ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

頸城・放山(1189m)

2011年01月30日 | BCスキー
2011年1月29日(土)

天候:曇りのち雪
メンバー:Kさん

この日は、お誕生日山行&新兵器の初おろし山行。
昨年のシーズン初めに立山へ行ったKさんをお誘いし、Kさんご所望の放山へ行った。
松本出発時は、晴れてえらい寒い。
新潟県に入ると雪がごっそりであった。昨年より多いか。
名立で朝食とって、シャルマンへ。
昨年は2月に来たが、雪はやはり多い感じである。
周りの天候みると予報通り崩れそうな気配である。
半日券買って遊んでから行こうとも思ったが、早めに行った方が賢明そうである。
あと、金曜に滑られたシュプールでギタギタでもあった。
少し降ったようであるが、リセットされるというほどでもなかったようだ。
リフト山頂へ着くと、Kさんシールを車に忘れたことに気づく。
私は、スーシュでコーヒー飲みながら待つ。


ゲレンデトップ

天気も怪しくなってきた。気温は、長野より暖かかった。
ゲレンデトップからドロップして、小さな雪原へ。
シールをつけ出発。


小さな雪原

さて、私はアメリカツアーの多大な影響と先般の下りラッセルでついに太板買ってしまった。
Voile Drift,TLT Speed,GARMONT RADIUM
の組み合わせである。板は太板の割に軽くTLTも軽いので、すでに持っている
BDの板より軽いかもしれない。
ただ、TLTは初めてであったので、その取り扱いに慣れなければならない。
登りはじめで、何回か右の板がはずれてしまった。
バネの下に雪入ってしまうとしっかりはまらないのか、ねじれが入るとはずれた。
雪の状態は、トレースなどもなく数センチの新雪。そんなに沈まない。
場所によっては、沈みそうなところでも板のお陰か沈まない。


雪原から放山

雪も降り出してきたが視界は効いている。


広葉樹林の登り

いい間隔の樹林帯でこの雰囲気も好きである。
キックターンも長さが少し長くなった分を考えてやれば、そんなに不自由はない。


稜線

視界が若干悪くなってきたが、程なく稜線へ出る。
意外と風がなかったのは助かった。
1P強で山頂へ。


山頂にて

昨年はもうちょっと奥まで行ったが、今回はきっちり山頂で。
ここでシールはずしてドロップ準備。お手軽でいい。
ほぼトレースを戻る感じで行く。
ブーツはちょっと硬めであるが、いい感じである。


Kさん

降りたてのちょっといい感じのパウダーである。
板であるが、樹林滑降も、ロッカーのお陰か結構クイックな小回りターンもこなしてくれた。
今回はスキーヤーズライトへ行ってみる。
当初は、沢が狭いがレフトのように登り返しはほとんどない。
この辺で雪もいい降りで曇っているせいもあって斜面が分かりずらかった。
さて、そろそろレフトと沢が出合う頃、滝状のところが現れる。
えらい急斜面トラバースすればクリア出来るが、手前で左の小尾根に乗っかった方が楽である。
初心者連れている場合は厳しいかもしれない。
この出合から沢は広くなり程なく橋が見えてきた。ここで右に少し登り返してスキー場へでた。
TLTにもう少し慣れれば問題なく使いこなせるだろうと思った。
来週は板の威力発揮出来るようなところ行ってみようかと。
雪も激降りになり、早々に退散。
柵口温泉に入り、新井でミサの味噌ラーメン食べて帰路につく。

家に帰ると、私のパーティーを山の友人達が催してくれた。
これは知らなかったのでびっくり!感謝である。
ありがとう。



POWDER TRIP in UTAH,USA vol.7

2011年01月22日 | BCスキー
【最終日】2011年1月10日(月)〔現地時間〕

~BCC バックカントリー~

情報収集すると、BCC、LCCが一番降雪があったようだ。
偵察時に行ったSprucesから Greens Basinの北面樹林帯へ行ってみることにする。
ここはBCCの南でSilver ForkとDays Forkの間の長い尾根である。
早朝、Sprucessの駐車場へ。


駐車場

一台雪に埋もれた車はあったが、他はおらず。
準備して、キャンプ場をSolitudeスキー場へ向かっているクロカンコースを行く。


キャンプ場

キャンプ場をしばし行くと山へ入るトレースがあったが、そこはスルーして夏道の方へ行ってみる。
行ってみるが、昨日のものと思われるシュプールはあるが、トレースはない。
適当なところで山へ入る。ところにより膝ラッセルである。
しかし雪が軽いのですぐに先端が出てくる。


