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℃-ute8/30パシフィコ昼

2008年09月01日 | アイドル
たとえ晴れていてもすぐにゲリラ豪雨になるような天候の中、
パシフィコ横浜へ向かう。℃-ute単体のコンサートへ行くのは初めてだ。
会場前の告知コーナーには、℃-uteと、約一ヵ月後にここでライブを行う
ジューダス・プリーストのポスターが並んで貼ってあった。
パシフィコに来たときの楽しみのひとつに、
「裏の巨大な窓から、横浜の港のパノラマを見る」というのがある。
コンサート開始前は空に少し青みがあった。30メートル以上の高さが
あると思われる巨大風車が向こうのほうに見え、気になった。

俺の席は毎度おなじみファミリー席。通路の真後ろ。席の前には
ひじを突けるような区切り板。前方の手すりで、左右特設ステージが
よく見えない場面もあったが、概してよく見えた。
メインステージは(おそらく)白とピンクで構成されており、清潔感十分。
そこに図形の飾り付けがあちこちに。中央には巨大なスクリーン。
場内アナウンスが、「℃-ute」のアクセント(「パートさん」とかと同じ)を
正しく発音していてちょっとおかしかった。

本編開始前に、オープニングアクト・真野恵里菜が登場。
エレピの弾き語りで「マノピアノ」を歌唱。俺からすると、一昔前の、
詩情系アイドルの雰囲気たっぷりの彼女ではあるが、当時だったら
逆に埋没しちゃったろうなと思う。
彼女は大会場より小ぢんまりとしたところのほうがいいように感じた。
甘ったるい雰囲気の人かと思いきや、意外に毅然とした印象。

定時を少し過ぎてから℃-ute登場。
ハロプロは全体的に練度が高いが、彼女たちも粒が揃った感じ。
℃-uteは「字面では知っているが、顔と一致しない人がいる」程度の
知識だったが、いざ生のステージを見たらすぐ覚えられた。不思議だ。

矢島=健康優良、多汗枠。
梅田=TPDでいうとビバケセ枠。大型愛玩犬みたいだ。
鈴木=ヲタ受け職人アイドル枠。どことなく陰があって味になっている。
岡井=野球選手だったら絶対ツチノコバットを使っているタイプ。
萩原=若いのに、「爛熟」とか「背徳」とかそういうにおいすらしている。
有原=BUBKAでのアレが真っ先に頭をよぎってしまった。ミュウファイブ
とか、そういう系統のグループにいるとものすごくしっくりくる。
中島=デコ出しの髪形のせいか、顔が引き締まって精悍に見えた。

曲は、「企画もの系」、「ふざけてるわけでもないのにふざけた感じ」系、
「オケヒット、シンセの音色が特徴的な、古い感じのセンチメンタル
ファンク・ソウル歌謡」に大別できるかな。
特に三つめの路線が、どことなく懐かしさに満ちていて良かった。
甘酸っぱいメロディラインが琴線にふれまくった。

終了後、ホール裏の窓から見た空は鉛色で、海は しけていた。

ハロプロ系には時々「自己啓発」な歌詞の曲があるが、℃-uteでいうと
「JUMP」の歌詞はとても心に響いた。次のツアーもまた観たい。
場の雰囲気が良かった。



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