私はニッポン放送で「朝はモリタク!もりだくSUN」(月~金、6:00~8:30)のパーソナリティをしています。番組では、ライブドアによるニッポン放送株の買い占め事件が発生して以来、この事件を取り上げてきませんでした。ストレースニュースや朝刊ナナメ読みで、ニュースのひとつとしてご紹介することはあっても、論評することは避けてきたのです。これは、ニッポン放送が「放送は公のもので、当事者が争いに利用してはならない」という方針をとってきたからです。今後も番組ではその方針を継続していきますが、放送以外の場面では、私はコメントを再開することにしました。ここでも、この問題を取り上げていきたいと思います。なぜ私が方針を変えたのかというと、ニッポン放送の社員がついに立ち上がったからです。
3月3日に委任状を含めると社員の9割が集まって、ニッポン放送の社員総会が開かれました。創業以来、初めてのことだそうです。
声明は、リスナーの皆様、スポンサー、広告会社の皆様、出演者および関係会社の皆様、株主の皆様、そしてフジサンケイグループの皆様という宛名になっています。全体は、ニッポン放送のホームページに掲載されていますので、声明文本体のところだけを引用します。
--------<以下引用>----------
私たちニッポン放送社員一同はフジサンケイグループに残るという現経営陣の意志に賛同し、ライブドアの経営参画に反対します。
ニッポン放送には開局以来、スポンサー・出演者・株主等多くの理解者に支えられながら、リスナーと共に50年という歳月をかけて営々と築き上げてきた企業価値があります。特に、私たちは先輩たちから伝承されてきた放送人としての精神を大切にしております。それは、「リスナーのために」です。いつも私たちはこのことを心の拠り所や判断基準として日々の業務に取り組んでおります。
一方、ライブドア堀江貴文社長の発言には「リスナーに対する愛情」が全く感じられません。ラジオというメディアの経営に参画するというよりは、その資本構造を利用したいだけ、としか私たちの目には映りません。
責任のある放送や正確な報道についても、堀江社長が理解しているとは到底思えません。弊社はもとより全ての民間放送の放送基準にあります通り、私たちは常に「リスナーのために」にこだわっています。それに背く事はしない-そう先輩達に教えられ、後輩達に教えています。それが"放送"です。
一例ですが、ニッポン放送はこの30年間、毎年クリスマスに「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」という24時間のチャリティ番組を放送し、視覚障害者のために音の出る信号機を設置する募金活動に社員一丸となって取り組み続けております。私たちが、ニッポン放送が、リスナーの皆様そして社会と共に生きていることを深く実感する機会のひとつです。
今回、ニッポン放送がライブドアの傘下に入れば、互いに触発しあいながら発展してきたフジサンケイグループの仲間達をはじめ、永く応援して下さっているスポンサー各社、協力関係各社の皆様から関係の見直しを余儀なくされることも十分に予想されます。
私たちは今回の問題が司法の場で適正に判断されて私たちの考えに沿った決定が成され、この混乱が一刻も早く終息することを心より願っております。
最後に、私たちはこれからも明るく楽しい番組を皆様にお届けするため、精一杯努力することを誓います。
引用元:ニッポン放送の経営権に関するニッポン放送社員声明文
---------<以上>---------
私は、そもそも2月8日に行われたライブドアによるニッポン放送株の取得自体が、違法の疑いが強いのではないかと考えています。証券取引法では、市場外における株式買付が持株比率の3分の1超となる場合は、公開買付によらなければならないと定めています。だから、フジテレビはニッポン放送株の公開買付けを行っていたのです。ところが堀江社長は、リーマンブラザーズ証券から800億円の資金を調達した後、東証の時間外取引で「たまたま売りに出た株を買っただけ」と主張しています。800億という巨額の資金調達をしたあと、たまたま1千万株ちかいニッポン放送株が、しかも時間外に市場に売りに出されることなどありうるのでしょうか。私にはとても理解できません。
ただ、ここは水掛け論かもしれませんので、ニッポン放送社員の声明に戻りましょう。声明は、堀江社長の発言にリスナーへの愛情が感じられないとしています。私もそう思いますが、堀江社長は、ラジオを好きでもないし、ラジオ局の経営に興味さえ持っていないのではないかと私は思っています。最初、堀江社長は、ニッポン放送が好きだと言っていました。それでは誰の放送を聞いているのでしょうか。うえちゃんですか、高田先生ですか、それとも垣花アナウンサーでしょうか?