斜面を登る

1ピッチ半くらいで先のトレースにぶつかる。シュプールは結構あった。
これ来ればもうちょっと時短出来たか。
その先に、Greens Basinの雪原が広がっていた。
非常に雰囲気のよろしいところである。 キャンプしてみたいな。


雪原

ここから沢上のところを上がる。
トレースとシュプールで随分荒れている。


沢状を上がる

ここから斜面を少し上がると、Silver Forkからの尾根上に出る。
上がってみたらこれがまた、いい尾根で。と言うことはシュプールがっつりであるが。


Silver Forkからの尾根

この尾根もいいが、その先に広がる斜面は垂涎もの。
予定変更して、この斜面をいただくことにする。
尾根に出て少しで、ジャンクションピーク(JP)に上がる。


JPにて(3000mくらい)

JPにて記念撮影。ここから少し先のピークへ向け2人上がってきていた。
そして、我々の後にもSilverからのパーティーが来ていた。
先のピークの2人は、テレで綺麗なテレ滑りしていた。


当面の斜面

積雪十分で、JPからすぐは、シュプールいっぱいであったので少し先へトラバースするとノートラック!


Taichi


私(Taichi会心のショット)

やっと、底なし激軽パウダーにありつけた。
今まで味わったことのないものであった。2月くらいはすごいのだろうな~
気持ちよすぎてあっという間に谷底へ。
トレースはバッチリである。ところで皆さんどこに車停めているのだろうかと偵察。
しかしよくわからなかった。
我々は、駐車場まで戻らねばならない。
地図によれば、クロカンコースがあるはずだが、これもよくわからず。
とりあえず山の中をトラバースしていく。


トレース

しかしこの辺別荘地でプライベートの看板至る所にあり、途中で道路に出て車取りに行った。


道路を歩く

15分ほどで駐車場着。すぐにスキーデポったところに戻り、その後駐車場偵察行ったが、
Silverの駐車場わからずであった。今後の課題。
今日はガッツリであった。
最後の晩餐にTGIで豪勢にステーキ食べて、帰国準備する。

あとは帰国の途につき日本時間の12日に帰国した。
また時間ある時にポイントまとめたものをアップします。
質問等ありましたらメールで問い合わせて下さい。

POWDER TRIP in UTAH,USA vol.6

2011年01月22日 | BCスキー
【第6日目】2011年1月9日(日)〔現地時間〕
おさげ
~POWDER MOUNTAIN スキー場 バックカントリー~

朝、各スキー場の降雪を見ると3~5インチと少ないが降雪はあったようだ。
各スキー場の情報は5~6時くらいに更新される。
この日は、ちょっと足を伸ばして北部のPOWDER MOUNTAIN スキー場へ行った。
雪の中、フリーウェイ(I15)をソルトレークシティ北部のOGDENへ。
ここから、東へ山の中へ入る。120マイルくらいか。
街から谷に入るとすぐにとてつもなくでかい滝が凍っていた。
これは登り甲斐がありそうだ。
そして、そこから数キロ行くと大きい貯水池がある。
そこを左へ。右に行くとSNOWBASINスキー場である。ここもよさげなBCエリアがあるが、雪が少ない。
貯水池は凍っており穴釣りしている人がいた。


貯水池の穴釣りの人々

ここからリゾートの街を抜けて山を上がるとスキー場だ。
随分凍ったりして路面状況は悪かったが、AWDで難なく上がって行けた。
最初の駐車場は、通り越してその奥のメイン駐車場へ。
オープンの9時ちょっと前に着いたが車はまだ少ない。
今回は、スキー場管理内ではあるが、キャットで途中まで行って、ハイクアップするかしないと行けない
James Peak(2872m)からのルートである。
ここ降りてから、クワッドリフトで駐車場へ戻ってこられるのである。


スキー場から James Peak

写真で見えるところはすべてスキー場エリアである。
とりあえず半日券を買いに行く。


リフト券売り場

買ってからスキー場のマップをいただき、見てみる。
リフトは4本のみで、あとTOWというロープで引っ張ってもらうものが2本とエリアの割には少ない。
あとはキャットでフォローするようであるが。
下の駐車場から乗ったリフトがキャットの乗り場へ行くリフトのようだ。
それ目指して1本、谷降りてリフト乗って研究するが、どうもたどり着けないでウロウロ。。。
パトロールに聞いてみると、道を降りるか循環バス乗っていった方がよいとのこと。
リフト券売り場前からミニバスに乗って、下の駐車場へ。
バス内は、ディアミールとかつけたスキーヤーが多かった。
リフトに乗って稜線に出る。そこからコルまでドロップ。すぐである。


