BLACKLAND's BLOGさんの引き続きMSXネタをお送りしておりますの中にかなり気になる記述がありました。
推測ですが、これは雑誌「MSX・FAN」にも紹介されていた「目で打つワープロ」(製品名)みたいな物のことだと思われます。
これは一体何かというと、キーボードを叩くことができない人向けに「視線を検知するメガネ(のようなもの)」を使って文字を拾い、文章を組み立てることのできる独特のハードウェアです。当然メガネ部分は一般に売っていないものですが、「目で打つワープロ」ではその制御とモニタ表示に松下のMSX2+が使われていました。MSXを使っている利点としては、補助金の枠内に収めるための安価さと、ハードディスクなどがないため頑丈であることの2点が挙げられていたのを覚えています。
さすがに今では新規に売ってないようですが、たった5~6年ほど前までメンテがされていたとは・・・。知りませんでした。
これを必要としている方の病気とは、私の知っていものではALS、正式には「筋萎縮性側索硬化症」という長くて難しい名前の病気があります。体の末端からだんだん動かなくなり最後は死に至るという難病で、かの手塚マンガ「ブラックジャック」でも治癒は見込めず、生きてる患者を冷凍処置して未来に託す、という乱暴な結末を取るほどでした。マンガからは20年が経ちましたが、今もなお不治の病とされています。
ただこの病気、手足は動かなくとも意識はハッキリとある、という特徴があり、そのために「目で打つワープロ」のようなものが必要なんですね。前述のMSX・FANの記事は非常に印象に残り、ALSとか筋萎縮性~といった名前をソラで書けるようになってしまいました。
割と最近知ったことに、土井喜久子さんという方の書いた「まぶたでつづるALSの日々」という本があります。これは前述の「目で打つワープロ」で書かれたもの・・・らしいんですが、実は読んでいません。読みたいのですが、なんというかMSX関連だから、という理由で読むのはとてもとても申し訳ないような気がして今でも買えずにいます。
MSXをやってる身としては、こういうことが書いてあると非常に気になるのですが、「趣味でやってる(オタク)団体」と「疾患を持った方々の団体」とではあまりにも接点がないので、今でも使われている・・・というのはちょっとした驚きであります。数年前に「GO-NET」という囲碁の通信対戦ネットワークを運営されている団体を取材した際にも似たような状況があったのですが、状況の変化もあってMSXの修理講座みたいなものは実現しませんでした。ユーザー間にノウハウは溜まっているつもりなのですが・・・。
たんなる修理とは別に、1チップMSX(予約は期限が来ましたが)をMSX2にした上で漢字ROMを載せれば、ハード的には「目で打つワープロ」もたぶんそのまんま動くと思われます(MSX-JEも必要か?)。お値段2万円ですが、もしかしたら役に立つでしょうか?
<参考資料>
ALS(筋萎縮性側索硬化症)のページ
MSXと「目で打つワープロ」のこともちょっとだけ書かれています。
夜中に書いた記事では学生時代までのことを書いてみたわけだが,実はMSXの関わりは社会人になってからの方が深いのである!ちなみに私が就職したのは1999年の4月,当然世の中はWindows95,98のマシンが大勢を占めている状態である.それなのに何故?そのあたりを書いてみたい.
実は追々紹介するであろう重度の障害のある人の使う「意志伝達装置」なるものがあるのだが,日本で一番最初に作られた意志伝達装置はMSXを使用したものだったのである.私の勤める会社はそのような機器に力を入れて販売している会社なもんで,その機器をご購入頂き,使う人が出てくる.アフターの必要が生じる.てことで,当時営業だった私はお客様のところにうかがい,MSXを操作したり,修理に回したりということを結構していたのだな(現実的には修理不能なケースが多かったんだけど).
推測ですが、これは雑誌「MSX・FAN」にも紹介されていた「目で打つワープロ」(製品名)みたいな物のことだと思われます。
これは一体何かというと、キーボードを叩くことができない人向けに「視線を検知するメガネ(のようなもの)」を使って文字を拾い、文章を組み立てることのできる独特のハードウェアです。当然メガネ部分は一般に売っていないものですが、「目で打つワープロ」ではその制御とモニタ表示に松下のMSX2+が使われていました。MSXを使っている利点としては、補助金の枠内に収めるための安価さと、ハードディスクなどがないため頑丈であることの2点が挙げられていたのを覚えています。
さすがに今では新規に売ってないようですが、たった5~6年ほど前までメンテがされていたとは・・・。知りませんでした。
これを必要としている方の病気とは、私の知っていものではALS、正式には「筋萎縮性側索硬化症」という長くて難しい名前の病気があります。体の末端からだんだん動かなくなり最後は死に至るという難病で、かの手塚マンガ「ブラックジャック」でも治癒は見込めず、生きてる患者を冷凍処置して未来に託す、という乱暴な結末を取るほどでした。マンガからは20年が経ちましたが、今もなお不治の病とされています。
ただこの病気、手足は動かなくとも意識はハッキリとある、という特徴があり、そのために「目で打つワープロ」のようなものが必要なんですね。前述のMSX・FANの記事は非常に印象に残り、ALSとか筋萎縮性~といった名前をソラで書けるようになってしまいました。
割と最近知ったことに、土井喜久子さんという方の書いた「まぶたでつづるALSの日々」という本があります。これは前述の「目で打つワープロ」で書かれたもの・・・らしいんですが、実は読んでいません。読みたいのですが、なんというかMSX関連だから、という理由で読むのはとてもとても申し訳ないような気がして今でも買えずにいます。
また別のところに目を向けると,意志伝達装置を使用しなくてはならない状態になる疾患を持った方々の団体が各地に存在している.そういった団体の皆さんが一所懸命にがんばってレストアしつつ使用されていたMSXも数多く存在した,というか今も存在している.
