今日、Ｋ新報に現役中学教員の投稿が掲載されていた。一貫して学区撤廃に反対してきた立場からと言って、今回の入試の弊害をいくつかにわたって述べている。
この投稿の一番の欠陥は、今回の弊害の羅列のみで、過去の学区制・男女別学が主流などへの評価がすっぽりと抜けていることである。
弊害を指摘して、ではどうすればいいとポジの主張は一切ない。学区撤廃になぜ反対してきたのかを省略している。
わたしは、常に宮城県教育委員会の保守性に反対の意見をもってきた。しかし、宮城県の教職員自身が、積極的に現制度を改革することに前向きに努力してきたのか、大いなる疑問を持たざるをえない。
一極集中がおきるであろうことは、当然予測されたことである。それは、学区の壁で、受験できなかった生徒の解放の力なのではないのか。その流れに、的確なアドバイスができなかった中学の教員に問題がある。
県民の税金で成り立つ高校であるからこそ、進学したい高校を自由に選択できることこそ最低限の条件なのだ。
本年度最初の定期考査が、6月に各中学である。
春先からの行事の多さで、どこの学校も授業進度が遅れている。
遅れをとりもどそうと、生徒の理解確認もおろそかにスピードをあげる。
その結果、ここをやるように、ここから、こういう問題がでると指示、極端な平均点の低下を防ぐ。
生徒は、それに流されてはいけない。定期考査の準備勉強を通じて、入試に通用する実力をつけることを目指すべきである。
伸学会は、定期考査対策を、受験対策として扱い、指導する。定期考査を利用するのである。
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Shingakukai of Sendai<o:p></o:p> |
昨夜からの雨
が、一時もやすまず降り続いている。東部仙台には、大雨注意報がでている。
しかも、ときおり風も強い。
例年、梅雨前の今が、日照
も多く、さわやかな時期なのだが。
夜にかけてさらに強くなるという。こういう日
は、授業は中止しよう。
各自、自宅でゆっくりと、自主勉強
だね。
この参考書を使って、復習の学習をしますと、生徒はいう。
でも、それをどれくらいの期間で実施していくのか。
2ヵ月なら、週にどれくらいやらなければ、いけないのか。
それがなければ、学習計画とはいえない。
今日、なにをすべきか、 それがあって計画といえるのだ。
