「Go!プリンセスプリキュア」第29話「ふしぎな女の子? 受けつがれし伝説のキー!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前回、ドレスアップキーをロックに奪われた、はるか、みなみ、きららは落ち込んでいました。声をかけようとしたせいらは、3人を見て、気まずく感じます。
~ Aパート ~
落ち込んでいる3人に、トワとゆいは、落ち込んでも仕方ないと励ましますが、キーのない3人は、プリキュアに変身できません。もし今、ディスダークが襲ってきたらと思うと、不安は尽きません。
そんな3人に、トワは、自分1人で戦って、3人のキーを取り返すと意気込みます。パフも協力を申し出ますが、3人の不安は変わりません。
その夜、パフは、平和だった頃のホープキングダムにいる夢を見ました。
そこでは、花、海、空からドレスアップキーが出てきました。パフは、それを追いかける途中で目を覚ましました。
そして、パフが目覚めると、26話のメイド姿に。
さらに、パフは、夢で感じたドレスアップキーのにおいを感じ取っていました。
少しして、はるか達は、パフの感じたにおいを元に、ドレスアップキーを探しに向かいました。
しかし、海にまで来た途端、においが消えてしまい、しかも、はるか、みなみ、きららとはぐれてしまいました。
一方、はるか達3人は森の中にいました。3人は、見知らぬ女の子を発見し、彼女達を追います。
その後、はるか達が行き着いた先は、どこか神秘な雰囲気を醸し出す場所でした。
見下ろすと、お茶のセットも。
その直後、3人の女の子が声をかけてきました。
ここは、彼女達の中庭のようです。彼女達は、今日はスコーンが上手に焼けたので、一緒にお茶はどうかと、はるか達を歓迎します。
しかし、はるか達はそれどころではありません。ですが、はるかの腹の虫が鳴り、一緒にお茶を楽しむ事に。
同じ頃、ディスダークでは、シャットが、ロックが3人になった事、そして、ドレスアップキーが9つ集まった事に驚いていました。
直後、ロックは、9つのキーを絶望の檻に閉じ込めます。ドレスアップキーは夢が詰まったアイテム。それだけに、絶望のゲージは、あっという間に満タンになりました。
一方、はるか達は、今の実情を忘れたかのように、お茶を楽しんでいました。
少しして、女の子達に、ここに来た理由を聞かれると、はるか達は、辛い表情で、大切なものをなくしてしまったと告げます。
大切なものとは、鍵。夢を守るための大切な鍵。「夢」と聞いた女の子達は、どんな夢なのか、はるか達に聞きます。
「あたしは、世界を舞台に活躍するトップモデル。」
「私は、父や兄のように、人の役に立てる人間に。」
「私は・・・、素敵なプリンセスになる事。」
女の子達は、すてきな夢だと感心し、3人ならできると励まします。
しかし、はるか達は、このままでは無理だと諦めがちです。
そんなはるか達に、女の子達は、自分達にも夢があると言います。だけど・・・。
その先を言おうとした時、ゼツボーグとディスピアが現れました。
~ Bパート ~
変身して戦おうにも、ドレスアップキーがないために変身できないはるか達。ここは、女の子達と一緒に逃げる事に。
しかし、ゼツボーグ達との体格差などを考えれば、そう簡単に逃げ切れません。はるか達は、すぐにピンチになったものの、それでも、何とかまく事ができました。
とはいえ、危機的状況にあるのは変わりません。
「何とかしなきゃ・・・。」
「どうやって?」
「どうやっても! 変身できなくても、逃げられなくても、何とかしないと! でないと、全部終わっちゃう。私達の夢も、この人達の夢も。そんなのダメ! 絶対、みんなで助かるの!」
しかし、その直後、ゼツボーグ達に見つかってしまいます。
はるか達は女の子達に、逃げるよう言います。ディスピアは、ツタで女の子達を捕えようとしますが、はるか達がかばいます。
