お仕事（1999ドラマ外）～夕方です！千客万来

1999年11月29日　NHK大阪「夕方です！千客万来」
「あすか」の番宣出演。「あすか」はまだ書いていませんが、こちらを先に。
NHK大阪で平日夕方５：０５～６時に万来スタジオからの生放送。
約40分ゲスト1人のトーク番組。司会はNHKの寺谷アナ。アシスタントにタレントの竹内さん。

本日のお客様、あすかのハカセこと藤木直人さん、よろしくお願いします。
　
(この頃の衣装は・・・黒が多くて、シンプル・笑）

寺：最前列の若い女性の方、3時から待ってはりましたからね。人気ありますね～
（5時始まりの番組で、3時に来て最前なんて・・今では考えられない・笑）
直：ありがとうございます。やっぱり朝ドラの影響じゃないですかね。
寺：でも、あすか、毎日は出てきはりませんよね←何気にキツイ（＾＾；）
直：そうですね、今は1週間に2日くらいですかね。
竹：モテモテですよね。
直：役は、美味しい役ですよね。2人の女性からモテテ。
竹：舞ちゃんが、大学でもモテモテだって言ってましたよね。
直：そのシーンもぜひ撮ってもらいたかったんですけどね(笑）

あすかの映像

直：すごい格好してましたよね(苦笑）　高3ということだったので、シャツをズボンの中に入れて・・僕はとても恥ずかしかったです。

ハカセの人物像紹介
直：周りの状況がわかりすぎるから、親の期待、自分がやらなくちゃいけないと、そちらの方を選んで、でもやっぱり考古学が大好きでやりたくて、悩んでます。
役作りは悩むほうですか？
直：台詞とか書いてあることで、作家さんの意図というかキャラクターのヒントがあると思うので、それを読み込んで・・。
今回は1人ずつ作家の鈴木さんが、こういう人物ですってお話をしてくださったんですが、僕の番になったら・・
「藤木くんはそのままでいいです」って言われて・・。僕への第一印象で「そのままでいい」って言われたと思うけど、逆に、どういう風に見えたんだろうって。
 
あすか人物ファイル(恒例らしい）　ハカセVS藤木直人3本勝負
まず、直人のプロフィール紹介　
ROUND1　成績優秀、やっぱりハカセ！？
　
竹：小さい頃は、勉強は好きでしたか？
直：好きじゃないですよ。好きではなかったですけど、まあ、それなりというか・・
寺：小学校の時に、成績どうでした？　5段階評価ですよね。
直：４とか５とか・・・
寺：いいほうじゃないですか！
直：大学入って、周りの友だちが成績見せ合いっこしようと・・。　見せたら、藤木、こんなんで就職できんのかよって笑われた、ひどいでしょ～。僕はその時、CとDがほとんど。でも僕の成績の中では、その時が一番よくて、あとは落ちる一方で～
寺：早稲田の理工というと、理系ですか
直：そうですね、理屈っぽいかも・・。←意味が違うでしょ（笑）
何で理系に？
直：僕ね、理系と文系知らなかったんですよ、高校の時まで。
寺：それで早稲田に合格できたんですか。脳天気な高校生ですね～(笑）
直：将来のこととか全然わからなくて、世間知らずだったんです。ぼんやりしてたし(笑）将来何になりたいとか、大学のことも考えていなくて・・。晩御飯何かな～ってそんなこと考えてました(笑）
ハカセは、先のこと、先のこと考えてますから、違いますね。ハカセの勝ちです！

ROUND2　気は優しくて、力持ち！？

直：ハカセは、強い！僕は、ケンカとかしないほうなので・・。小学校の時は、休み時間は教室で話をしている、インドアな奴。
寺：わりとおとなしい男の子でしたか？
直：もう、ものすごくおとなしいですよ。　
ケンカしたらハカセにやられちゃいそうなので・・・。ハカセの勝ち

ROUND3　大の阪神ファン！？
トラキチハカセのVTR～
直：小学校の頃から阪神ファンなんですよ。転勤が多かったんで、少し神戸に住んでいて、親父に連れられて球場に見に行ったりしてたんで、阪神と阪急はよく見てました。
これは、僕の方が勝ち！

