やっと、もうすぐ『謎のプリンス』にさしかかるところ。
ちょっと、違うの挟んでみようと思っていたら
新聞に石田衣良の書評があった。
興味深いので読んでみた。
『ぼくのメジャースプーン』辻村深月
大切な幼馴染みの「ふみちゃん」を救うために
小学４年生の「ぼく」は「条件ゲーム提示能力」を使うことにした。
という感覚で読み始めたのだけれど、
「ふみちゃん」を襲うのは
学校で飼育しているウサギを惨殺した医大生。
ウサギを抱く「ふみちゃん」を携帯のカメラに撮って
ネットに流す。。
というのは、もう不愉快極まりない。
でも、リアル。だから気分も気持ちも悪くなりそうだった。
こういう、事件とネットは切っても切れないのが今なんだろうな。
そしてそれを描くのがリアリティのある話になるんだろう。
すごく重い話だった。
この小説に出てくる大学教授や教授の研究室に来る人は
ほかの小説にもでてるらしい。
だから、ほかのも読んでみる？
いや、今はいいです。
また、ファンタジーの世界に閉じこもろう。
ハリー、助けてぇ
