森男の活動報告綴

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F4U-1A コルセア アリイ 1/48 (その3)

2015年01月18日 | 飛行機の模型
ちょっとずつですが、なんとか進んでいます。コルセアはペラがでかいので、モーターで回すと迫力があります。

オネエちゃんの絵は油彩仕上げの次に、ラッカーのクリアーをアホほど吹きます。最初の2層くらいは、下地が溶けるかもしれないのでこわごわと軽く吹きます。それなりに乾燥させてから、後は「知るかボケェー」という感じでベットリ吹きます。完全乾燥後、1500番のペーパーで研ぎ出して(番手を上げるのがめんどくさいので、1500番だけで頑張る)コンパウンドで仕上げます。すると、ムラが結構綺麗に消えてしまいます。

これがクリアー吹きの前。油絵の具を塗ったままの状態です。


これが研ぎ出し後です。理屈はわかってるのですが、実際にやってみると、理屈どおりムラが消えるのがなんか不思議な気がします。クリアーのせいでちょっとボンヤリしてしまいますが、一方で全体がしっとりと馴染みますので、まあプラマイゼロってところでしょうか。絵の外の緑の部分は、コンパウンドをかけずにペーパーだけで終わらせて、他の部分とツヤの違和感がないようにしています。研ぎ出しはめんどくさいですけど、ほんと楽しいですねえ、、、。機体全体は、この後油彩で仕上げていく予定です。

ちなみに、このオネエちゃんのノーズアートには元ネタがあります。滝沢聖峰氏の漫画「撃墜王」(日本出版社)の「編隊空戦司令」に、浮世絵っぽいオネエちゃんのノーズアートを描いた、鹵獲したB17がでてくるのです。とても印象的でかっこよかったので、ありがたく参考にさせていただいた次第。本の表紙絵は大西将美氏っすよ、、。キルマークに撃墜した機種を書くのも同じ本の「飛燕」から。滝沢氏の漫画はとてもいいですよねー。その中でも「撃墜王」はとてもいい短編が揃ってると思います。「青い投弾線」「紅の墓標」もたまらん、、、。傑作「幻の豹」もジオラマにしたいなあ、、。滝沢氏にはまた戦記ものを描いて欲しいですね、、、。

というわけで、ある程度塗装の目途がついたので、モーターなどの配線や、ベースの工作に入ります。140モーター(二十ウン年前のタミヤのリモコン戦車の生き残り(笑))と単3一本でメチャ勢いよく回ります。ペラがでかいこともあって、後流が凄いです。ベースは木製で、アルミパイプを支柱にしています。以前の零戦のように、ベースに草を植えようかと思ってたのですが、これはこのままのでもいいような気もします。どうしようかな、、。

飛行機モデルは、飛行中の姿がいいのか着地状態がいいのか、好みが分かれるところだとは思いますが、私は極楽鳥モデリング(今でも通用するのかなあ、、)が好きです。ちょっと楽ですしね(笑)

コルセアは斜め後ろからの姿がとても綺麗だと思います。私の好きなアングルです。ほんと魅力的な飛行機です。これで米軍機じゃなけりゃあなあ、、、。


というわけであまり進んでませんが、できるだけ早く完成させたいところです。それでは。
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