昨日の続きで15日(金)の事。
既に己の記録用なので、意味も無く細かい箇所もありますので、
ご容赦くださいませ。
さて、安全に動く車(笑っていいのか)で向かう先は、中種子町の中心。
種子島と言えど2月は寒いに決まってるので、カイロ系はそれなりに用意したつもり。
だけど足の冷えがハンパでない己。運転を一人でするのにカイロは必需品。
靴の中敷みたいな奴があと2枚しかなかったので、夏に寄ったドラッグストアへ。
中種子のAコープやガソリンスタンドがある交差点の近くにそのお店はあって、
とりあえずそこでカイロを買い足す。
因みにこの「ミドリ薬品」さん、店舗の一角の小さなスペースながらも百均がある。
用が済んで交差点に出てみると、向こうの通りにも新しいドラッグストア発見。
Aコープ側の通りで、Aコープの隣にあるのが「ドラッグイレブン」さん。
先述のお店ともども、夜11時まで営業。
南種子からはちと遠いけど、化粧品から粗方の薬までほぼ揃ってるので、
己のようなすぐに不調を訴える輩には、非常に心強い味方に。
その後、メイン通りをずーーっと南下していくと、「大和温泉ホテル」に到着(ほぼ一本道)。
改めて走ると、中種子の中心から南種子の中心までって、それなりの距離あるわあ。
所要時間は30分だけど、ほとんど信号無く車もメチャ少ない状態で走っててこの時間。
己の地元も決して都会じゃないけど、同じ距離なら1時間は掛かるはず。
先に荷物を預ける為フロントに行くと、見覚えのあるおじさんが。
9月にお世話になったホテルの人。3人とも顔を覚えてます~。
因みにこの人は、己が温泉内で無くしたボディタオルを拾っておいてくれた方(笑)
「今回打ち上げ延期になったけど、来ちゃいました」
「そうですかー、ありがとうございます」
お互いに生ぬるい笑みを浮かべるしかない状態(涙)
まだ12時過ぎたばかりというのにチェックインさせてくれたのですが、
荷物だけ預けて今来た道を戻る。
増田宇宙通信観測所に向かう途中で、
さぬきうどん屋「阿波っこ」に立ち寄る。
(お店のご主人は相変わらず「一見ダンディ」(笑))
平日のお昼だけど、お客さんは己以外に、座敷に一組のみ。
前回と同じ席に座り、前回同様「親子丼とミニうどんのセット」を注文。
待ってる間に、延期した事が載ってる地元紙「南日本新聞」を捜してたら、
「今日の新聞、まだ来てへんで」
・・・あのー・・・もう昼過ぎてますけど?
そうゆうものなのかーと島に居ること実感。
その内に、カップルと親子連れが一組ずつ入ってきた。
どう考えても地元民ではない。
この人達も己と同じ「打ち上げに振られた」口?(には見えないが)
カップルの彼女の方は蕎麦が食べたかったらしいが、
この店では蕎麦があるには火曜のみ。残念ね。
でもここ「さぬきうどん屋」だから。
因みに、前回の様な「2時過ぎまで空きっ腹状態」で食べた訳ではないからか、
割と量が多く感じられてしまった。全部平らげたけどさ。
会計の時におじさんに
「今回延期で残念だよー」と言ったら、
「何か今回は時間掛かりそうやってなー」と仰る。
うーむ地元の人はそういう見解か。
関係ないけど
「この前帰る時(9/17)、お店寄ったら定休日じゃないのに閉まってた」と言ったら、
「あー、運動会やったしなー」とのお答え。
ええ、アイショッ石堂店もそうでした。中種子町の小学校?の運動会だったみたいね。
でも孫やら子供の運動会だからってんでお店休みOKって、なごやかでいいなあ。
お腹も一杯の所で、増田通信所に向けて出発。
今回は前と違うなナビだったせいか、増田に行く道順がちょと違って、
途中までは割と民家がある所を走る事に。
その途中、島には似つかわしくないと(勝手に)思えたヒマラヤン(猫)が道に出てきて、
いきなりアスファルトの上に身体をスリスリ。ゴロニャン状態。
己の車が迫っているというのに、意にも介さずゴツゴツ感を満喫してる模様。
仕方ないのでこちらが停車。じっと見てたら
「あら?やだ、気付かなかったわ!ごめんなさーい」
てなおばさんの如く、急に真顔になってお庭に帰って行きました。
イヤいいんだけどね。
9月の時、何匹もの轢かれてしまった猫が道の端に居たのです。
地元の方の通常の運転なら、万が一飛び出しても、
大体が事なきを得ていたんでしょう。
でもレンタカーの外部者のスピードは、
地元民に比べ凡そ10キロから20キロ以上はオーバー。
いつもの調子で道を横切ろうとした猫に降りかかった災難は
一体どの位あったんでしょうか。
今回の旅でも、たまに道の端に目をやりましたが、一匹も見ないで済みました。
きっと観光客が圧倒的に少なかったからだと思います。
少しだけホッとした出来事。
さて5ヶ月ぶりの増田に到着。
思いの外車が停まっていて、中の展示室も前の時よりも賑やか。
何人かの同好の士が、展示物をカメラに収めてました。
でも今回は誰も「パラボラ操作」させてもらわなかったみたい。
内容は前回と変わってなかったので、運転疲れを癒す為、ソファに座り、
再び頂いてしまった資料とかいろいろの詰め合わせ?を見てると、
前回欲しいと言ったら
「古くてもう在庫がない」と言われたはずの、
ロケット研究者の年表が入ってた!