寺：竹内さんは、毎日出てはりますから、大阪のホテルに缶詰状態。藤木さんはしょちゅう出てくるわけじゃないから行ったり来たりですか？←何気に失礼な発言連発・笑
直：そうですね、平日は収録して、週末は東京の方に戻って・・。
寺：その方が楽じゃないですか？
直：いやでもやっぱりね、遠いですよ。新幹線で3時間、だいぶ慣れましたけど・・。本読んだり音楽聞いたりですけど、最近はね、ポータブルのDVDプレーヤーを買って映画を。週末とかはみんなで会って、食事とかしてるらしいんで、俺だけのけもんで寂しいな～とか思って・・。わざわざ大阪来ようかなと・・。

大河「徳川慶喜」の話。

最後のシーン。泣く真似～(笑）
直：初めてのことが多かった。時代劇も初めてだったし。
所作とかいろいろなことを撮影に入る前に勉強して・・。殺陣もありましたし。そういうのも大変でした。道場に通うんですよ、始めに。1か月くらいですかね～。先生には誉めていただいたんで、よかったかな～とは思いましたが・・。
寺：NHKは他のドラマと違いますか？しつこくリハーサルして台本読み込んでということをうちはやるんですけど。
直：そういう風にリハーサルをやるっていうところが僕にとっては初めて(大河の時）。大切な役をやらせていただいたんで、監督の方や、本をお書きになった先生にいろいろ指導されて・・。「もうちょっとね、武士ということを意識してやりなさい」と。

竹：役へは、私生活から入り込んじゃう方ですか、それとも撮影の時だけ切り替える方ですか？
直：私生活からつくろうとは思わないんですけど、やっぱり役が普段の行動とかに多少なりとも影響して・・。ちょっとガラの悪い役をやってるとイケイケになっちゃったりとかね(笑）
竹：じゃあ、今は真面目な感じですか？
直：爽やかですよ～

寺：そういう質問したのは、2人でさっき言うてたんですけど、朝ドラの時、大河の時、今拝見してる時とドラマ、CMで拝見してる時と、印象が全然違うんですよ。言われませんか？
直：昔はよく言われてましたけど・・。時代劇はね、ちょんまげだし、目もこんな風になってるし（つり目）、友だち、何回言っても信じてくれなかったですもん。

竹：今日、ハカセが来る～と思ってたんですけど、毎日のように見てるハカセと、あら、ちょっと印象違うなと思って・・・
直：違います？
竹：わりとね、ハカセの時は、どっしり構えてる・・。
直：じゃあ、今はどうなってるの？(爆）
竹：実際会う藤木さんは、かわいらしい感じで・・こう、どーんという感じではないですよね。
直：そうですね、よく普通の兄ちゃんだとは言われるんですけど・・。
寺：それだけ役作りがうまいんやと思うんですけど。←いいこと言ってくださいますね。

日本だけではなく、台湾でも人気爆発中。
新聞記事の見出しから～
内田有紀的　藤木直人印象深刻(印象深いということらしい）　藤木直人　自閉王子

直：最初の作品、役柄がシャイというか静かなクールな役。
バイオリン弾くシーンがあったんで、実際に練習して弾いたんですよ。大変でしたよ。なかなか音が綺麗に鳴らないんです。弦よりも、引っ張る弓の方が難しいんです。
台湾の方から事務所にメールいただいて、向こうでドラマが流れたらしく、それ見てファンになりましたと。それから結構メールがガンガン来て、向こうの方が取材にも実際いらっしゃって、向こう行ったら、あなた街歩けません！って言われて(笑）ほんまかいな～。
今週の終わりに、台湾でライブをやるんですよ。ラジオ局の20周年記念イベントで、僕も参加するという。
（台湾は今大地震で大変）大変だとは思うんですけど、ライブだけはね、それを忘れて楽しい時を過ごしてパワーを少しでも分けてあげたいなと思ってます。