昨年暮れに堀江社長にゲスト出演していただいたときに、ニッポン放送の番組の話は全然でませんでした。それどころか私が堀江社長に、「なぜ競馬に参入したいのですか」とお聞きした時、堀江社長は「規制のある分野に利益があるから」とおっしゃいました。そしてそのときに「規制で儲かっているテレビ局は欲しいが、参入の障壁は高く、買収するのもなかなか難しい」ともおっしゃっていました。つまり堀江社長が欲しいのは、あくまでもフジテレビの持つ「利益」なのだと思います。
堀江社長は、テレビと比べてラジオの利益が桁違いに小さいことを十分ご存知のはずです。つまり、ニッポン放送を乗っ取っても、それだけでは、大きな利益が得られないこを知っているのです。だから、堀江社長がニッポン放送を欲しがっているのは、フジテレビを買収するための「踏み台」としてだけで、事業そのものには、ほとんど興味はないのだと私は思います。だから、「インターネットとラジオを融合させれば、面白い番組やビジネスが可能になる」などと言い出すのです。
皆さんご存知のとおり、ニッポン放送は、業界で最も早い時期からインターネットの成長性に目をつけ、専門の部署も作って、様々な事業を行ってきました、例えばブロードバンド・ニッポンでインターネット放送をしたり、デジタルコンテンツの配信事業など行ったりと、いわばデジタル時代の先駆者としての役割を果たしてきたのです。それでも著作権や放送局の責任といった放送上の制約や、インターネット放送ではサーバーに大きな負荷がかかるなど、さまざまな問題があって、実に多くの苦労と戦いながら、ここまで歩みを進めてきたのです。堀江社長が普通に思いつくインターネットとの融合の可能性など、ニッポン放送では、とっくに実証済みなのです。
ニッポン放送の社員は、堀江社長の発言を聞いて、「この人にラジオ局の経営はできない」ことを確信しています。ところが堀江社長は、3月5日づけの毎日新聞に掲載されたインタビューで、社員声明について問われた際、「言わされているだけでしょ」と切り捨てています。私は社員ではありませんが、私の知る限り、堀江社長を歓迎するニッポン放送の社員は一人もいません。
アメリカでは、買収先の協力のないM&Aは成功しないということが広く知れ渡り、昨年の敵対的M&Aの実施は数件にまで減少しています。ニッポン放送は社員が一致団結してライブドアの経営参画を歓迎しないと言っているのですから、買収を強行しても、上手く行くはずがありません。敵対的買収は、リスナーを初めとした多くの人の共有物であるラジオ放送を、壊してしまうだけだと、私は考えています。
3月3日に委任状を含めると社員の9割が集まって、ニッポン放送の社員総会が開かれました。創業以来、初めてのことだそうです。
声明は、リスナーの皆様、スポンサー、広告会社の皆様、出演者および関係会社の皆様、株主の皆様、そしてフジサンケイグループの皆様という宛名になっています。全体は、ニッポン放送のホームページに掲載されていますので、声明文本体のところだけを引用します。
--------<以下引用>----------
私たちニッポン放送社員一同はフジサンケイグループに残るという現経営陣の意志に賛同し、ライブドアの経営参画に反対します。
ニッポン放送には開局以来、スポンサー・出演者・株主等多くの理解者に支えられながら、リスナーと共に50年という歳月をかけて営々と築き上げてきた企業価値があります。特に、私たちは先輩たちから伝承されてきた放送人としての精神を大切にしております。それは、「リスナーのために」です。いつも私たちはこのことを心の拠り所や判断基準として日々の業務に取り組んでおります。
一方、ライブドア堀江貴文社長の発言には「リスナーに対する愛情」が全く感じられません。ラジオというメディアの経営に参画するというよりは、その資本構造を利用したいだけ、としか私たちの目には映りません。