しかも玄関に山積み!!(笑)
まさかとは思うけど、わざわざ印刷したんじゃないでしょうね!(笑)
疲れが取れて来た所で、早々に退散。
玄関を出て、改めてパラボラをデジカメに収める。
高台にあるせいか、風が相当強くなってきてちょっとよろける様に。
車に戻る時、駐車してる他の車のナンバーみたら関係者の車だらけ。
打ち上げ延期してから、ほとんど張り付き状態だったとか聞きますが本当?
通信所を後にして、向井海岸方面に下りる。9月に初めて双眼鏡で射場を見た場所。
今回は白く煙ってまったく見えず。つか双眼鏡ホテルの荷物の中です(涙)
何となくダラダラと走り、そのまま種子島宇宙センターへ。
「そういえば機体移動を見る時の入口って平山方面だったな」
機体移動の見学、実際はいわさきホテル側の正面入口から入ってもいんですが、
一応確認の意味で平山地区からセンターに。
大型ロケット組立棟の横を通り過ぎる時、
「ここに今【きずな】居るんだよねー(涙)」と思わず呟きました。
ロケットの丘に向かう途中、センター内見学バスとすれ違い、
思いの外、人が乗ってる事に少し安心。
既に4時をとうに回った時間、ロケットの丘には誰もいません。
車を降りて見下ろすも、当然と言えば当然ですが、
とにかく風が強い! (目の前海だし!高台だし!!)
あまりの風の強さと体感温度の低さに負けて早々に車に逃げ込む有様。
あれじゃあ部品の不具合なかったとしても、飛ばなかったんじゃないかしら・・・
駐車場はそれなりに一杯。
見学客は、どう見てもロケットの為に島に来たとは思えないおじ様の団体と、
あぶれてしまった何人もの同好の士で構成されてました(苦笑)
時計を見たらもう5時前。とりあえず喫茶コーナーでアイスコーヒーを注文。
その後お土産コーナーに行くと、今回の新商品?発見。
その名もズバリ「宇宙食カレー」 (ハウス食品提供)
まだ食べておりませんが、味覚が鈍る宇宙用ゆえ味が濃いらしいです。
同好の士達も買っておりましたが、一人で10食以上買ってたアホは己のみ。
お土産だからいいんだーい、と思いつつもそのお値段にビックリ。
差し上げたみなさん、少々高級なカレーです。心して頂く様に(笑)
次の日のツアーを申し込もうか悩みましたが辞めました。
今回、閉館時間が迫ってたとはいえ、展示室にも入ってないんだよなー。
【かぐや】が飛んだ後だから、内容に変更があったかもしれないし、
何より「打ち上げ音響体感」してこなかったのは、本当に悔やまれる・・・
あそこのブースが一番のお気に入りなのに・・・しくじった!!
日が暮れる内に帰るか~と車を走らせながら、ふと思いつく。
「非公開見学ポイントで有名な●の湯、
入り口だけでも見つけとこうかな」
前回9月にYさんの聞いた話を頼りに探すも、入口は見つからず。
県道から千座の岩屋に至る道の右にあるという其処。
まずは千座の岩屋に向かう。
そこから記憶というか聞いた話を思い出しつつ挑戦!
が・・・。
千座の岩屋の駐車場に辿り着いてしまいました(ガクリ)
どうしようかと思いつつ、打ち上げ見学先輩のK氏にメール。
「近くに石橋とか、ポストのある小さなお店がありますか?」
するとありがたい事に、すぐに返信メール(感謝感激)。
わざわざ千座の岩屋から県道に出るまでの道案内が書いてあります。
それを元に県道へ向かってGO!!
