シャーリーズ・セロンがカッコいい! そしてとても美しい!!
なんだかウロウロしてるだけみたいな マックスが、なぜかだんだん魅力的に見えてくる~ (もしかしたら、今風の意味で「期待されてる」男性像?なのかも。その場での必要性を自分で見て取って、そこを身体を張って補佐してくれる・・・とかなんとか)
白塗り・ヒビ割れ唇・へんてこ刺青?の男の子が、後半だんだん可愛く見えてくる~(^^;(「瞳」の威力?かなあ。それにしても誰かと思った)
何より、あの「火を吹くギター 」!!(ほんとに「火」が出てたと、後から聞いてビックリ。プレイヤーはバトル中ずっと、目隠し状態でガンガン演奏しっぱなし~とか)
大体、出てくる人間も、その他モロモロも、不気味・怖い・キチャナイ?ばっか~(^^;; 「子産み女」たち(美人ぞろい)に「目」を休ませる作用?が あるのを実感~(コンナコト初めて思った)
前三部作をロクに覚えてない(観てないのもありそう)ので、世界観とか登場人物の背景とかは、よくわからないけど、わからなくてもストーリーには一応ついていける。
というか、わかろうとわからなかろうと、ソンナコトはどーでもいいのかも。(知りたい人は多分最初から知ってる?)
とにかく、あのエネルギー500%!!ぶりが凄いのだ。それを体感して、ただただ呆気に取られる・・・というのが、この映画の醍醐味だと(私は)思った。
ドラッグだろうが、言葉だろうが、音楽だろうが、化粧だろうが、はたまた爆走・爆発だろうが、使えるものは全~部、最初から全開!ヴォリューム最大! ありったけの方法で、人間のバトル本能を駆り立てる。「燃え尽きて死ぬのが最高にカッコいい」って洗脳?されてるし、汚染その他で短命なのも本人最初からわかってるから、もう怖いモノなんかな~んにもない!
この「最初から最後まで、凶器と狂気と狂喜で突っ走る」ストーリー・・・・・考えついた人はエライというか何というか。(脚本家はともかく、監督さんは70代の筈。)
一つだけ、個人的に不思議だったのは、シルク・ド・ソレイユの「生々しさ」が苦手な自分が、この映画からはそういうモノをあまり感じなかったこと。(かといって、「生々しく」ないのが3Dの影響とも感じなかった)
監督の方針で、この映画ではなるだけ3Dに頼らない(つまり人間がアナログに活動して、跳んだり跳ねたり作ったり~?)撮影の仕方をしたと聞いた。
だからだろうか、3Dの不自然さは勿論のこと、ある種の(デジタルな作り事ゆえの)安心感?のようなモノも薄くて、まさに「目の前に人や物が実在している」感触・迫力があるのだけれど、でも現実の「生々しさ」とは違っている・・・。今でもその不思議さは、自分ではうまく説明がつかない。
それでも・・・
騒音と暴力・破壊の連続~みたいな映画は、もうヤだ・・・と思いながら観に行った私にでさえ、観た後はある種の「爽快感」が残ったこと。それはストーリーの後味の良さだけじゃあなかったと思う。
「最初から最後まで狂気の沙汰」。でも、だからこそ「歳月感じて、シミジミばっかりしてちゃいけない!」・・・いろんな感想を目にしたけれど、私としては、「(エネルギーの低い)自分向けじゃあなさそうに見えても、予感が働いたらやっぱり観に行ってみなさい。」と、映画の神サマに、やんわりたしなめられたような気がした(^^;
(観に行った前後の顛末?を、別のブログに書いてました。忘れてました(^^;。自分の記憶用に貼っておきます)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/44689582.html