暗くなるまで粘って撮影終了です。半島の先端の灯台を回り込み、清水市街を望む西側へ出ると、目の前に広がっていたのは砂嘴の地形が手に取るように分かる三角形の砂浜と、その向こうに広がる茜色の空でした。一冬でも何度あるかというほどの鮮やかさから、今日の空気がいかに澄んでいたかが分かります。清水市街に明かりがつくのを眺めつつ東の方を振り向けば、伊豆半島の向こうから満月が顔を出し、夕空と満月の中間には富士山が。思わず言葉を失うほどの、実に見事な夕景です。年が始まって一月経たないうちとはいえ、旅先で最も印象に残った瞬間はと問われれば、私は一も二もなくこの夕景を選ぶでしょう。先週の一回限りで終わっていれば、こんな場所があるとは気付かず終わっていたのですから、二週続けて足を運んだ甲斐はありました。
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