控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

つるつる温泉発 日本で唯一(?)の路線バス

2017-01-07 15:51:00 | 御嶽山・初日の出登山
温泉以上に 気になっていたのは、コレ!

つるつる温泉名物(?) 機関車バス


ただ、今 停車している 8:28発のバスは ごくごく普通のバス。
すべての便が 機関車バスというワケでは ないらしい。

時刻表をよく見てみると、★(黒星)マークの付いた便が 機関車バスでの運行らしい。

次の★(黒星)マークの便は?

12:00!!

3時間半も先かっ!


そんなに時間があるんじゃ、温泉 入るしかないね。

本当は、すぐにでも帰って 寝たいとこだけど。

そこまでして、機関車バスに乗りたいか?
子供じゃあるまいし。

って思われそうだけど、機関車バスだから 乗りたいワケじゃない。


またの名を トレーラーバス とも言われる、この「機関車バス」は、現在 日本で運行されているバスのうち、けん引二種免許 を必要とする 日本で唯一 のバスだったりする。

仕事でバスを運行する身として、日本で唯一のバスを体験してみたいのだ。


機関車バスの発車まで、まだ3時間以上あるものの、せっかくのチャンス☆
温泉にでも浸かって、待つとしよう!


外から見た感じどおり、中は広い。

広いロビーに、食事ができる大広間、横になれるリラックスルームがあるなど、浴室以外も充実している。

入浴料は¥820。
入館から3時間を超えると、延長料金がかかる。

現在 8:40だから、11:40までか・・・

まさに、12:00発の機関車バスに乗ってくれと言わんばかりの展開だ。


本日は、よりによって 男性が「美人の湯」である。
いや、“美人”とは決して女性だけを差すものではないってコトですね。

それにしても、朝の8時台だというのに、人の数がスゴい!
日の出山から下山して来た人が、次から次へとやって来る。
今日(元旦)は特別なんだろうけどね。

入浴する前に、ちょっと休憩したいな。
時間は、たっぷりあるし。

ロビーのソファーの上に腰を下ろし、リュックを枕にし、上半身だけ横になる。
すると、あっという間に夢の中・・

ソファーの上だと アレなので、畳敷きのリラックスルームへ移動。
ここで、堂々と横になるも、程なくさて やはり夢の中へ。

当然と言えば 当然。
それだけ 疲れている。

気付けば、10時半すぎ。
温泉 入らなきゃ!

もっと寝てても 良かったくらい。
12時なんて、あっという間だな。


温泉は、その名のとおり、入った瞬間から 肌がつるつるっになる。
美人の湯の方には、露天風呂もある。

服もズボンも沢山 着込んでいるから、更衣室での脱着が大変だ。


残り時間を利用して、食事をしておきたい。

今年、初めての ちゃんとした食事。
大広間で頂いたのは、つるつる温泉の名物「赤いうどん

激辛物ではなく、赤いスープの正体は トマト

トマトスープの中に、具としても トマトが入っている トマトづくし。

リコピンが たんまり摂取できそうだ。

トッピングが、レタスや鶏の唐揚げというのも新鮮。


「年越しそば 」ならぬ「年越したうどん」で燃料補給も完了。

3時間 フルに滞在して、11:40 外に出る。



しばらく待っていると、お目当ての「機関車バス」が登場!

動きが トレーラーと一緒だ。

これが、日本で唯一だと思われる「けん引二種免許」を必要とするバスである。



つづく