模型製作記

個人的な模型製作の過程を記録していくブログ

テスタメント11(完成)

2008-06-28 | テスタメント

とうとうテスタメントの最終回となりました.
思えば近所の模型コンテスト(本日提出してきました)に間に合わせるためのモチベーション維持のために製作過程を紹介してきたのですが,そのおかげでびっくりするくらいのペースで進みました.
なにより同じ作業を何回も行ったり,細かいパーツを作るというやる気の起こりにくい作業にも,公開すると思えば取り組むことができました.

さて,昨日ちらっと触れたトリケロス改の不都合とは,いろいろな部分と干渉しまくりだったということです.
ポーズが付けにくいだけでなく,側面の装甲を折りたたもうとしても,ほとんど折れなくなってしまいました
その原因は完成間近に急いで作った腕との接続パーツの位置合わせが不十分だったことです.
このことでやはり仮組みは大切だと実感しました.





トリケロス改は残念な結果となってしまいましたが,ディバインストライカーはうまくいきました.
ディバインストライカーは本体後部にマウントされている状態のほかに,フライトユニットとしての機能と,格闘用のアームとして使用することができるという設定です.
その変形を差し替えなしで再現できました.
変形といってもそれほど複雑ではないのですが,細かい可動が多いので大変でした.





また,普段はあまり見えない腰アーマー裏や足の裏にもディテールを加えています.
ですが,一番目立つ肩アーマー裏はディテールなしというアンバランスな出来となりました.



テスタメントが完成したため,今後はアウトフレームを作っていきたいと思います.
アウトフレームはソードストライカー装備状態として,9月に地元の模型店で開かれるコンテストに出せたらいいなと思っています.
やはり締め切りがないと作業が進みませんから.

 

※新ブログに移行しています。

今後製作記録の更新はこちらで行っていますので是非ご覧ください。


テスタメント10

2008-06-27 | テスタメント
とうとうテスタメントが完成しました.
塗装中にいくつかのトラブル(頭部アンテナ基部がぽっきり割れたり,スミ入れ時にラッカー溶剤で拭き取りを行ってしまったり)に見舞われ妥協しかけたのですが,せっかくここまで作り込んだのだからと言い聞かせて頑張りました.
特にスミ入れ時にラッカー溶剤で拭き取るというミスは,雑誌で同じ失敗をしたと書いていたライターさんがいらっしゃったように思いますが,そのときはそんなミス誰がするんだと思っていました.
ですが気を抜いていると意外と気づかないので注意が必要です.
私の場合,原因はラッカー溶剤をポリ容器入りの物と,瓶入りの物の2種類持っていたため気づかなかったようです.

と,長々とミスについて書きましたが,何とか完成しましたので紹介します.



全体のプロポーションはストライクノワールのバランスを参考にしているために,なかなかいい感じだと思います.
塗装についてもいい感じの色が出せたのではないかと思っています.
ただ,胸部等の濃い赤の部分は考えていた色より茶色寄りになってしまいました.
また写真ではわかりにくいですが,明るい赤の部分はパーツによって色味が微妙に違うため,実物を見ると少し気になります.
しかしもう完成させたため,これらの修正は行うつもりはありません.



頭部から胸部にかけてのアップです.
頭部は予想通り,特徴的な大きいアンテナのおかげでテスタメントに見えるようになりました.
このパーツがなければほぼストライクノワールな顔立ちをしています.
胸部はのっぺりしすぎた感じもしますが,小スケールなためそれほど気になりません.



可動域はHGレベルのため,各部はそれなりによく動きます.
ただ,右腕のトリケロス改にいろいろ問題があり,かっこいいポーズはあまり付けられなくなってしまいました.
このあたりについては明日詳しく書きたいと思います.

あと,お気づきかもしれませんが,背景がクッキングペーパーになっています.
お見苦しくてすみません.
撮影環境も整えていきたいと考えていますので,それまでお許しください.

リックディアス・百式

2008-06-26 | 完成品
テスタメントの塗装始めました.
私はキット素組みが9割,改造,塗装まで行うことが1割という感じなので,塗装は未だに苦手意識,というより恐怖感が大きいです(マスキングはがしたら塗膜もはがれるのではないか,など).
そのため,パーツ数はHGキットと変わらないのですが,塗装に非常に時間がかかってしまいます.
目指すコンテストの締め切りには何とか間に合うように頑張るつもりです.

さて,本日も完成品の紹介をしたいと思います.




本日はクワトロ大尉のリックディアスと百式です.
これらはそれほど手を加えず,ただただ完成を目指した記憶があります.
百式は結構気に入っている機体なのですが,この百式はわずかに行った改修が裏目に出てかっこよさが半減してしまいました.
百式はいずれもう一度製作したいと考えています.
これら2体は高2の夏休みに完成させました.

始めに述べた通り,私は塗装まで行う完成品はほとんどありません.
高校時代は年に3体程度,その後は年に1体程です.
この完成品の紹介というカテゴリーは,数少ないが故に愛着のある完成品を製作順に紹介していく予定です.
完成品の数に限りがある分,こだわったものはがっつり紹介していきたいと思います.


シャアズゴック・黒3旧ザク

2008-06-24 | 完成品
テスタメントのパーツは洗浄して現在乾燥待ちですので,今日はまた完成品の紹介を行いたいと思います.

まずはシャア専用ズゴックです.
基本的にキットのままですが,製作当時はPGシャアザクのS型解釈が流行していたため,それに合わせて脚部に増加ブースター的なものを付けました.
このズゴックは高1から高2にかけての春休みに完成させました.