責任のある放送や正確な報道についても、堀江社長が理解しているとは到底思えません。弊社はもとより全ての民間放送の放送基準にあります通り、私たちは常に「リスナーのために」にこだわっています。それに背く事はしない-そう先輩達に教えられ、後輩達に教えています。それが"放送"です。
一例ですが、ニッポン放送はこの30年間、毎年クリスマスに「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」という24時間のチャリティ番組を放送し、視覚障害者のために音の出る信号機を設置する募金活動に社員一丸となって取り組み続けております。私たちが、ニッポン放送が、リスナーの皆様そして社会と共に生きていることを深く実感する機会のひとつです。
今回、ニッポン放送がライブドアの傘下に入れば、互いに触発しあいながら発展してきたフジサンケイグループの仲間達をはじめ、永く応援して下さっているスポンサー各社、協力関係各社の皆様から関係の見直しを余儀なくされることも十分に予想されます。
私たちは今回の問題が司法の場で適正に判断されて私たちの考えに沿った決定が成され、この混乱が一刻も早く終息することを心より願っております。
最後に、私たちはこれからも明るく楽しい番組を皆様にお届けするため、精一杯努力することを誓います。
引用元:ニッポン放送の経営権に関するニッポン放送社員声明文
---------<以上>---------
私は、そもそも2月8日に行われたライブドアによるニッポン放送株の取得自体が、違法の疑いが強いのではないかと考えています。証券取引法では、市場外における株式買付が持株比率の3分の1超となる場合は、公開買付によらなければならないと定めています。だから、フジテレビはニッポン放送株の公開買付けを行っていたのです。ところが堀江社長は、リーマンブラザーズ証券から800億円の資金を調達した後、東証の時間外取引で「たまたま売りに出た株を買っただけ」と主張しています。800億という巨額の資金調達をしたあと、たまたま1千万株ちかいニッポン放送株が、しかも時間外に市場に売りに出されることなどありうるのでしょうか。私にはとても理解できません。
ただ、ここは水掛け論かもしれませんので、ニッポン放送社員の声明に戻りましょう。声明は、堀江社長の発言にリスナーへの愛情が感じられないとしています。私もそう思いますが、堀江社長は、ラジオを好きでもないし、ラジオ局の経営に興味さえ持っていないのではないかと私は思っています。最初、堀江社長は、ニッポン放送が好きだと言っていました。それでは誰の放送を聞いているのでしょうか。うえちゃんですか、高田先生ですか、それとも垣花アナウンサーでしょうか?
昨年暮れに堀江社長にゲスト出演していただいたときに、ニッポン放送の番組の話は全然でませんでした。それどころか私が堀江社長に、「なぜ競馬に参入したいのですか」とお聞きした時、堀江社長は「規制のある分野に利益があるから」とおっしゃいました。そしてそのときに「規制で儲かっているテレビ局は欲しいが、参入の障壁は高く、買収するのもなかなか難しい」ともおっしゃっていました。つまり堀江社長が欲しいのは、あくまでもフジテレビの持つ「利益」なのだと思います。
堀江社長は、テレビと比べてラジオの利益が桁違いに小さいことを十分ご存知のはずです。つまり、ニッポン放送を乗っ取っても、それだけでは、大きな利益が得られないこを知っているのです。だから、堀江社長がニッポン放送を欲しがっているのは、フジテレビを買収するための「踏み台」としてだけで、事業そのものには、ほとんど興味はないのだと私は思います。だから、「インターネットとラジオを融合させれば、面白い番組やビジネスが可能になる」などと言い出すのです。
