色々なアカウントを掘り進めてみると、チキパアプガエビ中あたりを推してるDDの2推し3推し現場が℃スマJ=Jあたりっぽくて切ない
ベリキューは武道館の先を設定せずに武道館やらんほうがええでどう見ても他界する言い訳にしかなってない
13.5.6(月・休)15:00 神戸新聞松方ホール 関西フィルハーモニー管弦楽団神戸特別演奏会 ~大澤壽人没後60年&ワーグナー生誕200年記念コンサート~指揮/飯守泰次郎ピアノ/迫 昭嘉コンマス/赤松由夏
曲目:大澤壽人/ピアノ協奏曲第1番イ短調ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクの名歌手」第1幕への前奏曲,歌劇「さまよえるオランダ人」序曲,歌劇「タンホイザー」序曲
大型連休最終日、Umieが出来てすごい人出の神戸・松方であります。プレトークで飯守先生が「大澤壽人とワーグナー、なんというミスマッチ・・・!」と言っていたが、どちらも飯守先生の大切な作曲家ということでいわば泰次郎フェスティバル2013なのだ。客入りは7割5分くらいかな?
大澤壽人。戦前の音楽留学といえばドイツが主流の時代に、米仏で先端を学んで帰国後活躍した、才能の人だった。戦後の生活に忙殺されて早世したが、彼が生きておれば日本の音楽界は幾ばくか違っていたのではないかと、戦後派の矢代秋雄にも似た惜しまれ方をしておる。
その彼が1933年、27歳の年にアメリカでの卒業制作として書いたのが今回の作品。大指揮者クーセヴィツキーとボストン響によって初演の計画まで立ったが成されず、以来80年。今日まで世に出なかった。
そこで05年から大澤作品の再演蘇演を手がけてきた飯守&関フィルコンビが遂に世界初演をやろうというビッグな企画。後年の彼はプロコフィエフとストラヴィンスキーばりのモダンで乾いた音響を前面に出してくるが、ここではまだ日本的な響きが聴こえてきて面白かった。
まあ問題は既に完成された独特の和声感覚に基づくオケが、持続せず途切れがちで魅力の薄い未熟な主題たちを覆い尽くしているのでなんとも掴み所がない。第2楽章の冒頭やカデンツァのピアノ独奏部分は今聞いてもハッとする美が潜んでいたのだが。迫教授は相変わらず切れ味鋭く素晴らしかった。
ワーグナー。大澤壽人と並んで飯守先生と関西フィルが長らくやってきた作品ばかりで、どれも申し分ない出来。飯守先生が振ると関フィルの地力を超えた低音の厚みと存在感が出るわけ。タンホイザーの悔悟の動機の深みに泣いた。
にしても今日の関西フィルの弦楽器は良く鳴った。デュメイが去ってからの最初の演奏までがデュメイウィークの終わりであって、そこまで聴いてこそ関西フィルとデュメイとのコラボレーションを体感したと言えるんじゃないかな。
とはいえ後方支援すら成立せんのか・・・
えー…と…そのー…うん、まぁ…チキパだけ…なんだけどね。基本はね…ちさみちゃんって言うんだって← pic.twitter.com/SSx56OaBmu
つまりね、言いたい事は、N響定期なんかで(中継があると特に)曲の終わったあとに場違いなでっかい声でブラボー叫ぶやつなんかに較べたら悲愴第三楽章の終わりで拍手なんて全然OKですよ、後者の方が純粋に音楽を楽しんだんだろうな、という気持ちが伝わるもの。