順調に北上して盛岡に着き、「こまち」と分かれて先ほど出発しました。先を急ぐ向きにはロスタイムにも思える6分間の停車でしたが、私自身この盛岡での停車時間が嫌いではありません。停車駅を絞って疾走してくるこれまでの区間に対し、盛岡以遠は各駅停車に近くなって速度が落ち、車窓もトンネルばかりに一変します。そんな区切りの駅でホームに降り、外の空気を吸い込めば、ともすれば単調にになりがちな新幹線での移動も、再び新鮮な感覚で楽しめるというもので、新青森から上ってきたときにも同じことがいえます。たとえていうなら、ブルトレ在りし頃に繰り返された下関と門司での機関車交換のようなものと申しましょうか。もちろん旅情の点ではブルトレに遠く及ばないとはいえ、鉄道華やかなりし頃を彷彿させる小休止が心地よいのです。
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