余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

大阪フィルハーモニー交響楽団 2010/2011 定期演奏会他について

2010年04月14日 | 大阪フィルハーモニー交響楽団

大阪フィルハーモニー交響楽団 2010/2011 定期演奏会
音楽監督/大植英次
主催:社団法人 大阪フィルハーモニー協会
後援:大阪府・大阪市・朝日新聞社・毎日新聞社・朝日放送
協賛:パナソニック株式会社関西電力株式会社


10.4.15(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
10.4.16(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第437回定期演奏会
指揮/大植英次 ピアノ/アンドレアス・ヘフリガー
曲目:ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73「皇帝」 コープランド/交響曲第3番

10.5.20(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
10.5.21(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第438回定期演奏会
指揮/イオン・マリン
曲目:ムソルグスキー/交響詩「はげ山の一夜」(原典版) ラヴェル/組曲「クープランの墓」 ムソルグスキー(ラヴェル 編)/組曲「展覧会の絵」

10.6.24(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
10.6.25(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第439回定期演奏会
指揮/ヤクブ・フルシャ ピアノ/中村紘子
曲目:ショパン/ピアノ協奏曲第1番ホ短調op.11 マーラー/交響曲第1番ニ長調 「巨人」

10.7.8(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
10.7.9(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第440回定期演奏会
指揮/大植英次
曲目:バルトーク/管弦楽のための協奏曲 シューマン/交響曲第2番ハ長調op.61

10.9.21(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
10.9.22(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第441回定期演奏会
指揮/ヘルムート・ヴィンシャーマン
ソプラノⅠ/市原 愛 ソプラノⅡ・アルト/加納悦子 テノール/櫻田 亮 バリトン/河野克典 合唱/大阪フィルハーモニー合唱団
曲目:J. S. バッハ/ロ短調ミサ BWV.232

10.10.14(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
10.10.15(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第442回定期演奏会
指揮/オリバー・ナッセン ピアノ/ピーター・ゼルキン
曲目:ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲 バルトーク/ピアノ協奏曲第3番 ナッセン/交響曲第3番op.18 ドビュッシー/交響詩「海」

10.11.11(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
10.11.12(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第443回定期演奏会
指揮/大植英次 チェロ/堤 剛 ヴィオラ/小野眞優美
曲目:R. シュトラウス/交響詩「ドン・キホーテ」op.35 R. シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30

20.1.20(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
20.1.21(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第444回定期演奏会
指揮・ピアノ/レオン・フライシャー ピアノ/キャサリン・ジェイコブソン・フライシャー
曲目:ベートーヴェン/序曲「コリオラン」op.62 モーツァルト/2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365 べートーヴェン/交響曲第7番イ長調 op.92

20.2.17(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
20.2.18(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第445回定期演奏会
指揮/大植英次
曲目:ショスタコーヴィチ/交響曲第9番変ホ長調op.70 ブルックナー/交響曲第9番ニ短調

20.3.15(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
20.3.16(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第446回定期演奏会
指揮/円光寺雅彦 ヴァイオリン/アン・アキコ・マイヤース
曲目:ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」op.92 プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 op.19 フランク/交響曲ニ短調


ブラームス交響曲全曲演奏会2010/2011

10.7.2(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 ブラームス交響曲 全曲演奏会Ⅰ
指揮/大植英次 ピアノ/ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ
曲目:ブラームス/ピアノ協奏曲第1番ニ短調op.15 ブラームス/交響曲第1番ハ短調 op.68

10.8.27(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 ブラームス交響曲 全曲演奏会Ⅱ
指揮/大植英次 ヴァイオリン/長原幸太
曲目:ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.77 ブラームス/交響曲第2番ニ長調 op.73

10.11.5(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 ブラームス交響曲 全曲演奏会Ⅲ
指揮/大植英次 ピアノ/フセイン・セルメット
曲目:ブラームス/ピアノ協奏曲第2番ロ長調op.83 ブラームス/交響曲第3番ヘ長調 op.90

11.2.9(水)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 ブラームス交響曲 全曲演奏会Ⅳ
指揮/大植英次 ヴァイオリン/竹澤恭子 チェロ/アルバン・ゲルハルト
曲目:ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調op.102 ブラームス/交響曲第4番ホ短調 op.98


いずみホール特別演奏会 2010/2011[ウィーン古典派シリーズ]