キャット乗り場

キャットは確か別料金で15ドルだったように思う。
我々は当然ハイクアップである。


看板

右側歩けとのこと。もうすでに入った人のトレースもある。
この辺もうっすらではあるが降ったようで、さらさらのパウダーが。


キャット

キャットの運転手と何回かあいさつかわす。
西の方の山もよさげな山が広がっていた。
稜線左はスキー場外だから自己責任でみたいな看板有り。


スキー場エリア外の看板


キャットの終着ピーク

Lightning Ridge(2744m)の丘みたいなピークがキャットの終着地点である。
ここからは皆さんハイクアップである。
ボーダーは手に持って、ツボ足で上がってきていた。
キャットで行った先行パーティのトレース使わせてもらう。
どうもアメリカ人のジグの切り方は、日本人より角度をつけない。
足が長いのでガバッと足を開いて、鋭角に角度つけて斜度はつけずに上がっていく。
この方があまり効率的ではないが、楽は楽である。


キャット終着点からBC入口の看板

BCと言ってもスキー場管理内であるので、雪崩コントロール、判断などはパトロールが行っている。(右の看板)
OPENとなっていたので入れる。


James Peak

この左側の谷もいい斜面が広がっているが、降りてからの足を考えなければならない。
途中で登り返せばいいが。


西側の山と近郊の街

結局1時間ちょっとでピークに着いた。


山頂にて

そういえば、どこのピークもションベンのあとが至るところにある。
ちょっとはずれですればいいのにと思うのだが。。。
踏まないようにピークでの撮影である(笑)
あと日本では当然であるが、トレースありがとうと挨拶すると、逆にえらい恐縮されてしまった。
そういうマナーはないのか?私の英語が仰々しかったか?(笑)
ピークの北面もまばらなpineのツリーランが楽しめそうであるが、時間がないので諦める。
さて、山頂からすぐのカールはすでに滑られてしまった。
その1本横に移動。
シュプールもリセットされており、いい感じ。


パウダー

ほぼ南面のため、以前の雪が堅く底有りであったが、快適なパウダー!
雄叫びあげながら滑る。
途中、吹きだまりのいいルンゼに飛び込む。これまた最高!


この谷を降りる

あっという間に谷の底に着いた。
スキーヤー、ボーダー至る所から出てくる。
最終的にはこの谷底に着く。そして、その先にクワッドリフトという快適なものである。
しかしここもスキーエリア内というのがすごい。
このスキー場で一番長いリフトに乗り、もう一本軽くドロップしてからリフト乗り継ぐと駐車場である。
リフト乗っていて岩崖が至るところにあったが、そこの雪ついているところは、え~と思うところに
シュプールがついていた。ここもイってしまっている人がたくさんいるようだ。
午前券ぎりぎりで戻った。
楽しかった!

帰路は、OGDENのMacでハンバーガー食べて、雪の解けたI15を戻る。

POWDER TRIP in UTAH,USA vol.5

2011年01月22日 | BCスキー
【第5日目】2011年1月8日(土)〔現地時間〕

~BCC バックカントリー~

昨日偵察に行ったBCCの Raynolds Peakへ。
土曜なので道混むと思い、7時前に Reynolds Flat駐車場へ。
まだ暗いし、車もなかったが、スキー場へ向かう車は結構いた。


夜明け

薄暗いうちに準備し、出発。
一般的には、Mill Dを行くようだが、我々はトレースもあった Reynolds Gulchを上がった。
ピークの右のコルへ上がる沢筋である。


中間部

植生は、aspenで樹林間隔もほどよい。
雪は降っておらず、南面のため雪は堅い。
トレースはずれ、エッジ効かさないとずるっといってしまう。
降りるのも苦労するので、予定通り北面カールを狙う。
今日から低気圧が来るので、雲が多い。


上部樹林

aspenといえば、スキー板の素材にも使われている。
雰囲気もいい。
この樹林を上がり、稜線へ出る。北面はpineだ。
この辺植生は本当に単純。
稜線に出るとかろうじて、まだガスっていないが、周りのピークはガスの中。
しばしでピークへ。
下を見ると駐車場は車でいっぱいである。


Reynolds Peak(2872m)

まあ当然のことながら北面はギタギタであるが、まだシュプール刻めるところも残されている。


カール出だし

若干トラバースして、樹林との境をドロップする。


上から見たところ下の平はDog Lake

一週間経った雪とは思えない軽さである。


下から

やはり期間を経た雪でこの軽さは日本ではあり得ない。
日本はどうしても湿度がある。
そういわれてみれば、汗かいているのだろうけどアンダーが濡れない。
だからショップにはアウターでGOREほとんど見かけなかった。というか必要ないかもしれない。
私もNORTHのアウターのパンツ買ってきたが、GOREでない。