皆さんご存知のとおり、ニッポン放送は、業界で最も早い時期からインターネットの成長性に目をつけ、専門の部署も作って、様々な事業を行ってきました、例えばブロードバンド・ニッポンでインターネット放送をしたり、デジタルコンテンツの配信事業など行ったりと、いわばデジタル時代の先駆者としての役割を果たしてきたのです。それでも著作権や放送局の責任といった放送上の制約や、インターネット放送ではサーバーに大きな負荷がかかるなど、さまざまな問題があって、実に多くの苦労と戦いながら、ここまで歩みを進めてきたのです。堀江社長が普通に思いつくインターネットとの融合の可能性など、ニッポン放送では、とっくに実証済みなのです。
ニッポン放送の社員は、堀江社長の発言を聞いて、「この人にラジオ局の経営はできない」ことを確信しています。ところが堀江社長は、3月5日づけの毎日新聞に掲載されたインタビューで、社員声明について問われた際、「言わされているだけでしょ」と切り捨てています。私は社員ではありませんが、私の知る限り、堀江社長を歓迎するニッポン放送の社員は一人もいません。
アメリカでは、買収先の協力のないM&Aは成功しないということが広く知れ渡り、昨年の敵対的M&Aの実施は数件にまで減少しています。ニッポン放送は社員が一致団結してライブドアの経営参画を歓迎しないと言っているのですから、買収を強行しても、上手く行くはずがありません。敵対的買収は、リスナーを初めとした多くの人の共有物であるラジオ放送を、壊してしまうだけだと、私は考えています。
僕も森永さんと同じ意見です。
インターネットと既存メディアの融合・・・と言えば、煙にまかれる人も多いのでしょうが、今ひとつもふたつもピンときません。現状のポータルサイトとしてのライブドアがyahooの真似でしかなく、特別なことを何もしていない以上、説得力を感じることができません。
会社は株主のもの、会社の価値をあげることが最大の目的、というのは、全部うなづけるものでもありません。
会社は社員の生活をささえたり、社会へ寄与するという目的も大事だと思います。
ニッポン放送のパーソナリティで、森永さんがはじめてこの問題について発言してくださったので嬉しく思います。
森永さんのブログの事を知り、毎日チェックしていました。
まさか森永さんからライブドア発言があるとは思いませんでした。ちょっとビックリ。
上にもある様に、会社とは社会に貢献し、社員の生活を守るために存在します。
ただ経営陣は利益追求を第一とし、運営し会社自体の価値を上げて行かなければなりません。こと上場会社は必須です。
追求する事で、投資家の皆さんや社員の皆さんへ
の期待に答えていく訳です。
ただ今回の問題でフジサンケーグループが決議した内容で本当に良かったのでしょうか?
少し疑問です。
両者ばかりクローズUPされて、他の投資家はまったくの無視。
M&A良いではありませんか!
若いお金持ちの企業家の皆さん頑張って下さい。
応援致します。
森永さん頑張って下さいね!
毎日楽しく聞いてますから・・・・・m(__)m
ぼやきカルタでも NGワードだったので森永さんらしくないなぁと思ってました、しかしニッポン放送で番組をやってれば仕方ないなぁとも思ってました
しかしここでライブドアの事を書くなんて…
さすが森永さんですね。
実は私も堀江社長の言うように上に言わされてるのでは?と思ってましたが、森永さんの話で納得しました。私はみのりストですから、増田みのりの味方です!(^^ゞ
しかしフジテレビのやり方にも疑問でした。何れにしても早く解決して森永さんみのりさんに気持ち良く働いてもらって、楽しい放送を聴きたいです!
あ!今日見舞いの友達にラジオ買ってきてもらいました、明日から又もりだくSUN聴きますよ!頑張ってくださいね!
もちろん、みのりさんも!!応援してます!大大大ファンですから!
それからニッポン放送バスタオルありがとうございました
m(_ _)m
森永さんの論評が支離滅裂です。
立会外取引の違法性・不明確な放送・インターネットとの融合論・社員のモチベーション・敵対的買収・・・。何をおっしゃりたいのでしょうか。ただ単純に「堀江貴文」という人間の一連の行動パターンがどうも好きになれない、そのための理屈を並べた・・・に過ぎないのでは?