「まだだよ! 」
「私達は諦めない!」
「夢を叶えるまで、終わらない!」
「そうだよ! 私達は!」
「守りたい夢が!」
「叶えたい夢がある!」
「絶望なんかに負けない夢。それが!」
『私達の力!』
はるか達がそう叫ぶと、はるか達の身体が光り、はるか達を絡んでいたツタが消えました。
直後、女の子達は、はるか達に自分達を守ってくれたお礼を言います。それも、フローラ、マーメイド、トゥインクルと呼んで。
そして、女の子達はドレスアップキーを渡します。
何で、彼女達が持っているのか? 事情説明は後。とりあえず今は、変身して、ゼツボーグとディスピアを何とかします。
ツタの対処はトゥインクルが引き受け、フローラとマーメイドはゼツボーグを相手します。
ゼツボーグがダメージを受けたところを、トゥインクルがツタを誘導して、ゼツボーグの斧に絡ませました。
そのままゼツボーグが倒れたところを、フローラルトルビヨン、マーメイドリップル、トゥインクルハミングの一斉技で、ゼツボーグを浄化。
次はディスピアといきたいところですが、消えました。その後、変身は解除され、女の子達は礼を言います。
そして、女の子達はプリキュアの姿に。
そう、この子達は、先代のプリンセスプリキュアです。
「ここは、私達の記憶の世界。私達が暮らした、かつてのホープキングダムです。」
「記憶の世界・・・。」
「夢って事?」
「あなた達は、きっと私達の夢に引き寄せられてきたのね。」
「ところが、私達の不安とあなた達の不安、」
「その2つが重なって、絶望の幻影が生まれてしまったようだね。」
そう言われたはるか達は、ドレスアップキーを奪われた事を謝ります。しかし、絶望の幻影に打ち勝てた事を、先代のプリキュア達は評価します。
「この戦いに一番大切な事、もう分かっていますね?」
「絶望しない事。自分やみんなの夢を守りたいって気持ちが、私達の戦う力! ですよね?」
「もう不安はないわ。闇はまた復活する。今度は、さらに大きな力を持って。」
「でも、その戦いはもう、あなた達次第。」
「忘れないで。君達の思いは、きっと夢を切り開く。」
先代プリンセスプリキュアの夢は、ホープキングダムが永遠に希望にあふれる国である事。そう明かすと同時に、彼女達は消え、3つのドレスアップキーがはるか達の手元に出てきました。
気付いたら、はるか達は砂浜に。辺りも夕方になっていました。
「あの人達の強い夢が、このキーに宿ってたんだね。」
その直後、はるか達は、トワ達と再会。はるか達が手に入れたキーは、サクラキー、サンゴキー、ギンガキー。
「ホープキングダムが永遠に希望あふれる世界でありますように、か。」
「本当、大きな夢。」
「守ろうね、絶対!」
「ええ。そのためにも、奪われてしまったキーを、必ず取り戻さなくてはね!」
その頃、ディスダークでは、ロックが、満タンになった絶望のゲージを使って、ホープキングダム城をゼツボーグにしていました。
その後、はるか達の上空に、ゼツボーグとなったホープキングダム城が現れました。
今回は、これで終了です。
今回のエンディングの個別パート部分は、スカーレットパート。
スカーレットパートは「どの過去も生きるチカラに」という歌詞が良いですね。トワイライトとして悪事をしでかしていた時の罪は重く、絶望も大きかったですが、しかし、それを乗り越えた先に、「夢」があると思わせてくれますし。「トワ」と「永遠」をかけているのも良いと思います。
次回:「未来へ! チカラの結晶、プリンセスパレス!」
ロックによりゼツボーグにされたホープキングダム城へ、はるか、みなみ、きららの3人は、スカーレットの助けを借りて、突き進んでいきます。
しかし、ドレスアップキーがないためにプリキュアに変身できないはるか達は、たちまちピンチに陥ります。果たして、はるか達は、ロックに奪われたドレスアップキーを取り戻す事ができるのか!?
