日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

小春日和の瀬戸内へ - 源蔵本店

2017-11-04 11:23:51 | 居酒屋
昼酒は好まないとあれほど申しておきながら、このところ昼から一杯やる場面が続いています。先週末の「中央酒場」、昨日の「自由軒」に続き、本日は「源蔵本店」の暖簾をくぐりました。
この店を訪ねるというと、玄関を入って左手にある六人掛けのテーブル席につくのが常のところ、今日はあいにく先客が。代わって案内されたのは、左奥の冷蔵庫の前にある四人掛けのテーブルでした。しかしこちらも悪くはありません。正面に見えるのが厨房から玄関の暖簾に変わるだけで、店内の片隅から客席を見渡せるところは同じです。しかも立ち上がって振り向けば刺身と小鉢が並ぶ冷蔵庫があります。六人掛けを一人で使うのは少々気が引ける一方、この席なら気兼ねなく呑めるのも好材料です。
刺身、揚物、小鉢、一品から鍋物まで、様々な肴が揃う当店ですが、看板はあくまで大衆食堂であり、無駄な長居は野暮というものです。まず冷蔵庫から刺身を、次いで小鉢、一品、揚物から二品ほど選び、徳利を二本空けたところで切り上げるという流れが定着してきました。その揚物を選ぶにあたり、今回是非試してみたかったものがあります。昼時に訪ねた前回、周りのお客が頼んでいた定食の唐揚げが非常にうまそうだったのです。こうして注文した唐揚げは、胡麻油の風味を効かせ、皮の部分をパリパリに揚げるなどの一工夫が凝らされており、見た目、味、食感ともに完成された逸品でした。

源蔵本店
広島市南区猿猴橋町5-18
082-263-3855
平日 930AM-2100PM(LO)
日祝日 930AM-2030PM(LO)
月曜定休

上撰二本
平目さしみ
あなごつけやき
とりから

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