私は長年(もう20年になります)放送業界におりました。森永さんがお金をもらっているAM局を皮切りにFM局・TV局のそれぞれで時流にあった番組作りを真剣に取り組んでいました。当然、インターネットが世の中に登場してきた時代から研究を進めてもきました。
森永さんのおっしゃる「いわばデジタル時代の先駆者としての役割を果たしてきたのです。」というLF。本当にそうでしょうか。私にはそう思えません。少なくてもインターネット関連産業との接触を持つ私にはLFの取り組みなどすべてが後発に見えています。
私もラジオ局において新しいビジネスモデルを開発すべく、またデジタル化の波に遅れないために、様々な提案とその取り組みに挑戦してきました。その結果は従来型のビジネススキームに安住し、既得権益を捨てないためだけの努力以外はすべて排除されると言うことでした。
日本の放送業界は金融界よりもさらに悪質な護送船団方式だと思っています。系列局方式によるネットワークの実現と収益構造の固定化。企業は成長する必要がある・・・・という一般常識が通用しない世界なのです。事実ここ20年ぐらいの全国各局の売上推移はほとんど横ばい。高額初任給で有名なフジテレビを筆頭に高給取がゴロゴロいるTV局。下請法などという法律まで作らせてしまうほど、下請けを虐待する構造。そのくせ自分たちの利益だけは追求するための盛んな組合活動・・・あげくには某局プロデューサーのような横領まで・・・・。
堀江貴文という30歳そこそこの経営者を非難する前に、なぜ狙われたのか、彼一人によって日本中がこれだけ騒いだ理由がなんなのか、放送事業が本当に健全に機能しているのか・・・・等、の論評も必要だったのではないでしょうか。
最後に私は現在、インターネット関連産業の中で、いよいよ全国展開する地デジにおけるビジネスモデルを研究中です。もちろん放送局のためではなくそれを利用する一般企業のためにです。全国の多くの放送局が2008年の再免許取得のためだけに投資をした地デジ。ほとんど回収不能と言われています。
今、放送業界は本気で自分たちの将来像を真剣に議論し、強固なビジネスを生む体質にならなければ、第二・第三の堀江貴文は登場するだろうと予測しています。資本主義社会でリスクのないビジネスなどはあり得ないと思うのです。
最後に、堀江貴文氏の稚拙なプレゼンテーションは、森永さんをはじめとした国民全体にいらぬ疑問を与えています。LFの社員が不審に思うのも当然です。彼には是非、ウォーレン・バフェットのような器を求めたいと思います。
ライブドアが入ってこれなくても自己改革は必要です。
競争の激しい世界に生きるソニーはああいった事が起こりました。
でも、フジテレビやニッポン放送、その他の局もあんな事出来ないでしょう。
社員が声明文出すのは買ってですが、買収されたらどうにもなりませんから~!
5年もすれば誰が正しかったか分かります。
本当の幸せとは何か?
これを考えている森永さんを私は大好きです。
しかし、ビジネスエリートに対して冷たすぎるようにも見えます。
階層社会が恐ろしいのは分かりますが、現状のメディアに洗脳されるよりも、ライブドアが革命を起こした方がメディアリテラシーは向上する可能性があります。
放送業界に規制が掛からないうちに、一つくらい新しいメディアがあってもいいはずだ。
そう思って、今回私はライブドアを支持したいと思います。
もちろん、全面的に堀江さんを支持はしませんけど。
朝日新聞にコメントが載っていて驚きました。
今度はブログで語ってくれる事がうれしいです。
それでは。
他局では毎日のようにガンガン槍玉にあげるようにやっているのに。
やはり緘口令が敷かれていて、発言できないのだろう。
ニッポン放送らしくなく、興ざめだ”と思っていました。
自分のブログにも、そう書きました。
でも、森永さんのこの記事で、ある程度事情がわかりました。
そして、森永さんの意見をここで述べていただいて、良かったと思っています。
私は難しいことはわかりませんが、事の成り行きを見て行きたいと思っています。
ライブドアの経営参画に反対するのは、本当にリスナーのためなのかしら。フジテレビは、ニッポン放送が買い取られたら切り離すと言っています。これ、つまり、ニッポン放送の儲けがフジテレビの儲けになるならいいけど、ニッポン放送の儲けがライブドアに行くならダメって言ってるんですね。これこそリスナー無視の発言じゃないかしら。
関係各社への取り引きっていっても、広告を出せば商品が売れてお得だから、広告出すっていうのであって、フジグループからの脅しが恐くて仕方なく広告出すというわけじゃないはず。もし、フジのために広告だすというなら、そんな広告主は私たち消費者・リスナーのためになってないから、取り引きしなきゃいいんです!