ほぼキットのままの完成品は書くことが少ないため,今日はもう1つ完成品の紹介を行いたいと思います.
この旧ザクはFGザクを利用して製作しました.
製作は頭部,胸部,脚部を旧ザクのような形状に変更したのみです.
これらの改修部分は自作故の精度の悪さがあり,あまり好きではないのですが,この作品の色合いは気に入っています.
黒部分は黒の上からクリアパープルを上吹きしていて,深い色合いが出せました.




これは高2の6月頃に完成させました.
この旧ザクで近所の模型店で開かれた'FGザクコンペ'に参加しました.
この時期はFGのシンプルな構成を気に入ったことと,高校生であった自分にとって経済的だったため,FGを用いた完成品が多くなっています.

テスタメント9

2008-06-23 | テスタメント
今日はディバインストライカーのツメ可動部を製作しました.
このパーツを作ればすべてのパーツがそろう予定です.
また忘れている部分もあるかもしれませんが.



ツメ可動部はこのようになりました.
基本はプラ材を用いていて,可動軸は0.5mm真鍮線です.
軸穴を開けるときにとても気を使ったため,想像していたよりかはゆがみが少なくなりました.



ディバインストライカーに装着した画像です.
可動アームが太いため,ツメが閉じている際は見栄えが悪いのですが,ツメを展開すると迫力があっていい感じに仕上がりました.

残る作業は塗装のみなのですが,この先1週間はやはり雨続きなうえ,来週は少々忙しいため,塗装に入るタイミングが難しいです.


テスタメント8

2008-06-22 | テスタメント
テスタメントもとうとう完成間近となりました.
だいたいの表面処理も終わり,武器類の仕上げも進んでいます.
ただ,ディバインストライカーが完成したと思いこんでいたものの,ツメ部分の可動機構に全く手を付けていないことに気づき,少し焦っています,
おそらくはプラ材と真鍮線による可動機構にすると思うのですが,精度が必要なため,十分な睡眠としっかりした計画を立てて挑みたいと思います,

とりあえず,画像はほぼ処理の終わったテスタメントです.
ねらい通り,すらっとしたカッコ良さが出せたのではないかと思います,


テスタメント7

2008-06-21 | テスタメント
今日はテスタメントの右手の武器であるトリケロス改をまとめました.
具体的には腕との接続アーム,装甲裏のモールド,先端から出てくる(という設定の)ソード部分を新たに作りました.

接続アームは設定にはないようですが,トリケロス改を拳だけで保持することは困難だと考え,製作することとしました,
テスタメントの腕の形状に合わせたため,腕との接続用のプラ棒が斜めになるように調節しています.
ただこのパーツは1mmプラ板のみの部分が多いため,強度的にかなり不安です,

各種装甲裏モールドは0.3mmプラ版や,プラストライプの1mm幅の物を利用しました.

先端のソードは設定では本体内部からスライドして出てくるようですが,今回は差し替えで再現することとしました.

これでトリケロス改もほぼ完成したため,近いうちに塗装に入ろうと思います.





テスタメント6

2008-06-20 | テスタメント
今日はディバインストライカーのパーツがそろい,形になりました.
以前紹介した状態から上部ツメ部分の左右につく三角形のパーツと垂直尾翼がつきました.

上部ツメ部分の左右につく三角形のパーツと言うと何のことか分からないと思いますが,下の画像のようなものです.



形は単純なのですが.1つのツメの左右につくため,4つのツメで8つも作らなければならないということから製作意欲がわきませんでした.
当初は2mmプラ板から削りだそうと考えていたのですが.8つ作ることと小さいということを考えるとあまり良い方法ではないと感じ,作り方を考えていました.
結局の製作法は,0.5mmプラ板の箱組みです.
画像の左下の物が組んだ直後のもの,それ以外が整形済みのものです.
細かい箱組みができるか不安でしたが,意外と強度もでて.楽に8つのパーツを作ることができました.

垂直尾翼は1mmプラ板で製作しました.
斜めについているので,垂直尾翼という呼び名が正しいのか微妙ですが,あえてこう表記することとします.


完成したディバインストライカーです.





本体の表面処理も順調に進んでいるため,製作ペースは非常にいい感じだと思います.
ただ,この先大阪は雨らしいので,塗装ができるか心配です.



テスタメント5

2008-06-19 | テスタメント
テスタメントの頭部もだいたい形になってきました.
フェイス部分やヘルメットはほぼノワールのままですが,想像通りアンテナを作ればテスタメントに見えるようになりました,
ディバインストライカーの飛行形態は,可動の関係上翼の付け根部分が弱々しく感じるのですが,気にしないでこのまま進めます.
残りは細かいパーツとヤスリがけとなりました.
締め切りまでに完成できるぎりぎりのペースだと思うので,しっかり進めていきたいと思います,



FGガンダム

2008-06-18 | 完成品
今日のテスタメントは,表面処理などの地味な作業ばかりでしたので,また完成品を紹介したいと思います.



このガンダムはFGを元に製作しました.
FGの各部を切り離し,極力可動範囲広げるように接続しています.
顔はポリパテで製作したのですが,どう考えてもキットのままのほうがかっこいいという,残念な結果となってしまいました.



このガンダムで気に入っている部分は,腰フレーム部分です.
サイドアーマー接続部分が独立して可動し,上半身を左右に傾けても隙間ができない構造になっています.
これは以前紹介したGMのあとから作り始め,高1の冬休みに完成しました.