【まとめ】
ロックにドレスアップキーを奪われた、はるか、みなみ、きららは、自分達の不安から生み出されたゼツボーグに追い詰められたものの、「夢」に対する思いを強め、先代プリンセスプリキュアの力を借りて、苦境を脱する事ができました。
今回の話を終えて、はるか、みなみ、きららは、「夢」に対して更なるステップアップを果したと言っていいでしょう。「夢」に対する覚悟が一段と増したと思います。
前回ドレスアップキーを奪われたはるか達3人は、プリキュアに変身して戦う事ができなくなりました。それはつまり、ホープキングダムを取り戻すという「夢」の実現が不可能となってしまったも同然でしょう。
今回のはるか達に限らず、現実では、「夢」への実現過程において、「挫折」は、必ずと言ってもいいくらいのつきものです。27話のゆうきについても、その一例と言えるでしょう。
27話では、そうなった時には変にふて腐れず、周りを見て、自分を応援してくれる人達の事を考えるのが大切だという教訓を与えていました。
今回のはるか達もそうすべきところなのですが、しかし、そう簡単にはいかないでしょう。というのは、支援する人が少ないからでしょうね。
ゆうきの場合は、ファンの女の子3人組や、テニス部部員、コーチなど、応援してくれている人は大勢います。
しかし、はるか達については、そうはいきません。自分達がプリキュアである事は秘密ゆえ、はるか達を励ますのは、トワ、ゆい、パフ、アロマしかいません。トワ達の心遣いを受け入れても、立ち直れないのは仕方のない事だと思います。
現実でも、このように、自分を思ってくれる人達がいてもなお、立ち直れないケースは少なくありません。
そうなった時に、「夢」を諦めるのか、それとも、あがくのかは、自分次第でしょう。あがくのであれば、弱気な自分に打ち勝ち、「確固たる意志」を持てるのかどうかが大事になるのでしょうね。
たとえば、きららの場合、トップモデルを目指すにあたって、母・ステラは目指すべき目標であると同時に、乗り越えるべきものだと感じているでしょう。
しかし、本当に乗り越えるべきは、自分自身でしょうね。ステラのすごさに圧倒されて、トップモデルになる夢を諦める、というのは、自分に「確固たる意志」がないから、つまり、自分が弱いからなんですよね。
ですが、はるか達は、そんな弱い自分を乗り越える事ができました。「確固たる意志」を持った以上、そう簡単に「夢」を諦めたりはしないでしょう。そんなはるか達が今後、「夢」に向かってどう突き進むのか、楽しみです。
しかし、まずは、ロックに奪われたドレスアップキーを取り戻す事が先決ですね。はるか達3人は、変身できなくてもどうあがくのか、そして、そのあがきが未来へどう繋ぐのか、注目したいところ。
さらに、前回トワが手に入れたサンキーと、今回はるか達が手に入れた3つのキーを使って、新たな4人合体技が出るんじゃないかとも期待しています。次回は、ゼツボーグとなったホープキングダム城という巨敵にどう立ち向かうのか、しっかり見ていきたいと思います。
~ オープニング前 ~
前回、ドレスアップキーをロックに奪われた、はるか、みなみ、きららは落ち込んでいました。声をかけようとしたせいらは、3人を見て、気まずく感じます。
~ Aパート ~
落ち込んでいる3人に、トワとゆいは、落ち込んでも仕方ないと励ましますが、キーのない3人は、プリキュアに変身できません。もし今、ディスダークが襲ってきたらと思うと、不安は尽きません。
そんな3人に、トワは、自分1人で戦って、3人のキーを取り返すと意気込みます。パフも協力を申し出ますが、3人の不安は変わりません。
その夜、パフは、平和だった頃のホープキングダムにいる夢を見ました。
そこでは、花、海、空からドレスアップキーが出てきました。パフは、それを追いかける途中で目を覚ましました。
そして、パフが目覚めると、26話のメイド姿に。
さらに、パフは、夢で感じたドレスアップキーのにおいを感じ取っていました。