中間部から北方面

中間部の傾斜落ちたところから、樹林に入る。


pineの樹林

樹林はパウダーが温存されている。
すぐに Dog Lakeである。


Dog Lake

ここからトレースを東へMill D の谷をいく。
途中、パツキンのお姉さんスキーヤーパーティーがわいわい言いながらすれ違う。
このトレース、適度に傾斜有りトレース乗っかると堅いので、あっさり降りてこられた。
その後も老若男女何パーティーもすれ違う。
スキーヤーが多い。スノーシューの人達もいた。さすが週末。


Mill D North Fork

英語の発音悪い東洋人が降りてきたのでびっくりしていたパーティーもあった(笑)
日本と違って、あいさつは「こんにちは」とかでなく、「調子はどうだい!」
って感じである。
コテージが出てくると、道路はすぐである。
道路出る手前の斜面が藪っぽく、しかも雪がモナカだった。。。
ちょうど、Reynolds と Sprucesの駐車場の中間に出た。
あとは、スキーはずして駐車場へ戻る。


満車

路肩含め多くの車が来ていた。昼前に降りてきたが、これからという人も多かった。
天気は下り坂なのに。。。
帰り道も各入山口にいつもの倍以上の車があった。
今日は洗濯しよう。

POWDER TRIP in UTAH,USA vol.4

2011年01月22日 | BCスキー
【第4日目】2011年1月7日(金)〔現地時間〕

~偵察、観光~

このところこの周辺は、降雪がなかったが、土曜あたりからやっと降雪があるようだ。
STORMが来るとアウトドア系現地の人は喜んでいた。
Taichiと相談すると、1日は観光したいというので、ここで中休みとする。
この日は寒かった。
いつも街は曇りだが、山へ行くと晴れている。
山から見ると低層雲が、立ちこめているのだ。

今日はゆっくり起き、朝食採って出発。
今まで行っていたLittle Cottonwoodの北に平行に走っている谷、Big Cottonwood Canyon(BCC)へ。
LCCと違い、岩質はチャートのようだ。ここもクライミングの対象となっている。
谷に入ってしばらく行くとU字カーブが2つあるが、一つめのところに車が数台。
どうもここもBCへの入口のようだ。
その先の路肩にも何台かあった。ガイド本にはないルートがあるようだ。
誰か地元の人に聞いてみたい。
まずはその先にある Reynolds Flatの駐車場を偵察。
右の路肩に数十台と反対にも10台くらい停められる。
ここ北側の Mill D North Forkと Cardiff Forkの二つの谷のトレールヘッドになっている。
Cardiffの方へは林道が続いているが、ゲートで車は通れないが、奥にあるロッジか何かの人が入っていった。
駐車場北側の Reynolds Peak(2872m)は、まったりした山でシュプールが至る所に見られた。


Raynolds Peak

ここもお手軽で良さそうだ。南側もpineの樹林だが所々無木立斜面有り、シュプールが付いていた。
さて、その先の Spruces Trailheadを偵察。
Raynoldsから1キロくらいか。そんなに遠くない。
看板があり、右折すると数十台停められる。
BCに入る人たちが準備していた。皆さん板は太い&ロッカー。


Spruces

ここは、夏はキャンプ場のようだ。
ここから南の谷が Days Forkで、昨日ドロップした北面の谷である。
その両脇の尾根も樹林であるが、シュプールが至るところに。。。
そして偵察の間も平日にもかかわらず続々とBC愛好者がやってくる。
うらやましい環境だ。

BCCを奥へ行ってみる。Sprucesから3キロほどで Solitudeスキー場。
その奥に Brightonスキー場である。
それらの反対側の山は丘のような丘陵となっているが、ピークは3000m前後である。
この丘陵は、aspenがほとんどで無木立斜面も多い。


Brighton手前の駐車場から北側のScott Hill(3084m)方面


Brightonスキー場とMount Millicent(3186m)

Mt.Millicentへもスキー場のリフトが右の肩に行っており、ハイクアップでカールが滑られている。
スキー場管理内なので、純粋なBackでないが、あちらで言うSideである。
概ね、地形概念はつかめたので、下ることとする。
途中、Raynolds Flatのところで山スキーの白ひげがかっこいいおじいさんを拾う。
板は、極太&ロッカー&TLTでこちらお決まりのスタイルである。
どうもLCCから Mill D をこちら側へ降りてきたようだ。おうちはLCCとのこと。
BCCの入口まで乗せていく。
どうも地元の大ベテランさんの様で、地図を見せていろいろ教えてもらった。
そして、その地図に載っていたテレのお姉さんも「二十歳の頃から知っておるよ。はっはっは。」
と言っていた。
U字カーブは、Mill Bへ行く人とMt.Raymondのカール狙いの人だそうだ。
慣れない人は、Mill Dあたりがいいらしい。
このおじいさんを乗せたおかげで成果大であった。
BCCの入口交差点でお別れし、市内へ向かう。