MSXをやってる身としては、こういうことが書いてあると非常に気になるのですが、「趣味でやってる(オタク)団体」と「疾患を持った方々の団体」とではあまりにも接点がないので、今でも使われている・・・というのはちょっとした驚きであります。数年前に「GO-NET」という囲碁の通信対戦ネットワークを運営されている団体を取材した際にも似たような状況があったのですが、状況の変化もあってMSXの修理講座みたいなものは実現しませんでした。ユーザー間にノウハウは溜まっているつもりなのですが・・・。
たんなる修理とは別に、1チップMSX(予約は期限が来ましたが)をMSX2にした上で漢字ROMを載せれば、ハード的には「目で打つワープロ」もたぶんそのまんま動くと思われます(MSX-JEも必要か?)。お値段2万円ですが、もしかしたら役に立つでしょうか?
<参考資料>
ALS(筋萎縮性側索硬化症)のページ
MSXと「目で打つワープロ」のこともちょっとだけ書かれています。
意志伝達装置の件拝読致しました.
私のblogに書いた「重度の障害のある人」はまさしく所長さんが記載されたALSのことです.(諸般の事情で自分のblogでは後から紹介する予定でした)
なお,「目で打つワープロ」の他に,もう一つ公的な機関が作った「MSX-Pワード」という意志伝達装置があり,私はそちらのメンテナンスを行なっておりました.
私の考えですが,今MSXベースの意志伝達装置を使用されている方は次の4つのケースがあると考えます.
(1)ALSの進行が遅くMSXベースの意志伝達装置を使用しはじめたが,そちらに慣れてしまったためできればそのまま使用したいというケース.
(2)新しいWindowsベースの意志伝達装置を購入したいが,自治体から補助金(47万円)がおりないため仕方なくMSXベースの意志伝達装置を使っているケース.
→壊れると補助金が出る可能性がある.
(3)Windowsベースの意志伝達装置は持っているが,バックアップのためMSXベースのものを保管しているケース.
(4)Windowsベースの意志伝達装置を修理に出しているため,ALS協会さん等から代替品としてMSXベースのものを借りているケース.
一番問題となるのは(1)の場合ですよね.現状は使っている機器が壊れても修理できない訳ですから.
なお「Pワード」の場合,バージョンがいくつかあり,FDでの販売が基本ですが,一部カートリッジで販売したものもあります(漢字ROMが必要なバージョンも存在したと記憶しております).
ちなみに営業でメンテナンスを行なっていた当時,故障原因としては,ディスクドライブの寿命が多く,その場合メーカーさんからは修理できないと回答がありました.
自分のblogであのようなことを書いたのですが,このようなのが現状です.
さすがにMSXをご使用になられているユーザーさまはかなり少数になっているものと思われますが,ALS協会さん等はもしかしたら修理方法のノウハウが知りたいと思っていらっしゃるかもしれません.
以上はあくまで私の考えですので(今は社内勤務でユーザーさんと会う機会はあまりありません),ご興味があるようでしたら,一度ALS協会さんに連絡を取るというのも手かと思います(各地域によって活動度は異なるようですが…).
参考になりましたら幸いです.
あっ最後にALS協会さんのURLを記載致します.
http://www.jade.dti.ne.jp/~jalsa/ (日本ALS協会)
http://www011.upp.so-net.ne.jp/alsosaka/index.htm (日本ALS協会近畿ブロック)→意志伝達装置に詳しい方がいらっしゃいます.
そう、いまはハリポタで一世を風靡しているあの出版社です。
MSXに関しても、まずは地道な社会貢献から活路を見出していくのがよいかもしれません。
すっかり遅くなりました。詳細な情報ありがとうございます。やはりALSの患者さん向けでしたか。
Pワードについては名前は知っておりましたが、モノを見たことがないのでつい知ってる「目で打つ~」のほうに流れた書き方となってしまいました。
Pワードは元はナムコ開発?で、後に流れ流れてWindows95版がIBMから発売されたところで終わってますね。それはフリー化されているようですが・・・。
今更MSXの出番はないかと思いましたが、全くないわけでもないようですね。いろいろヒントになりそうです。ありがとうございます。
>ふらわあさん
静山社のHPを見てみました。出版物のジャンルが「ハリーポッター」「歴史」「ALS」「その他」と大きく分かれているし、だいぶ前から力を入れていたんですね。全然知りませんでした・・・。
地道な活動が案外将来に結びつくのかもしれません。もっと勉強してみます。
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