日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

偕楽園観梅ツアー 2017 - グリーン車再び

2017-02-25 18:29:41 | 関東
予想通り最後の列車には間に合わず、四時まで粘ってから切り上げました。しかしこれが結果としては裏目に出ました。
というのも、折悪しく見物客が帰る時間に重なったため、駅へ向かうバスが取り付く島もないほどに混んでおり、かなり離れた国道沿いのバス停まで延々歩く羽目になったからです。時間を空費した結果、五時前に出る「ときわ」にもあと一歩のところで間に合いませんでした。しかも後続の「ひたち」がほぼ満席の盛況につき、往路と同様普通列車のグリーン車に収まるという結果に。速さと座席の違いを考えれば、常磐線の特急は乗り得だけに、片道だけでも乗っておきたかったのですが。列車で行くことを前提にした場合、偕楽園に列車が停まるうちに切り上げるのが得策といえそうです。

前回は観梅を終えた後そのまま帰りましたが、そのときは呑み屋の選択肢が乏しい日曜という事情がありました。その点土曜なら選択肢はいくつかあり、一献傾けてから帰りたいのはやまやまでした。しかるに早々と切り上げたのは、母親の一月遅れの誕生祝いという大義名分があってのことです。
誕生日と母の日に好物を奢るのをせめてもの罪滅ぼしとしてきた中、旅にかまけて先延ばしにしがちなのが一月の誕生祝いです。例年六月には暇になってくることを考えると、母の日は延びてもせいぜい一月なのに対して、誕生祝いを延ばして行くときりがありません。この先の活動休止が確実に見込まれる週末はなく、そのまま行けば母の日さえ過ぎてしまう可能性も少なからずあります。水戸から日帰りする今回は、貴重な機会と思い立った次第です。
水戸で呑むのも貴重な機会には違いなく、それをむざむざ棒に振るのは惜しまれます。それに加えて、現地にほとんど金を落とさず帰るのも心苦しいところです。しかし、来年古希を迎える年齢を考えると、ささやかな孝行もあと何年できるか分かりません。今回はこれでよかろうと納得しています。

★水戸1706/444M/1911上野

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