とりあえず、テンプルスクエアを目指す。
近くの地下駐車場に停める。


市内循環の路面電車

路面電車の走っている街はなんかいいね。
中心部区間とか均一だか無料だか忘れたが、その辺は他の観光ブログに任せる。
テンプルスクエアは、モルモン教の総本山だけあって、立派立派。
ビジターセンターに行くと各国のガイドが付いて無料で案内してくれるらしいが、我々は適当にまわる。
日本人のガイドを何人かいるようだ。その人達にお願いすればよかったが。


大聖堂

大聖堂は信者さんしか入れず。この日は結婚式やっていた。


パイプオルガン演奏

昼からパイプオルガンの演奏をやっていた。
これ聞いて、街に出る。
どうも至るところ工事中で、そして街もなんか閑散としていた。
食べるところを探して、日本にはないカールスJrというバーガー屋で食べる。
結構よかったぞ~。
そして、ソルトレークに来たらそのもの見に行かなければと、湖にあるアンテロープ島へ向かう。
フリーウェイを北へ行き、島へ渡る道へ行く。
州立公園でゲートがあり、9ドル払う。
埋め立ての道を走って、島へ渡る。


埋め立ての道

道を渡りきると港があった。看板とトイレがあったので寄る。
トイレはボットン便所であった。


島の案内看板

島の奥へ行ってみる。すると早速バッファローがいた。


はぐれバッファロー


集団

結構多い。そしてそのあとアンテロープ(鹿)が、いた。


アンテロープの集団

湖は、琵琶湖の3倍だったか。とにかくでかい。



塩の湖でビーチもあった。さすがにこの時期は凍っていた。
この島もいくつかのトレールがあり、歩いている人もいた。
夏も冬も十分遊べるところである。
時間も夕方となり、今日はゆっくり使用と早めに戻る。








POWDER TRIP in UTAH,USA vol.3

2011年01月22日 | BCスキー
【第3日目】2011年1月6日[現地時間]

~LCC バックカントリー~

前日行った、snowbirdスキー場の正面へ行ってみようと、Little Cottonwood Canyon(LCC)をaltaスキー場駐車場へ。
まだ、夜明け前であったが、LCC入口のルンゼと少し行った森の中にはすでにヘッデンがチラホラ見える。
薄明るくなるのが7時半頃で8時に日が昇るという感じである。


朝焼け

altaスキー場駐車場はまだ車は少ない。


路肩にある駐車場


本日登るFlagstaff Mtn手前のピークと左Cardiff Pass

さて、どこから登ろうかと見てみると、大体メジャーなところには、この看板がある。



bcaが提供しているのか、下のスピーカーからビーコンの捜索音が聞こえている。
3点セットは持っているかとか雪崩予報は確認したかとか書いてある。
アメリカは、各地区にアバランチセンターがありそこにいる雪崩予報官が雪崩予報を出しているのである。
これは電話の他ネットでも確出来る。
入山口近くにこの地域のセンターがあった。

さて、至る所シュプールだらけである。これを見ただけでいかに一般的なものかがわかる。
えらいとんでもないところにもシュプールはある。
まあシュプールがあるということは降雪がないのである。
年末からほとんど降っていない様であった。
あまり雪質は期待出来ず。。。


取り付き上

看板横を通り、トレースがあっちこっち行っているが、地形を読み写真の沢状のところを入る。
そして、左の大地上へ行っているトレースに乗っかる。


トレース

途中、スキーのお姉さんとsplitboardのお兄さんが猛烈なスピードで抜いていく。
写真のトレース右が我々が行く方でその方々もそちらへ行った。
左は、Cardiff Passへ行くトレースである。
尾根上に乗っかるとsun crust の影響かちょいと硬い。
しかし、極太板でつけたトレースが快適に行かせてくれる。
スキー場でも多く見たが、BCでもご多分に漏れず、Rocker&Super Fatである。
BCでは、これにTLTが多かった。ディアミールも結構いたが。
尾根の中腹で1本入れていると、単独のお兄さんがこれまた猛烈なスピードで行く。かっちょええ~
日本でも最近北アルプスなどで見かけるが、外人さんは行けるだけ行って休むみたいなスタイルである。
我々は時間で区切って、休んでいくという感じだ。


