余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

京都市交響楽団 第506回定期演奏会

2007年11月07日 | 京都市交響楽団
07.11.7(水)19:00 京都コンサートホール 大ホール
京都市交響楽団 第506回定期演奏会
指揮/大友直人
ピアノ/小山実稚恵
曲目:
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番二短調op.30
エルガー/交響曲第2番変ホ長調op.63

エルガーの2番が効いたのか客入りがほんのり不調。7割強いってるかどうかだなぁ。

ラフマニノフ。なんかもうこの人ラフマニノフしか聞いた記憶ない。
取り憑かれたような顔の表情と同じように悶え抜くピアノ、ラフマニノフの暗く甘い音の海の中でばっさんばっさん泳いで(溺れて?)疲労困憊してるうちに気が付けば終わっている。よくよく思い返してみれば汚い音も混じっていたはずだけれど、そういうことを乗り越えて非常に雄弁で説得力のある演奏でした。伴奏がピアノに比べて薄味だったのが残念。

エルガー。先日の1番同様、どこまでも美しく纏めてくる大友直人。終楽章などもっと泣かせてくれても良いのにと思わないでもないが、幾人かのおっさんがホロリ泣いていたからこれは感受性の問題なのかも知れぬ。
オケは高弦の響きが薄く寂しい。テューバは良い。

次は8日。

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