今年の夏に、CDデビュー。

「虹」のPVと、学祭の時の写真。
寺：音楽はいつから始めたんですか
直：高校生の時にギター始めて、高3で文化祭でライブやろうってバンド組んで、それからずっとギター小僧だったんです。
最初は、BOØWYが好きで、そのコピー。バンド自体は、ギター教えてくれた人がヘビメタが好きだったので、ヘビメタ(笑）　お客さんはみんな頭振ってたみたいな。
一応ね、髪短かったんですけどね、立てました(笑）
今は、寺岡呼人さんにプロデュースしていただいて、ちょっとサウンドはフォーキーというか懐かしめの音なんですけど。
ライブでは自分の作詞作曲した曲をやったりとかしてて・・。自分のストックは10何曲くらいですけど。
寺：いつぐらいから作るように？
直：大学3年くらいから少しずつ曲作りにチャレンジして・・。詞はね、なかなか・・今も埋めるのがやっとみたいな感じなんですけど。
今までは人前で歌うっていうことが照れというかそういうのがあったんですよ。
今回学祭がすごい盛り上がって、その一体になった時の興奮っていうかね、もう鳥肌たって、うわ～、こんなに楽しいことがあったんだっていうのを経験しちゃったんでこれはちょっと止められないなあ～と。
寺：舞台に立つと、黄色い声援は心地いいですか？
直：やっぱり、自分を認めてほしいというところから、そういうところから始まってるような気がするので、全てが。そういうのはすごく嬉しいし、力になります。

最近購入した僕の宝物のギター。これ、4000ドルくらいするんです。アメリカから送ってもらったんですけど、僕が買った一番高いものです。
せっかくですから～と弾く（年配のお客さんが多いのに、完全ロック・笑）

直：止めろって言われるまで、ずっと弾き続けてますから(笑）
寺：いや、でも、顔変わった　竹：もう、ぐっと嬉しそうな顔に・・
直：変わります？
竹：子供がおもちゃもたせてもらったみたいな顔になってました(爆）
直：嘘つけないみたいです。すぐね、嘘がばれちゃうんです(顔で）　役者としてどうなのかなって・・・。
寺：でも、それだけ人間正直で、ぐっと入るとどんどんその道に拘ってしまう、結構拘るほうでしょ。
直：このギターだけはもう始めて10年たつんですけど、これだけは今までずっと・・。
竹：習ったんですか？
直：僕はそういうのはね、マニュアル派なんで、ギターの教則本を買って、それを開いて練習とかしてたんです。高校2年生の時始めた時は、1日8時間とかねずーっと弾きっぱなしだったりとか。
脚長
寺：何でミュージシャンにならずに、先に俳優やってるんですか？←やっぱりキツイ(笑）
直：ギター始めた時に、憧れのレベルで、ギタリストになりたいと思ったけれど、自分の技術というか、やっていくうちに壁というか、ちょっとムリかな～と思って。ただいつか音楽に携わりたいなとは思っていました。それと同時に役者っていうことにも興味を持ち始めていたので、どっちが先とかそういうのはなく、両方ともやりたいことだったので。
今、漠然と抱いていた２つの夢が実現して・・。

これからの抱負　
直：これからですね、もっともっといろんな可能性を見せていきたいなと思ってるんで、期待しててください。

エンディング～ギター抱えてるって笑われ・・。
　客席をバックに。
色紙～ハカセよろしく！　　
竹：ちょこっと小さい字で・・もう少し大きく書いてくださいよ。
直：僕の性格なんですよ、隅の方、隅の方へ(笑）
寺：明日のゲスト　辰巳啄郎さん。ご縁があるそうで・・。
直：仕事は一緒にさせていただいたことないんですけど、何回かお会いしたこともあって、役者っていうのはね、自信を持ってやらなきゃダメなんだよっていうようなアドバイスを頂いていたので・・。
寺：藤木さんのことについても、明日聞いてみましょうかね。
　ありがとうございました！

辰巳さんと接点？　辰巳さんは、そとばこまち（生瀬さんもいた）の座長で、最初の所属?リコモーションの社長・高橋さん（キューブ副社長）は、同級生＆元そとばこまちの女優。その辺のつながりかな～？

放送中、スタジオのお客さんがどんどん増えてきたとか。（簡単に見られたんですね。客席は、直ファンらしき女性たち以外は年配の方多かった＾＾；）
寺谷アナは、何度か「なおと」と呼んでましたが・・。
作品によって印象が違うというのは、昔からよく言われたようですね。

あすか4人組では、ボーリングにも行ったそうですが(別なところで言ってた話）。
待ち合わせ場所に10分前に着いた直人。時間になっても3人が来ないので、電話すると、まだ寝ていたそうで・・。来るまで本読んで待っていたとか（＾＾；）　遅刻はしないものね、直人は(笑）
平日が大阪なので、土日には仕事がギッシリだったようで・・。白レスポールが、ピッカピカです(笑）　

デビュー4年目、27歳。それなりにドラマ、CMに出演し、朝ドラで知名度がグンとアップしたんでしょうけど、まだまだ初々しい(笑）