ピークにて

Taichiが先につく。私は息が苦しくのんびりであった
このピークも丘のように見えるが3000m越えである。
先行の3人はどうもDays Fork側の北面のカールを滑っていったようである。


Days Fork北面カール

随分とシュプール入ってはいるが、まだノートラックの場所もある。
早速準備して、下りようとするともう先ほどの3人が上がってくる
単独お兄さんは、スキーを履いたまま颯爽とシールをはずし、
「これから仕事なんだ!」
と、南面を下りていった。仕事前に1本なんて、何て素敵なことでしょう。
それはさておき、ちょっと雪庇の張り出したところからジャンプしてドロップ!
1週間経ったとは思えない軽いパウダーである。あっという間にドロップした。気持ちよかった~
それでも降りたてに比べたら重いであろうと思う。
我々のあとにまたカップルが滑ってきた北面2本目である。元気だ。
カールの底でシールつけて登り返す。30分かからないくらい。
稜線に出てから一番高いピークで記念撮影。



ピーカンである。
稜線から下を見るとPassへ行く人が多く見える。こちらへも何人か登ってきていた。
確かに少し暑いくらいだったが、お姉さんはキャミソールみたいので登っていた。


これ(小さくて見えないか?)


Flagstaff Mtnの稜線からDavenport HillとGrizzly Gulch

東側を見るとaltaスキー場からBrightonスキー場へのツアーコースといい斜面が広がる。
植生は単純で、Pine tree(松)とAspen(ポプラの一種)である。
南面は、Pineがまばらで斜度も急でなく、いい感じである。
さて、シュプールの少ない方へ少しトラバースしてドロップ!
南面なのでそんなに雪質はよろしくない。しかも結構大きめのスラフは出るし。



途中のカール状の所は吹き溜まっており、重パウあり。
あっという間に駐車場まで下りてきた。
この頃車は満車。スキー場にBCにと平日にもかかわらず結構な人出であった。

早めに下りて午後は買い物である。
今日は、私の大好きなブランドBLACK DIAMONDの本社とそこのショップへ行ってみる。


BLACK DIAMOND本社正面

なかなか感じのいい建物で結構コンパクトであった。
その横にショップも併設されていた。


ショップ

小さいがBDグッズいっぱいあり、あれもこれもと手を出しそうであった。
円高で随分とお安く買えるからね。
当然スキー、テレといろいろ置いてあった
その中のコロラドのハンドメードスキー板がかっこよかったなー
ICELANTIC 太短い、私好みの板である。
頼まれ物と少し自分の物も買い帰路につく。


POWDER TRIP in UTAH,USA vol.2

2011年01月22日 | BCスキー
【第2日目】2011年1月5日[現地時間]

~偵察&Snowbird スキー場~ 

この日は、地形概念をつかむためと身体慣らしのため、スキー場に行くことにする。
朝は、時差ボケか5時前に起きてしまった。
6時から朝食とれるので1階に行くとすでに多くの人がいた。
朝食はコーンフレークとパン、ドリンクしかなく、当然腹にもたまらず。
今日買い物して朝食べるものを調達だな。


ホテル駐車場にて

ホテルからすぐの道を右折して真っ直ぐ行くと、住宅街を通って、Little Cottonwood Canyon(LCC)への
道となる。この辺都市部と違い土地も広く家もでかい。


[地形概念]
アメリカ西部に南北に連なるRocky山脈から枝分かれした支脈が、ここWasatch山脈である。
ここに大きく二つの谷が東西に入り込んでおり、これがLittle Cottonwood Canyon(LCC),Big Cottonwood
Canyon(BCC)である。周りの山の標高は、3000m台である。
各谷の入口は狭く、ロッククライミングやアイスクライミングの対象となっている。
入口から入って行くと、南北に谷があり、この谷及びその両脇に様々なトレールが整備されている。
バックカントリーとしては、雪がついていて滑られそうなところは全て対象である。
BCCには、Brighton,Solitudeの二つのスキー場があり、LCCにはAlta,Snowbirdの二つのスキー場がある。


さて、谷の入口にはいい発達具合の氷あり、登高意欲をそそられるが、グッとこらえてスキー!
LCCで手前がsnowbird Ski Resort である。
ほとんどが上級者コースで足慣らしにはちょうどいい。
確かにここのスキー場皆さんうまかった。
駐車場入口は、4つありentry2から入るとそんなに歩かず、centerの建物に行ける。


