
興味深い製品を複数入手しました、まずは1本目です。

細い方の口金を外します。

太い方も外します。細、太。二つのパーツで構成されています。分割している理由は不明です。
チャックも見えていません。
この状態でも、ノックすると芯が送り出されます。

細い方だけ取り付けることも出来ます。

先端を拡大しました。
金属の板が3枚取り付けられていて、ノック時に芯が落ちない様に芯を挟む構造になっています。
この構造の脱落防止方法は、以前取り上げたプラチナ名称不明MP。オレーヌの先祖?の製品にそっくりです。向こうを修正しないといけませんね。
プラチナもこの製品も、口金の中には、現在一般的な脱落防止用のゴムパーツは入っていません。
代わりに、プラチナは0.5mmで透明樹脂。これは0.9mmで金属板を利用して、脱落防止をしています。
複数のメーカが同様の方式を採用していると言うことは、この2社では、これらの製品を作っていた当時、何らかの理由(恐らく他社の特許)で、口金の内側にゴムパーツを取り付けた芯脱落防止構造が採用出来なかったためと思われます。
説明書は持っているのですが、製品を持っていないため、ぺんてる鉛筆とぺんてるシャープの口金・チャックがどの様になっているのか確認したいものです。