少しして、はるか達は、パフの感じたにおいを元に、ドレスアップキーを探しに向かいました。
しかし、海にまで来た途端、においが消えてしまい、しかも、はるか、みなみ、きららとはぐれてしまいました。
一方、はるか達3人は森の中にいました。3人は、見知らぬ女の子を発見し、彼女達を追います。
その後、はるか達が行き着いた先は、どこか神秘な雰囲気を醸し出す場所でした。
見下ろすと、お茶のセットも。
その直後、3人の女の子が声をかけてきました。
ここは、彼女達の中庭のようです。彼女達は、今日はスコーンが上手に焼けたので、一緒にお茶はどうかと、はるか達を歓迎します。
しかし、はるか達はそれどころではありません。ですが、はるかの腹の虫が鳴り、一緒にお茶を楽しむ事に。
同じ頃、ディスダークでは、シャットが、ロックが3人になった事、そして、ドレスアップキーが9つ集まった事に驚いていました。
直後、ロックは、9つのキーを絶望の檻に閉じ込めます。ドレスアップキーは夢が詰まったアイテム。それだけに、絶望のゲージは、あっという間に満タンになりました。
一方、はるか達は、今の実情を忘れたかのように、お茶を楽しんでいました。
少しして、女の子達に、ここに来た理由を聞かれると、はるか達は、辛い表情で、大切なものをなくしてしまったと告げます。
大切なものとは、鍵。夢を守るための大切な鍵。「夢」と聞いた女の子達は、どんな夢なのか、はるか達に聞きます。
「あたしは、世界を舞台に活躍するトップモデル。」
「私は、父や兄のように、人の役に立てる人間に。」
「私は・・・、素敵なプリンセスになる事。」
女の子達は、すてきな夢だと感心し、3人ならできると励まします。
しかし、はるか達は、このままでは無理だと諦めがちです。
その先を言おうとした時、ゼツボーグとディスピアが現れました。
今回のアイキャッチのパフ
~ Bパート ~
変身して戦おうにも、ドレスアップキーがないために変身できないはるか達。ここは、女の子達と一緒に逃げる事に。
しかし、ゼツボーグ達との体格差などを考えれば、そう簡単に逃げ切れません。はるか達は、すぐにピンチになったものの、それでも、何とかまく事ができました。
とはいえ、危機的状況にあるのは変わりません。
「何とかしなきゃ・・・。」
「どうやって?」
「どうやっても! 変身できなくても、逃げられなくても、何とかしないと! でないと、全部終わっちゃう。私達の夢も、この人達の夢も。そんなのダメ! 絶対、みんなで助かるの!」
しかし、その直後、ゼツボーグ達に見つかってしまいます。
はるか達は女の子達に、逃げるよう言います。ディスピアは、ツタで女の子達を捕えようとしますが、はるか達がかばいます。
「まだだよ! 」
「私達は諦めない!」
「夢を叶えるまで、終わらない!」
「そうだよ! 私達は!」
「守りたい夢が!」
「叶えたい夢がある!」
『私達の力!』
はるか達がそう叫ぶと、はるか達の身体が光り、はるか達を絡んでいたツタが消えました。
直後、女の子達は、はるか達に自分達を守ってくれたお礼を言います。それも、フローラ、マーメイド、トゥインクルと呼んで。
そして、女の子達はドレスアップキーを渡します。
何で、彼女達が持っているのか? 事情説明は後。とりあえず今は、変身して、ゼツボーグとディスピアを何とかします。
ツタの対処はトゥインクルが引き受け、フローラとマーメイドはゼツボーグを相手します。
ゼツボーグがダメージを受けたところを、トゥインクルがツタを誘導して、ゼツボーグの斧に絡ませました。
そのままゼツボーグが倒れたところを、フローラルトルビヨン、マーメイドリップル、トゥインクルハミングの一斉技で、ゼツボーグを浄化。
次はディスピアといきたいところですが、消えました。その後、変身は解除され、女の子達は礼を言います。
そして、女の子達はプリキュアの姿に。
そう、この子達は、先代のプリンセスプリキュアです。
「ここは、私達の記憶の世界。私達が暮らした、かつてのホープキングダムです。」
「記憶の世界・・・。」