駐車場から見たスキー場中央部

center前にも駐車場あるが、これは12ドル。
他は無料で遠いところは巡回バスに乗ればよい。
きれいなcenterに入り1階2階とショップが入っている。
3階が外になっておりチケット売り場がある。


チケット売り場

LCCにあるスキー場二つは、繋がっており共通券もあるがバカ高い。
snowbirdだけでも、tram&chairsの1日券は74ドルとちょいとお高い。
我々は、半日券にしたが、64ドルであった。
券は、シール式になっており、針金のクリップをファスナーにつけシールで止めるものである。
最初どうやるかわからなかったが、周りの人を見て理解した(笑)


リフト券

バーコードをリフト乗り場でピっとやってもらい乗る。


tram

tramとは、ロープウェイで120人くらい乗れるものである。
ベース(2470m)からHIDDEN PEAK(3352m)まで8分で運んでくれる。
Hidden Peakからドカンと横にそびえるのは、American Fork Twin Peak(3485m)である。


American Fork Twin Peak(3485m)

まだこの頃は天気そんなによくなかった。
このピークの稜線上もまだスキー場のエリア内である。歩きでしか行けないが。。。
tramの裏側もMINERAL BASINというスキー場のエリアでこちら側にはリフト2基あり、
その両サイドにはバックカントリーエリアがある。


MINERAL BASINのリフトトップ

基本どこのスキー場も滑ってはいけないところはなく、岩崖の上と雪崩エリアで入口が制限されてる以外は
どこも滑りたい放題。えっっと思う細い急なルンゼとかでも余裕でシュプールがあるところが恐い。
とりあえず、1本正面を降りてみる。
この年末から降雪はほとんどなく、めっちゃ滑られているのもあり、雪質はあまりよろしくなく硬い。


山頂下の斜面

斜面も結構ボコボコであったが、スノーマシンが稼働しているところの下はパウっていた。
天然のパウ求めて、左手に見えた樹林帯へ行くことにする。


Hidden PeakにてTaichi


Hidden PeakからSalt Lake City方面(右はSalt Lake Twin Peak)


上から見て左の樹林帯と右Mount Superior(3393m)

谷を挟んだMount Superiorは、急峻な山であるが、各ルンゼなどにもしっかりとシュプールあり。
ところで我々であるが、1本リフトに乗って山頂へ行き、そこからTwin Peakの中腹をトラバース。
樹林帯の中腹へ行く。ここの上の小ピークにもリフト来ているが、ちょっとはずれたところはシュプールなし。
ここでやっとパウいただく。


樹林帯の中

最近降っていない割には随分と軽い雪である。
またtramに乗り、今度はしたか向かって左側へ行く。
途中の樹林帯には、ポールとロープで仕切られたところあり、1カ所から入れとの看板あり。



この樹林も北面であったが、ギタギタのため入らずコースを行く。
私はこの3本でごちそうさまであったので、Taichi君を下で待つ。
どうも私はゲレンデは飽きてしまう。というか雪質もいまいちであったのもあるかもしれない。
だけど日本のゲレンデみたいに制限だらけで、いらない音楽がかかっていなくていい。
皆さん独自にイヤホンで音楽聴いている。
待つ間に谷の反対側の地形等研究。
待っていると半日券の制限時間の午後1時になったので、撤収してもう一つ奥のAlta スキー場へ行く。
こちらもなかなかよさげなスキー場であるが、谷の反対側はすばらしいBC斜面が広がっていた。
シュプールはつきまくっていたが。。。
明日はここのBCに入ることにする。

ホテル近くに、アメリカのアウトドアチェーン店REIがあったのでそこで買い物。
店はちょっと小さめだが、横に高さ15m以上はあろうかというクライミングジムが併設されていた。


REI South Jordan


REI climbing gym

必要なものを購入して、walmartで食料を調達。
冷凍食品が安くていい。電子レンジがあったので便利であった。
インスタントラーメンもマルちゃんが5種類あり、試しに全て買う。
あとはホテルに帰って休養。
明日に備える。

つづく

 

POWDER TRIP in UTAH,USA vol.1

2011年01月22日 | BCスキー
【全般】2011年1月4日~12日
[検索]アメリカ ソルトレイク バックカントリ スキー

メンバー:Taichi

年末年始の休みを利用して、わざわざアメリカまでスキーに行った(笑)
今回のメンバーは、常念小屋のTaichi君。
スキー三昧の旅であった。
Back3本、Side1本、Front1本、観光半日
ほぼ終始、天気はよく、これがいいか悪いか?
乞うご期待!

