛々しい姿が未だ記憶に新しいところであります。例年の事ながら「立派になった!」と、思いました。そして今、入園してくる子供たちを見て、「これから園での沢山の時間を過ごし、あのように育っていくのだろうな!」と楽しみな気持ちになりました。
その年長児達、もちろん在園期間中は喜怒哀楽、様々なことがありました。喜びや優しさは広き大きな心となっていきました。時には壁に当たったりと辛いこともありました。その様な時、周りの力添えとともに乗り越えていくたびに、子供たちの心に大きな勇気や自信が積み重ねられていきました。
子供たちには、たくさんの経験を重ね、たくさんのことを感じてもらいたい。乗り越える機会を大切に育ててほしい。それには、大人たちも時には子供たちのチャレンジや困難を前に手を貸すことを一歩留まらなければならない勇気も必要かと思います。きっと、まだまだ幼いこの子供たちではありますが、みんな無限の可能性を秘めています。園生活を重ねていくうちに、喜びに涙が溢れるほど凛々しく育っていきます。
どうぞ、ご家族の皆様も、そんな楽しみと希望を胸に、これから始まる園生活を温かく見守って頂きたいと思います。
「さぁ、今日入園してきたみんな~、
明日からは進級したお姉さんやお兄さんも来ますよ」
「みんな、みんなみんなお友達」
「楽しみいっぱいの幼稚園、僕たちも待ってるからね」
むさしのっ子&カエルさんより