新築もいいけど中古もね・・・

「リノベーション」という言葉を最近耳にしませんか？
リノベーションとは「刷新」とか「改善」「修復」という意味があります。
（エムズ日記10月19日「コンバージョンとリノベーション」参照)

住宅は元来「新築」が良い。ごもっともです。
しかし、現実には「希望の場所」で「希望の予算」で新築住宅を探すとなかなか良いものがない、あっても広さが「希望の広さ」ではないことが多いと思います。（お金のある方は別です）
また、“新築だから建物は大丈夫”という定義も昨年末からの事件で疑わしいものになっています。
逆に古い物でも頑丈な作りのものも多くあります。そして生活の形態が「ウサギ小屋」から「ゆとりある生活空間」に変わってきています。

そこで「リノベーション」の登場です。
都心でも新築に比べて中古は立地条件が良く（昔だから良い場所に建てることができた）、価格は新築に比べて4割、5割（物によってはそれ以上）安いので、ある程度広いものが購入できるのです。
安かった分「リノベーション」にお金をかけ理想の空間創りをする方が非常に増えてきています。
例えば新宿区四谷で仮に7000万円の予算で新築を購入しようとしたなら66～75㎡位の広さのものしか買えません。
しかし、築20～25年の中古であれば100㎡位の物件が5000万円位で買えます。
そして1000～1200万円位かけて自分の好みに「リノベーション」しても6000万円位で済むのです。

また、この「リノベーション」が思わぬ効果も生みます。
「リノベーション」は化粧直し程度の模様替えと違い、部屋全体をスケルトン状態にするため、建物の健康診断ができ、あとあと安心して住むことができるのです。

築23年の物件の実際の施工例を見て感激しました。
マンションのこんな探し方もあるのです。