萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

お粥。

2012年01月08日 | おすすめモノ

<写真奥は伊賀焼きの土鍋。中間の惣菜は左から、野沢菜、梅干、海苔、手前は左が餡、右お粥>

一日断食後に食べるお粥。30数時間ぶりに食べる固形物なので、ことさらに旨い。この楽しみが無ければ、一日断食という苦行は到底やり続けられないと思っている。時間をかけて手作りで作る。一日断食は2005年から週一ペースで行っていて、昨年までで7年間351回実施した。ということはお粥の方もほぼそれだけの回数作って食べていることになる。

作り方はいろいろ試したが、今やっているのは、2011.07.20にNHK「ためしてガッテン」で放送された、京都の有名なお粥の店のやり方とほぼ同じ方法。

【お粥の作り方】(一人前)
※さらさら状のお粥が好みなので水は多め。

 ・米100gをといだ後20分間ざるにあげておく
 ・伊賀焼きの三合炊きの土鍋(上の写真)に水800mlを入れ、強火で
  しっかり沸騰させ、米を入れて2~3回優しく混ぜる。※ふたはしない。
 ・米を入れて3分後中火にする。この後も米が片寄ってきたら混ぜる。
 ・米を入れて11分後、お湯を100ml入れて優しく混ぜる。
 ・米を入れて15分後、鍋肌をなでるように混ぜ、火を消し、ふたをして
  5分ほど蒸らす

【餡の作り方】
 ※はじめの内はちゃんとカツオと昆布でだしをとって作っていたが、以下の方法でも十分。

 ・濃厚タイプの万能だし汁大さじ1と水80mlを煮立てる。
 ・片栗粉小さじ四分の三をだし小さじ1.5で溶いておく。
 ・煮立ったら、だし溶きの片栗粉でとろみをつける

【食べ方】
最近は塩と海苔と梅干、香の物、そして餡でいただく。塩と海苔は海の恵み、お粥と梅干と香の物は大地の恵み。塩や香の物は旅行のついでに買ってきたものを使ったりすることもある(京都のゆず塩、ひのな漬け、日本海の藻塩など)。香の物はいろいろ試したが、野沢菜やきゅうりの古漬けなどを細かく刻んだものが、食感も風味もよい。

 ・最初はお粥だけを一口
 ・次に塩だけで食べたり、餡だけで食べたり
 ・海苔と餡、香の物と餡、梅干と餡などを楽しむ
 ・最後はミックス

というように、段々味を濃くして食べている。

一日断食後なので、じっくりと作り、じっくりと味わうようにしている。大変な“しあわせ”を感じるひと時である


<野沢菜と餡>


<ミックス=野沢菜、梅干、海苔と餡>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする