汽車旅in東北2012Part2(5)

来た道を引き返して福島駅へ戻ります。今や東北本線でさえワンマンカーが走る時代だというのに、飯坂電車には今時珍しく終日車掌が乗務しています。補充券の冊子とパンチの組み合わせも、これまた今のご時世かなり貴重なものになってきました。今時こんなシステムで成り立つのも、この路線の利用客がそこそこ多いからで、日中でも一時間に二本以上の電車が走り、終点近くでは立ち客も出るほどの賑わいです。地方私鉄がどこもかしこも青息吐息の今日、この健闘ぶりは見事というほかありません。