10.5.27(木)19:00 いずみホール
ウィーン古典派シリーズⅠ
指揮/延原武春 ヴァイオリン/長原幸太
曲目:ハイドン/交響曲第94番ト長調 Hob.I:94「驚愕」 モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218「軍隊的」 ベートーヴェン/交響曲第4番変ロ長調op.60

10.9.16(木)19:00 いずみホール
ウィーン古典派シリーズⅡ
指揮/延原武春 ホルン/池田重一
曲目:ハイドン/交響曲第7番ハ長調 Hob.I:7「昼」 モーツァルト/ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412 ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調 op.68「田園」

10.12.3(金)19:00 いずみホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 いずみホール特別演奏会 [ウィーン古典派シリーズ III ]
指揮/延原武春 クラリネット/金井信之 オーボエ/大森 悠 ファゴット/久住雅人 ホルン/村上 哲
曲目:ハイドン/交響曲第45番ヘ短調 Hob.I:45「告別」 モーツァルト/管楽器のための協奏交響曲変ホ長調K.Anh.9 (297b) ベートーヴェン/交響曲第8番ヘ長調 op.93


名曲ベストセレクション マチネシンフォニー

10.7.27(火)14:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 名曲ベストセレクション マチネシンフォニー Vol.3
指揮/井上道義 ヴァイオリン/クリストフ・バラーティ
曲目:ベートーヴェン/序曲「コリオラン」op.62 ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調op.77 ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)

10.11.16(火)14:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 名曲ベストセレクション マチネシンフォニー Vol.4
指揮/井上道義 チェロ/タチアナ・ヴァシリエヴァ
曲目:ドヴォルザーク/チェロ協奏曲ロ短調op.104 チャイコフスキー/3大バレエ音楽「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」抜粋


というわけで大フィルさんの2010/2011定期その他でございます。
第437回はファン待望のコープランドの交響曲第3番。第438回は俊才イオン・マリンによるラヴェル&ムソルグスキーの一夜。第439回は昨年の颯爽とした指揮ぶりが記憶に新しい若手フルシャが若々しいマーラーの第1番に挑む。ショパンは紘子、カレーはハウス。第440回は師匠バーンスタイン譲りの熱血シューマン&大フィルの機能性を大いに発揮したいバルトーク。第441回はバッハ演奏の司徒ヴィンシャーマン先生による大作ロ短調ミサへの挑戦。聞き逃してはいけない。第442回はナッセン再登場。自作を含めた近現代作品に取り組む。第443回は誇大妄想系作品に適したケッタイな表現力を持つ英次によるR・シュトラウスの大型交響詩を2つ。第444回は伝説的左手のピアニスト(今は治った)レオン・フライシャーによる古典の名作。第445回はタコ9&ブル9という対照的というよりも水と油な2曲を英次がタクトで攪拌します。悪酔い確実なのでみんなで聴きに行こう。第446回は大フィルの実質的正指揮者、円光寺さん(9年ぶり4回目、東京・桐朋)久方ぶりの登場。何でもやれるので何とかやるでしょう。何をやるか何も知らなくても大丈夫です。

今季の目玉企画はブラームスチクルス。たまたま名古屋フィルもやる。
英次のブラームスはブラームスを聴くというよりもどうしても英次を聴かざるを得なくなるわけですが、あの耽美的でグロテスクな表現をやらかす英次のブラームスも面白いじゃないですか。それに交響曲だけではなく協奏曲も合わせてのチクルスなので聴く価値はある。

いずみシリーズはようやく形になったかと思いきや、ウィーン古典派シリーズなどという一時期の聖響/センチュリーのような内容を延原さんと。延原さん関西ゆかりの人ですから大阪力をアピールする意味でもええでしょうね。団員ソリストも裏を返せば財政の厳しさですけど、レベルアップに繋がれば結果としては良いわけだ。

寂しい客入りだった昼公演シリーズ、マチネシンフォニーは客が来るのか昨年度以上に不安にさせてくれるザ・シンフォニーホールへ早くも会場変更。3年様子見ないとダメな施策だったと思うのだが、こらえ性が無いなあ。大フィルさんの客層を思うに昼の主催公演は年1回が限界なんじゃないかと。

もちろん定期会員として参戦予定。ブラームスもたぶん行くじゃろう。

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