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moon

通勤読書706 リアルだなぁ

「森に眠る魚」角田光代

実はこの作家さん、ほぼ初読みです。
もう選ぶ題材が嫌で・・・(笑)
人の子ども盗むやつなんて、死ねばいいのにと思ってました。
まぁ、それだけ惹きつけるってことなんでしょうね。

で、今回は幼稚園入園前から小学校入学前までの
ママ友たちのお話。
仲良しだと思っていたママ友が
ちょっとしたきっかけで亀裂が入ります。

幼稚園の母同士の密着度は凄いものがあります。
危険です。経験ありますが危険です。
あくまでも私の経験上ですが、
保育園より幼稚園のほうが怖いです。

このお話にでてくるストーリーは決して大げさではありません。

とっても、仲良さげだった人達が
断絶していくのもみましたし
その場にいない人をディするなんて日常茶飯事です。

関わらないのが一番。
教育方針も対人関係も、
ぶれない強い意志のある人を尊敬してました。
それがどんな方針であってもね。

あの時は、それなりに楽しかったけれど、
もう二度と戻りたくない時期ではあります。

ついて行けなくて、
息子が年長に上がると同時に仕事始めた私。

でも、娘を仕事の時に預かってくれたのも
ママ友さんでした。感謝してます。

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森に眠る魚 (双葉文庫)
角田光代
双葉社

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