「夢って事?」
「あなた達は、きっと私達の夢に引き寄せられてきたのね。」
「ところが、私達の不安とあなた達の不安、」
「その2つが重なって、絶望の幻影が生まれてしまったようだね。」
そう言われたはるか達は、ドレスアップキーを奪われた事を謝ります。しかし、絶望の幻影に打ち勝てた事を、先代のプリキュア達は評価します。
「この戦いに一番大切な事、もう分かっていますね?」
「絶望しない事。自分やみんなの夢を守りたいって気持ちが、私達の戦う力! ですよね?」
「もう不安はないわ。闇はまた復活する。今度は、さらに大きな力を持って。」
「でも、その戦いはもう、あなた達次第。」
「忘れないで。君達の思いは、きっと夢を切り開く。」
先代プリンセスプリキュアの夢は、ホープキングダムが永遠に希望にあふれる国である事。そう明かすと同時に、彼女達は消え、3つのドレスアップキーがはるか達の手元に出てきました。
気付いたら、はるか達は砂浜に。辺りも夕方になっていました。
「あの人達の強い夢が、このキーに宿ってたんだね。」
その直後、はるか達は、トワ達と再会。はるか達が手に入れたキーは、サクラキー、サンゴキー、ギンガキー。
「ホープキングダムが永遠に希望あふれる世界でありますように、か。」
「本当、大きな夢。」
「守ろうね、絶対!」
「ええ。そのためにも、奪われてしまったキーを、必ず取り戻さなくてはね!」
その頃、ディスダークでは、ロックが、満タンになった絶望のゲージを使って、ホープキングダム城をゼツボーグにしていました。
その後、はるか達の上空に、ゼツボーグとなったホープキングダム城が現れました。
今回は、これで終了です。
今回のエンディングの個別パート部分は、スカーレットパート。
スカーレットパートは「どの過去も生きるチカラに」という歌詞が良いですね。トワイライトとして悪事をしでかしていた時の罪は重く、絶望も大きかったですが、しかし、それを乗り越えた先に、「夢」があると思わせてくれますし。「トワ」と「永遠」をかけているのも良いと思います。
次回:「未来へ! チカラの結晶、プリンセスパレス!」
ロックによりゼツボーグにされたホープキングダム城へ、はるか、みなみ、きららの3人は、スカーレットの助けを借りて、突き進んでいきます。
しかし、ドレスアップキーがないためにプリキュアに変身できないはるか達は、たちまちピンチに陥ります。果たして、はるか達は、ロックに奪われたドレスアップキーを取り戻す事ができるのか!?
【まとめ】
ロックにドレスアップキーを奪われた、はるか、みなみ、きららは、自分達の不安から生み出されたゼツボーグに追い詰められたものの、「夢」に対する思いを強め、先代プリンセスプリキュアの力を借りて、苦境を脱する事ができました。
今回の話を終えて、はるか、みなみ、きららは、「夢」に対して更なるステップアップを果したと言っていいでしょう。「夢」に対する覚悟が一段と増したと思います。
前回ドレスアップキーを奪われたはるか達3人は、プリキュアに変身して戦う事ができなくなりました。それはつまり、ホープキングダムを取り戻すという「夢」の実現が不可能となってしまったも同然でしょう。
今回のはるか達に限らず、現実では、「夢」への実現過程において、「挫折」は、必ずと言ってもいいくらいのつきものです。27話のゆうきについても、その一例と言えるでしょう。
27話では、そうなった時には変にふて腐れず、周りを見て、自分を応援してくれる人達の事を考えるのが大切だという教訓を与えていました。
今回のはるか達もそうすべきところなのですが、しかし、そう簡単にはいかないでしょう。というのは、支援する人が少ないからでしょうね。
ゆうきの場合は、ファンの女の子3人組や、テニス部部員、コーチなど、応援してくれている人は大勢います。
しかし、はるか達については、そうはいきません。自分達がプリキュアである事は秘密ゆえ、はるか達を励ますのは、トワ、ゆい、パフ、アロマしかいません。トワ達の心遣いを受け入れても、立ち直れないのは仕方のない事だと思います。
