森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

今年も1年、お世話になりました~。

2012年12月30日 | 日記


信じられないことに! もう大晦日なのですね。
今年も、読者の皆さんには大変お世話になりました。更新も滞りがちなのに、しばしば遊びに来ていただいて、本当に有難うございます。しかもタイトルにはほど遠く、ハワイの不思議話というより日記調なのに辛抱いただいて…。感謝・感激です。来年も、どうぞよろしくお願いします!

思い返せば、私にとって今年は素晴らしい年となりました。2冊目の著書「ハワイの不思議なお話」が出たのが4月のこと。お陰さまで、その後仕事が急に忙しくなり。この半年は、桃色吐息の日々でした。私はあくまでもフリーランスのライターですから、仕事してなんぼ、の世界。忙しくて悲鳴はちょいあげたものの、忙しく過ごさせていただいたことに大感謝したのは言うまでもありません。皆さんに、そして神様に大感謝! MAHALO!

神様といえば。今年の初頭に私、神様にお願いしたのです。…旅が大好きな私。「神様、今年はもっと仕事で旅ができますように。他島にもっともっと行きたいのです」とお願いしたのが、ちょうど1年前の、2012年元旦でした。それが効いたのでしょうか? 今年は他島に出張すること5回! 去年は1回だけ、だったんですけどね…。やはり。「想いは叶うもの」というのは本当ですね。自分を信じて神にお願いすれば、それは必ず叶うもの…。そんなことを身を持って感じた一年でした。

そんなわけで、超バタバタとなったこの一年。ブログもお粗末さま、でしたが、それでもお付き合いくださった皆さま、有難うございました! 心より御礼申し上げす。こんな私ですが、来年も、どうぞよろしくお願い致します!

冒頭の写真は、今日、久々に訪れた、ノースショアのモクレイアビーチです。鯨は見られなかったけど、清清しい海を身ながら、素晴らしい1日を過ごしました。どうぞ2013年も、素晴らしい年をお迎えください!

森出じゅん
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メレ・カリキマカ!

2012年12月25日 | 日記


ハワイでは今日がクリスマスですよ~。メリークリスマス!
日本は今、寒波到来とか。ホワイトクリスマスを過ごされた方が多いのでしょうか?

今日のハワイは曇りがちで涼しいですが、ま、クリスマスにはこんな日のほうがふさわしいかも。
我が家にも午後4時から親戚一同が集まって、クリスマスの宴を繰り広げることになっています。あ、プレゼント包まなくっちゃ!

そんなわけで、今日は簡単に我が家のクリスマス風景を写真で紹介しま~す。メレ・カリキマカ!









おまけ。アラモアナセンターで見かけたトナカイわんちゃんです。うちにもワンちゃんがいたら絶対真似したいかわいさでした!

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さようなら、ダニエル井上議員

2012年12月18日 | 歴史


ハワイ選出の連邦上院議員、ダニエル井上氏が昨日、亡くなりました。享年88歳でした。高齢ではありましたが、健康状態が取りざたされたのはつい10日前のこと。酸素ボンベを使用中の井上氏が、それでも呼吸困難を起こし、入院したというニュースは、初めハワイよりも全米のニュースで大きく取り上げられたほどです。

井上氏は、連邦議員生活53年。アメリカでも初の日系議員だった人で、上院議長という要職にありました。上院議長といえばアメリカの議会政治の権力構造の中ではアメリカ大統領をNO.1とするとNO.3、つまり大統領、副大統領に次ぐ高位置。今だ人種差別の残るアメリカで、アジア系議員としてここまで成功した井上氏。ダテな政治家ではなかったということですね。

しかも、53年の議員生活のなかでハワイがたくさんの連邦補助金を獲得するのを手助けした大政治家です。州知事よりもハワイへの影響力は強く、いろいろな意味でハワイのドンでした。その井上氏が急に亡くなったのですもの。ハワイ中が悲しみに暮れています。私のように、一度も面識のない人間でも、なんだか物悲しさに襲われています。悲しいな…。

井上氏は横浜出身の両親の下、ハワイで生まれた日系2世でした。第2次世界大戦では日系人兵士で構成された有名な442部隊に属し(イタリアなど一番危険なヨーロッパ戦線の前線に送られ、戦死者も多ければ、アメリカ軍の中で最多の勲章を与えられた英雄部隊)、井上氏もイタリアで手榴弾により右腕を失くしています。その後、弁護士になり、政治の道へ。ある時、白人政治家に「Little Jap」と罵られたそうですが、「彼はイタリアで右腕を失くしているんだ」と、周りが庇ったそうです。井上氏は日系人にとっても英雄でしたが、アメリカの政界でも英雄だったんですね。

…それにしても、ハワイ選出のもう一人の連邦上院議員、ダニエル・アカカ氏も88歳と同い年。アカカ氏は来年1月に政界を引退することにし、先の選挙で後継者も決まっていました。一方、次回の選挙にも出て続投をと明言していた井上氏。それがアカカ氏と時を同じくして、こんな形で議員生活を終えることになろうとは。しかもアカカ氏よりもひと足早く。なんとも奇遇です。

ハワイで井上氏の死を悼む人は多いわけですが、このアカカ氏はその最たる人ではないでしょうか。実は6年前、こんな出来事がありました。当時82歳だった、アカカ氏と井上氏。2人ともハワイの誇る政治家であり、その上院議員職は永久職と思われていました。引退、もしくは今回のように本人が亡くなるまで、このポストは2人のものである、とハワイの誰もが敬意を込めて思っていたのです。