【第1日目】2011年1月4日

~移動~

この日は終日移動である。
出発前まで勤務で、朝帰宅。準備はしてあったので、Taichiを待つ。
今回の移動ちょっと面倒であったが、ANA HPで調べるとなぜかお安い。
国際線に乗る羽田まで荷物はすでに送っておく。
Taichi到着。のもえみに名古屋まで送ってもらう。


セントレア

直で羽田行けばよいが、マイレージ稼ぐ&駐車場安いでセントレアへ。
ここで、携帯などレンタルする。
昼食とって、まずは成田まで。


ボンバルディア

初めて、プロペラ機に乗った。のんびり飛行でいい。
太平洋岸を飛んでいく。富士山がきれいであった。
1時間ほどで成田着。ここから電車で羽田まで。
昨年10月末に就航したLA直行便に乗り換え。荷物ピックアップして預ける。


羽田国際線

新しく雰囲気もいい。この上のフロアに江戸小路があり、食事など出来る。
ちょっと高い。。。が、トンカツ食べていざ出発!
5日0005発であったが、日付変更線を越え、4日夕方LA着。


上空からサンフランシスコ


上空からLAのダウンタウン?

LAからSalt Lake Cityまでは、UNITEDに乗り換え。
空港循環バスに乗ればよかったが、UNITEDの乗り場まで歩いていった。
えらい遠かった。。。
2時間でSalt Lake City着。時間は、23時であった。


上空からソルトレイクシティ

事前に予約していたレンタカーを借りに行く。
CHEVYのAWDでタイヤはオールシーズンタイヤとのこと。
スタッドレスとかはないみたい。ちょっと不安であったが、ホテルに向け出発。
ダウンタウンより南のSouth JordanのSuper 8 Motelに今回の宿をとった。
格安であったが、そんなに悪くなかった。ジャグジーとかプールもあった。
あと、我々が行く山へのアプローチも悪くない。
なんだかんだで1時過ぎに就寝。

次へ続く。

飛騨(平湯)・第三尾根(夫婦松)

2011年01月16日 | BCスキー
2011年1月16日(日)

天候:雪
メンバー:F師匠、Taichi

この日も雪である。当初は、安房山の計画であったが、計画変更。
第三尾根を行けるところまで行こうと行ってみる。
朝家を出る時は、晴れていていいなーと思ったが、西に谷を入って行くと雪が降ってきた。
平湯ではしっかり降雪。しかもだいぶ気温は低い。ー10度くらい。
国道脇に停め、牧場入口から入る。
この辺で膝下くらいである。


牧場入口

道を少し上がったら、尾根の方へ取り付く。
西側は風で飛んでしまって、雪は少ないが、方向が変わるとだいぶ深い。
我々のスキーではちょいとキツイかも。
アメリカでほとんど皆さんお持ちのRocker&Super Fatでないとキツイな~


尾根上

この辺だと膝上くらいになってきており、遅々として進まない。
しかも結構重雪である。気温は低いのだが。。。

3時間オーバーでやっと夫婦松。
今日はコレまでとする。


夫婦松付近

さて滑降であるが、コレがまた重パウで、私のキロワットくらいでは浮いてこず。
R&Sがますますほしくなる。
ほとんど下りラッセルで滑った気が全くしなかった。
まだ2シーズン目のTaichiには、いい苦行となった思う。

やはりアメリカのあの軽い雪はすばらしかったと思うのであった。

上信国境・根子岳(2207m)

2011年01月16日 | BCスキー
2011年1月15日(土)

天候:雪
メンバー:のもえみ

この日は、帰国後日本で初滑りということで、降雪中でも比較的安全な根子岳に行った。
長野北部及び東部山沿いは降雪中で、菅平の奥ダボススキー場の第1トリプルリフト前に着くと
大きな結晶の紙雪がシンシンと降っていた。
準備して、フード付リフトに乗り上へ。
この日キャットスキーは閉鎖中であった。
すでに先行パーティーが行っていた。
トレースを追いかける。


コース下部

雪は充分である。しかも上は比較的軽い雪が降っていた。
根子岳避難小屋付近で先行パーティーに追いつく。



その後もプチラッセルで、切り開きのコースを行く。
後続のパーティーも何パーティーか来ていた。


山頂手前の樹林

樹林もモンスターになっており、滑るには充分な降雪である。
風はいつもより無いものの、気温低い。
山頂手前でのもえみ雪に埋もれてもがいていたが、何とか脱出して無事山頂へ。


山頂の祠

寒いので、早々に滑降準備して下ることとする。
そんなに深くないパウダーで、重くなく滑りやすい。
練習しながら降りていくとあっという間にゲレンデだ。
ゲレンデは荒れていて滑りにくかった。

あとは真田温泉で体を温め帰路につく。
雪でトロトロ。。。