しかし、またしても見つけられず、
今度は県道に出てしまい(涙)
その旨報告すると、
「頑張ってください。私も最初は迷いました。
東京から種子島の道案内というのも、なかなか不思議な気分です」
ええ、ええ、そうですよね。変な事につき合わせて申し訳ありません(汗)
再度チャレンジの為に、わざわざ千座の岩屋に戻る己。
既にこの付近を何回往復しているだろう・・・
只さえ車の往来がない平山地区内を、「わ」ナンバーの車がグルグル。
ハッキリ言って不審者(車)です。
でもこうなるとやはり見つけて帰りたいのが人情。
左に入る道を気にしつつ走り回る。
しかし気付けば既に一時間も探してます(ホント馬鹿だ・・・)
舗装されていない道で、
この先に温泉があるとは誰も思わないような入口と聞いているので、
それらしき道を探す・・・けど迷って港の事務所の敷地内に入っちゃったり(汗)
そろそろ6時に差し掛かろうという時間。流石に辺りが暗くなってきた。
こうなったら、道の入口を写メールで撮って送ってみよう!
てな訳で、ここか?と思われるポイントに車を止めて、
舗装されてない道の入口付近をパシャリ。
写真撮るような場所では全くない所で、地元民じゃない女が写真撮ってる様を、
すれ違った軽トラが不振がって見ておりました(そらそうだ)が、
背に腹は変えられず撮影!そして送信!!えいっ!
さあ!どうだ!!
「残念ながら」
・・・そうですかー・・・違いますかー・・・・・・(涙)
何かダンジョンに嵌ったゲームの主人公みたいな気分に。
既に夕闇が迫ってきたのでその日は諦めて帰る事に。
その後送られてきたメールには、
記号を駆使した地図が書かれておりました(平謝)
K氏も「女は地図が読めない」という事を再認識されたと思います・・・
本当にスミマセン・・・・・・
帰ったホテルでは、何はともあれ夕飯夕飯。
ホテル専用のレストランとかはなく、温泉客も利用出来る食堂があるのみ。
食券を買って、お茶もセルフサービス。
その日のオススメは「白身魚のステーキ」
値段は700円也。
お肉食べたい気分じゃなかたのでそれに決定。
先客のいない座敷は寒い位。隅に積まれた座布団を3枚重ねて座りひたすら待つ。
なんせ調理人が一人しかいないからねー。
温泉の入口でレジ売ってる人が、料理運んでくるような状態ですから。
でも美味しいんですよー。自分はここが気に入ってます。
どのくらい待ったでしょうか、ジュージューという音と共に料理が来ました。
「ハイ、お待たせしましたー」と出された料理は。
ド ン ッ ★ (【遊戯王】風に)
デカ!!つか多いから!!(驚)
切り身が二切れ!!
付け合せの野菜炒めは、一品料理の半分の量はあるし!!
ついでにごはんもドンッ!それに煮物と春雨サラダの小鉢付き。
これで700円は首都圏ではありえないーーーー!
思わずデジカメで撮る!
後にこれ見て値段も知った友達は皆口々に「学食!?」と言いました。
だよねー、この量でこの値段。経営が成り立ってるのかといらぬ心配する始末。
しかも! 美味いんだ!これがッ!!(感動)
何の魚か分からないし、味付けも胡椒と醤油のシンプルなものだけどモロ好み。
こんな店が己の地元にあったら、週一で通いますよ。マジに。
夕飯食べ終わって、部屋に戻り、一息ついてから温泉へ。
強めと弱めの泡風呂に漢方薬草の風呂、それから「電気風呂」。
(これは以前痛い思いをしたので入らず)
分かっちゃいたけど、地元民しかいない。しかも9月の時よりも少ない。
逆上せないように気をつけつつ、のんびりゆったりまったり浸かる。
特に運転の疲れを取るための足裏と痛めてる首を入念に泡でマッサージ。
クラーっと来たら、水風呂に手を入れつつ隣の薬草風呂に。
その繰り返しで多分1時間は優に居た。よく大丈夫だったな・・・
お部屋は当初ツインだったけど、キャンセルしてシングルに。
前の9月は打ち上げあったにも関わらず、
シングルで取ったのにお部屋はツインをあてがってくれたんだよなー。不思議。
でも今回は狭い方が寒々しくなくていいからね。助かりましたが。
しかし、今回の部屋は角部屋だったせいもあり、
風の音が!!ものすごい!!
うるさい!!!(苦)
カーテン開けて外を見ると、煌煌と照る月があっという間に雲に隠れて真っ暗に。
他の建物よりも各段に高いホテルの部屋から見る風景はほとんどが闇の中。
ハッキリ言って次の日の天気も期待出来そうには無い感じ。ショボン。
次の日何して過ごそうか考えながら、いつの間にやら寝てましたが、
今回は途中で目が覚めてから全然寝付けなくて。
風の音のせいか、ベッドがイヤに固く感じたのか不明ですが、
その後はちょこちょこ目が覚めてしまい、かなりの寝不足になりました・・・
打ち上げ前日とかじゃなくてマジに良かったです・・・・・・
という訳で。
上陸した日は特にこれと言ったこともなく。
つか今回の旅のトピックスはほとんどナシ(苦笑)。
でも日記につもりだし。まあいいか。
続きはまた明日。