どんなに経営者が浅ましくても、私たちは給与を支払う人のために、結果を出そうとがんばってます。経営者にとってお得な存在にならなければ、切り捨てられてしまうためです。そういう厳しい世の中になりつつあることは、よくご存知のはずで、そういうことで世の中成り立っているのに、フジだけは資本市場のオイシイところだけもっていって、経営権渡すのだけはイヤだなんて、それは通じないだろうと。フジは同じルールに乗っ取って、例えばライブドアから高値で株を引き取るなりすべきだと思います。
ニッポン放送社員の方々も、嫌いな社長の親会社だったら働きたくないというのは、それはあまりに子供な意見じゃないかしら。辛いのはわかるんですけど、世の中に適応するなら、考え方を変える必要あるんだと思うんですよ。
リスナーのため?。具体的に、リスナーのためとは何でしょう?
いい番組であるか否かは、リスナーが判断するものであり、送り手は、精一杯頑張るだけでいいのではないでしょうか?
会社は、社会に貢献する?
本当?
貢献しているつもりになっているのは、大企業と思われますが、本当に、貢献しているのでしょうか?
自分たちに都合の良いように行動しているだけではないのでしょうか?
政治に関与して、圧力をかけている内容も、紛れもないことと思います。
話を戻して、なぜ、買収して、されてはいけないのでしょうか?
ライブドアが関与して、むちゃくちゃなことをするのでしょうか?
公共性といいますが、今の経営者は特別な人なのでしょうか? 堀江さんと、同違うのでしょうか?
公共性があるからこそ、放送法があるのであって、その中で、できる限りのことをしているだけではなおのでしょうか?
なぜ、否定する方向ばかり考えるのでしょうか?
逆に、何かが変われば、少しはいいことが出てくると、前向きな意見はないのでしょうか?
何が、悪くて、非難される必要があるのでしょうか?
合法的であるならば、好きなように、やらせるのも、一案なのではないでしょうか?
今の状況に、日本の縮図を見てしまって、げんなりです。
「堀江さんと、どう違うのでしょうか?
公共性があるからこそ、放送法があるのであって、今でも、その中で、できる限りのことをしているだけではないのでしょうか?」
また、追加ですが、
そもそも、ライブドアの行動が上手く行ったからといって、なぜ、ニッポン放送は、サンケイグループから、出て行かなければならないのでしょうか?
それこそ、企業、メディアの私物化ではなおのでしょうか?
内容が大して変わらずに、提携を維持できれば、そのままでいいのでは?
内容が大きく変わってから、考えればいいのでは?
当初より、堀江氏は、面会を求めているが、会ってもらえないので、今回の行動を取ったと言っているので、会う会わないは自由だが、毛嫌いするほうが会社としてはおかしいのでは?
なぜ、こんなことが議論になっているのか、これからして理解できません。
整然と感情的にならずに粛々と当事者同士で処理して行けばよいのでは?
と、思っています。
フジの対応も今回市場から疑問視されてますし
もしニッポン放送が焦土戦術にでて
ニッポン放送の資産価値がほとんどなくすようなことになったら新ニッポン放送経営陣から背任罪で告訴されかねませんし
僕は早いうちに両者手打ちでまとめるしかないと思っています。
どちらかが一方的に勝利するなんて今回の問題ではありえない事かと思います
>ニッポン放送株が、しかも時間外に市場に売りに出されることなど
>ありうるのでしょうか。私にはとても理解できません。
「時間外取引を先にやったのはフジテレビ」
http://blog.goo.ne.jp/moritaku_goo/e/0bab4d0fc2a87ed46d3f57fdccad106b
フジテレビも12・4%もの株を時間外で購入の様ですが、
こちらも不思議といえば不思議ですね。
その時は問題視されなかったのでしょうか?
