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moon

通勤読書718 死刑は否か

「ネメシスの使者」中山七里

死刑制度、有りか否か。

社会への問題提起はもちろんでしたが
被害者が加害者になるとき、
家族達のその後。
本当に、誰も幸せにならない、
なれないのだと知らされました。

判事は私情なく職務を全うしてほしいです。
私達有権者は選挙の時の裁判官の
「最高裁判所裁判官国民審査」は
自分で考えて投票せねばならないと思います。

真犯人の真の目的、悲しいばかりです。
それに達成感があるのだとしたらそれは狂ってます。
気持ちは十分に理解できますが、
やはりそれは違うと思います。

岬検事が気の毒で気の毒で・・・

深い作品でした、いろいろと考えてしまいます。

さすが中山氏。

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ネメシスの使者
中山七里
文藝春秋

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