現実でも、このように、自分を思ってくれる人達がいてもなお、立ち直れないケースは少なくありません。
そうなった時に、「夢」を諦めるのか、それとも、あがくのかは、自分次第でしょう。あがくのであれば、弱気な自分に打ち勝ち、「確固たる意志」を持てるのかどうかが大事になるのでしょうね。
たとえば、きららの場合、トップモデルを目指すにあたって、母・ステラは目指すべき目標であると同時に、乗り越えるべきものだと感じているでしょう。
しかし、本当に乗り越えるべきは、自分自身でしょうね。ステラのすごさに圧倒されて、トップモデルになる夢を諦める、というのは、自分に「確固たる意志」がないから、つまり、自分が弱いからなんですよね。
ですが、はるか達は、そんな弱い自分を乗り越える事ができました。「確固たる意志」を持った以上、そう簡単に「夢」を諦めたりはしないでしょう。そんなはるか達が今後、「夢」に向かってどう突き進むのか、楽しみです。
しかし、まずは、ロックに奪われたドレスアップキーを取り戻す事が先決ですね。はるか達3人は、変身できなくてもどうあがくのか、そして、そのあがきが未来へどう繋ぐのか、注目したいところ。
さらに、前回トワが手に入れたサンキーと、今回はるか達が手に入れた3つのキーを使って、新たな4人合体技が出るんじゃないかとも期待しています。次回は、ゼツボーグとなったホープキングダム城という巨敵にどう立ち向かうのか、しっかり見ていきたいと思います。
僕もこの作品シリーズに対して無知な部分もあって申し訳ないのですが、これはやはりBPOのクレームを恐れての事でしょうか?
プリパラの項目にありましたが、BPOからのクレームでエンディングが差し替えられたとの事が書かれてましたね。これと同じと考えてよろしいんですかね?
僕は2人の女の子の父親ですが、別に悪影響はない描写だと思います。逆にこんなことで萎縮しているようでは、日本のアニメの成長はないと思いますよ。もっとプリキュアシリーズには冒険してもらいたいです。あまり就学前の子供にばかり媚びてないで、ファミリーエンターテイメントとしてワクワクするキャラクターやエピソードを描いてもらいたいです。
アニメ全盛期を知ってる世代(今年で36歳ですが)からみればあまりにもおとなしすぎるキャラクターばかりですので、どうなのかな?と考えてしまいそうです。因みに僕は深夜アニメもよくレコーダに録ってますが、妻と一緒に子供も見ています。(最近の作品では艦これや城下町のダンデライオンなど)
なので、親の立場からすれば問題なし!と言いたいです。
ちょっと辛口な発言で申し訳ありませんが、今後も宜しくお願いします。
こちらにもコメント、ありがとうございます!
「プリキュア」でメインキャラの水着姿をNGにしているのは、BPOからのクレームだけでなく、長年築いてきた人気を壊してしまう恐れや、視聴者激減を恐れているところもあると思います。
「プリキュア」は、同じ女児向けアニメの「プリパラ」と比べると、未就学女児の視聴割合が多い分、チャンネル権は親御さん達に握られやすいですので、変に性的描写を出そうものなら、女の子達には見させないでしょう。
そのため、メインキャラの水着姿には自重気味なんだと思います。約6年半前の「フレッシュプリキュア!」では、水着姿の子が出ていたのですが、それが大不評だったのも影響しているでしょうね。
女児向けアニメでの性的描写については、私達が問題ないと思ったものでも、異を唱える人は少なくはなく、取り扱いが難しいでしょうね。
特に、性的被害やストーカー被害に遭った事のある母親達が問題なのでしょう。そういう人達は、軽い性的描写であっても、娘がマネして、下手をしたら同じ被害を受けるかもしれない、と神経質になりがちだと思いますしね。まあ、私は女性ではありませんので、推測的な意見ではありますが。
何にせよ、女児向けアニメでの性的描写は、適度を心掛けて、健全さを保ってほしいものですね。