なにか今回の事と違う事があるのでしょうか?
でも、業態は刻一刻変わっていくんだ。
森中発言は、現状は従業員の地位保持だと、まさにA新聞とバッチリじゃん。
ビジネスはそーじゃないよ。もちろん人間は働いているが、変わって行かなければ難しいぞ。
会社なんてもうこれからすごいスピードで替わっていかなきゃ生きていけないぞ。
既得権益なんてムリムリ、ラジオじゃ。
もうネットしかないって、存在意義が。
こたびの森永さんのエントリ、まさに同感です。
昔から森永さんは著作やTVなどで、人間の
心を考えない冷酷な経営は良くない、それは
世の中をめちゃくちゃにしてしまうと
述べられており、私はいつも同感に思って
いたのですが、今回のLDの手法を見るに、
そのメチャクチャが遂に日本を破壊的に
侵食しはじめていてとても恐ろしく感じました。
森永さんのような専門家が、こういった恐ろしい
事態にきちんとNoを云って下さっていることは
心の救いです。どうか、頑張って下さい。
あと、少し話は違うのですが、今週で終幕する
東京都写真美術館の「オタク」展はなかなか
素晴らしいものがありますので、よろしければ
ご拝見になるのもオツなものかと思います。
http://www.syabi.com/topics/t_otaku.html
ライブドアやフジが行った大量の時間外取引はあまりほめられた行為ではありません。しかし、ルールとして認められている以上問題はないと考えます。
これをよくライブドアに批判される人がいますが、お門違いです。これは、政治家の怠慢であって、ライブドアを批判するのは間違っています。特に、時間外取引の危険性なんか有名な話なんですから。
そして、堀江さんが公共性が必要な放送を担える存在であるかどうかわかりません。しかし、日本放送が大株主である堀江さんと話し合わないというのは、資本のルールや相互理解の面から考えてもおかしい気がします。株式のルールすら守れない日本放送が公共性や公明性を主張しているのには疑問すら感じます。
これからの時代、テレビからインターネットにシフトすることは間違いないと思います。しかし、完全にテレビがなくなることはないでしょう。理由は、人によってコンピュータリテラシーに差がありすぎるからです。
おそらくコンピュータリテラシーの低い人は、テレビをベースとしたインターネット技術を取り込んで使用する。
リテラシーの高い人は、インターネットのコンテンツサーバなどを利用して映像を見る(情報を扱う)のだと思います。
「私は、そもそも2月8日に行われたライブドアによるニッポン放送株の取得自体が、違法の疑いが強いのではないかと考えています。証券取引法では、市場外における株式買付が持株比率の3分の1超となる場合は、公開買付によらなければならないと定めています。」
森永さんはこう書かれていますが、サンデープロジェクトに出演したとき堀江さんは、田原さんのインタビューに答えて「時間外取引では、約29%の株を取得しただけ」という趣旨の発言をしています。したがって、3分の1超の株を時間外取引で取得したというのは、事実誤認ではないでしょうか?マスメディアで報道されることは、全て正確で真実であるというわけではないようですね。
私のほかにもいろんな人がラジオを聴いて、笑って泣いて、そして励まされて来たのです。
それだけは心に留めていただきたいと思います。
多いフジテレビと違って、
宏明さんも含めた鹿内家好きのニッポン放送経営陣
亀渕さん天井さん小笠原さん宮本さんたちは
鹿内さんのオトモダチである村上ファンドや
ほりえもんがそんなに嫌いなワケではありません
ただ堀江さんは言ってはいけない言葉
「ニッポン放送の"FCGからの離脱"」
を言ってしまった
ニッポン放送にとって
中 波 リ ス ナ ー*1 よ り も 大 事 な こ と
はフジサンケイグループ各社(産経新聞除く、
ただしサンスポ、夕刊フジは含む)との財務上の
連結です
これさえ維持できれば親会社じゃなくてもいい
無理してFCG内でNo.1でいることよりも連結さえ