それなのに。当時ハワイ選出の連邦下院議員だった若きエド・ケース氏(50歳代)が、同じ民主党から立候補したから大変! ケース氏はこともあろうにアカカ氏の年齢を持ち出し、議員としての能力に疑問を投げかけて、その座から蹴落とそうとしたのですね。ハワイの人は皆、「なぜアカカ氏が引退するまで待たないのか」と、唖然。というか憮然! もちろんアカカ氏が再選されたわけですが、中でもこのケース氏の蛮行?に怒ったのが井上氏でした。盟友、アカカ氏を侮辱し、ポジションを奪おうと立候補した新米政治家ケース氏を、井上氏は絶対許さなかったのです。「私の目の黒いうちは…」と井上氏が言ったかどうかわかりませんが、以来、ケース氏は何度も選挙に立候補してはいますが、負け続けで。井上氏は、日本人特有の仁義とか義理人情とかを大切にする人だったような気がします。

ハワイでは恐らくオバマ大統領よりも、英雄視されていたダニエル井上氏。長い間、お疲れさまでした。天国で健康な身体を取り戻して、ゆっくりお休みくださいね。MAHALO!
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ワードのタンゴ・レストランで束の間の幸せ♪

2012年12月14日 | 日記
少しづつ…少しづつ、私にもクリスマス気分が近寄ってきています。
まだクリスマスツリーは出していないけれど。クリスマスカードも一枚も書いていないけれど(冷や汗)。
今日は友人と素敵なランチを楽しんできました。
場所はワードセンター近くにある「タンゴ」。フィンランド出身のシェフが開いた、コンテポラリーなヨーロピアンクイジーヌのお店です。美味しいですよ! 







ランチ後、近くを歩いていたら、アメリカ本土かららしき旅行者に、「このあたりで美味しい店はありますか?」と聞かれました。即、タンゴを指差したのは言うまでもありません。

クリスマスまであと10日。これからアメリカ本土にギフトを発送して届くでしょうか? 戦々恐々の日々はしばらく続きます(大汗)。
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メリーモナークのチケット攻略(?)法

2012年12月11日 | ハワイアナ


ご無沙汰してしまい、ごめんなさい! 気がつけば、もう師走。街中はクリスマス一色だというのに、バタバタ、家に埋もれていました…(冬眠していたわけではないんですよ)。こんな私を忘れず、ブログを毎日、訪問してくださった皆さま、有難うございます! 今日は、前回お約束したメリーモナークのチケット入手攻略法を、お届けしますね。

さて、メリーモナーク・フェスティバルといえば、フラ競技会の最高峰。私も何度か観戦するチャンスに恵まれましたが、あの舞台で踊られるフラの凄さといったら! まさにフラ界のオリンピックという表現がピッタリでしょう。ご存知のように、フラは単なる踊りではなく、唄やチャント(詠唱)の内容を全身で表わすもの。顔の表情や手の動きがストーリーを語り、しかもダンサー自身がチャントしたり歌ったり、楽器をこなしたりするのですから、超人的な芸術ですよね(もちろん踊りとして間違いなく美しい)。

それに加えて衣装や、花や貝、羽毛のレイも、全て踊る唄に沿ったものでなければならないのですから(採点の一部になります)、私はフラを、クラシックバレエや日本舞踊にも負けない、高度な芸術だと思っています。

ハワイでも随一のフラダンサーが集合するメリーモナークのチケットは、そんなわけで例年、売り切れ必至です。あの競技会を見ることは、フラ・ファンの夢! 毎年私の周辺でも「チケットを取った!」「ダメだった!」という、悲喜こもごもが展開されております。

すっかり前書きが長くなりましたが、本題に入りましょうね。

このチケットは、メリーモナーク事務局に郵送で申し込み、先着順で振り分けられることになっています。ただし投函日に関して厳しい決まりがあるので注意。次回のメリーモナークのチケットを申し込む場合には、今年の12月26日またはそれ以降に投函するのがルール。つまり26日の消印がついているものは有効ですが、それ以前の消印のものは、いくら早く事務局に到着しても、ルール違反として却下されてしまいます(詳細はメリーモナークのホームページhttp://www.merriemonarch.com/を確認ください。How to buy ticketという項目があります)。

ならばハワイ在住者、しかも(メリーモナークが行われる)ハワイ島ヒロの人が断然有利じゃない? と思いきや。事務局は公明正大です。私が過去取材したところによると、申込書が続々と到着するなか、即、先着順にチケットを振るのではなく。しばらく世界中からの封書を待ち続け、出揃ったかな? という頃になって初めて、消印が早いもの順に並べていくそう。そのうえで初めて、チケットを割り振っていくそうなのです。

つまり正確にいえば、先着順というより、「消印順」とでもいいましょうか。こうすれば世界のどこの住人であろうとも、条件は同じですよね。実際、チケットを求めて、ハワイや日本、アメリカ本土はもちろん、ヨーロッパやアジアからだって申し込みがあるそうなのです。

そして事務局によれば、規定の最初の日の消印のあるものは、まあチケットが取れる可能性が高い、と。もちろん絶対ではないけれど、確率が高いとのことでした。…私はこれを聞いて驚きました! きっと、ヒロまで出かけて投函しなければダメなのだろう…なんて思っていたので。

それにしても。凄まじい数の申込書を、わざわざ消印ごとに整理するだなんて、事務局も本当に公明正大ですねえ! これを知ったら、「どうせ無理だろう」なんて考えずに、アフリカからだってメリーモナークを観にいこうと考える人が出てくるかもしれません(もしかしたら…)。

この憧れのメリーモナークのチケットの申し込み日が、今年も近づいてきました。来年は第50回記念としてさらに人気が出そうですが、諦めずトライしてみませんか?

(冒頭の写真はメリーモナークのものではなく、イメージ写真です) 


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