保てれば、中波の世界ではこれからも元々特別な
オンリーワンで居続けられる
FCGとの関係を絶とうとする試みは全力をもって潰さ
なければいけない
「ライブドアのやっていることはグローバルスタンダードに
名を借りたクローニーなアングロサクソンスタンダードの亜流」
であって
ニッポンにはニッポンの麗しいやり方があるわけですから
*1 非常に残念なことに、関東地区においては
殆どがA帯に森永さんではなくタケローさんを
聞いてしまう
住信のヒゲのおじさまのコメントより鴻池(UFJ)
のアンパンマンの川柳の方が面白いんだぞ★
こんな経済ニュースが話題になるあたり、テレビメディアの影響力の強さを痛感させられます。もっともその反響の多様さには恐さに近いものがありますが。
堀江さんの乗っ取り作戦は見事だと思います。真似出来ない。
でも、本当にM&A以降のビジョンが薄い印象は受けます。いったい何がしたいのか。
もし本気なら、ニッポン放送はどう変わるのか、変わるべきなのか。
でもモリタクさん、経済評論家の肩書に似合わないくらいウェットなんですね。そんな方がブログを作れる時代に少し安心した気分です。
無いのですが、ニッポン放送社員の声明と森永氏の言葉
に何度も出てくる「リスナーのため」というのは
自己保身のための責任転嫁に見えてしまいます。
この件にタッチしていない(できない)第三者のリスナー
を勝手に引き合いに出し利用?するのはフェアでは
無いと思います。
あと堀江氏批判の内容が「リスナーに対する愛情が感じられない」「ラジオに興味が無いと思われる」みたいな
主観的推測ばかりなのは他のアンチ堀江の意見と
同様で感情論に近い物だと思います。(2ちゃんレベル)
リスナーとしては良い番組を提供してくれれば誰が
トップでも社員でも関係ないのです。
経営者やパーソナリティ以外の社員が好きでラジオを
聞いている人なんていると思いますか?(いないとはいいきれませんが)
局アナ含むパーソナリティにしてももっと面白い人が
いれば入れ替わっていくほうが健全だしリスナーの
為にもなると思うのですが。
無いのですが、ニッポン放送社員の声明と森永氏の言葉
に何度も出てくる「リスナーのため」というのは
自己保身のための責任転嫁に見えてしまいます。
この件にタッチしていない(できない)第三者のリスナー
を勝手に引き合いに出し利用?するのはフェアでは
無いと思います。
あと堀江氏批判の内容が「リスナーに対する愛情が感じられない」「ラジオに興味が無いと思われる」みたいな
主観的推測ばかりなのは他のアンチ堀江の意見と
同様で感情論に近い物だと思います。(2ちゃんレベル)
リスナーとしては良い番組を提供してくれれば誰が
トップでも社員でも関係ないのです。
経営者やパーソナリティ以外の社員が好きでラジオを
聞いている人なんていると思いますか?(いないとはいいきれませんが)
局アナ含むパーソナリティにしてももっと面白い人が
いれば入れ替わっていくほうが健全だしリスナーの
為にもなると思うのですが。
>証券取引法では、市場外における株式買付が持株比率の3分の1超となる場合は、公開買付によらなければならないと定めています。
その通りです。
しかし、今回のライブドアのToSTNeT
を利用した取引は、30パーセント以下ですよ。これは事実であり、調べればすぐにわかることです。メディアの報道も誤報が多いですが、モリタクさんまで事実の検証をせずに
このような言説は軽率だと思います。
このままでは日本はダメになります。
モリタクさん。あなたの影響力をよく考え
発言してください。 日本の為に・・・
みんな幸せにやっていた(放送局もリスナーも)ものを、許せない。
敵はもういい加減に退いてもらいたい。
兎に角、フジサンケイグループとしてがんばって頂きたいと思います。 応援しています。
フリー百科事典「wikipedia」の中の
「フジテレビジョン(wikipedia)」に、
細かく載っているので、見て見ましょうね。