深草日記

私の一日の詩と真実、そんな気取ったものでもないけれど、心に残ったことなど生きる日々の記録

千葉のピーナッツ

2006年06月30日 00時22分11秒 | Weblog
★市川市に住む同級生Sさんからピーナッツの包みがごそっと届いた。つるしびなを寄贈したことへのお礼の品物なのだ。寄贈したつるしびなは、Sさん母娘が、着なくなった着物や使わない縮緬の風呂敷など沢山に送って下さったことへの感謝の気持で、皆で創作したものだ。Sさん母娘の思い出の生地を使って55個吊るした実に手の込んだみごとなものである。着物で売れたものもあったから、大変な金額のご寄付をいただいたことに対するみんなの気持の仕事なのだ。しかし、共同の仕事とはいえ、このつるしびなについては、沢山のバーツを作った人とこれについては余リ作らなかった人とがあるが、トータルで考えて常識的な分け方とさせてもらった。長い歴史もあり、これからもあるのだから。ごちそうさまでした。
★28日、自彊術に1ヶ月ぶりで加わった。医師の許可はとってのことで、意外と心地よく出来た。それから夜のウオーキングもやったので、その後は明け方までぐっすり眠ってしまった。今朝方入浴し、またぐっすりと。快復期という感じでありがたい。
★今日一番のニュースはやはり横田めぐみさんだった。このことについてはまた改めて書きたい。

真夏日

2006年06月27日 23時44分24秒 | Weblog
 ここ数年の傾向として亜熱帯化が確実に進んでいる。6月の終りになると真夏日になり、静岡、山梨、熊谷、天竜などとてつもない気温となる。梅雨の終わりの豪雨など激しさが年々強まっている。世界的に気象状況が悪化している。地面が海水に呑まれていくような怖さもある。
 真夏日になると疲れが響き早く眠気が襲う。夜に執筆がしにくくなる。今年は特に早く寝て早朝に書くようにしよう。今夜からある随筆に近い文章の参考に茶色になってしまった古い本「日本で四十年」ヘルマン.ホイベルスを読み始めた。BGMはこのところモーツアルトのバイオリンコンチェルトをずっと聴いている。覚えてしまう位。
花は友禅菊
 

さいけ調

2006年06月27日 00時57分19秒 | Weblog
★パソコンの背景は友人の写真の目の覚めるような青紫陽花だ。しかしわが家の青や紫の紫陽花はそろそろ廃れ気味。紫の友禅菊の隣に、ピンクのかがりび草が群れをなしてきた。からいと草のあでやかなピンクの穂もぎぼうしのむらさきも、ききょうのむらさきもでてきた。ピンクと紫の色の組み合わせをさいけ調と記憶しているが、私はこの取り合わせが好きだ。ひとくちにピンクと紫といっても濃淡、持ち味もさまざまだが。この色調は東洋的ではなく、どこか幻想的で激しさを秘めて中空に漂うて居るような色調だ。私の中にそうした要素を好むものが確かに潜んでいる、と思った。
★投薬後の足の脱力感はまだ感じるが、右手の違和感はもうほとんどない。日が経つにつれ体調は回復している。不思議なことに声に艶が出た。いわしの油の薬がいいのか、声がよくなったなんて。ありがたい。
★小菊の挿し芽、桔梗の矯正、りんどうの植え替え、などなど雨に濡れながらかなり片付いた。

通夜

2006年06月26日 00時41分11秒 | Weblog
長時間の葬儀までは自信がなかったが、友人の関係の方が清水まで車でご一緒にということで通夜に行ってきた。Hさんとは小学校4年以来のお付き合いで、何かと協力的な人である。Hさんご夫婦は懸命な努力で会計事務所を基礎から立ち上げ、次代に引継ぎをすべて済ませたばかりであった。彼女も過労から難病になりそこから生還し、身障者になってしまったけれど、自立は出来ているので、これからご夫婦でゆとりの生活に入ろうという矢先のことであった。ご苦労さま、としか言いようがない。しょぼついた雨のなか、会場に溢れるばかりの関係者がご夫妻の誠実な在り様を映していた。

合掌

2006年06月24日 17時38分01秒 | Weblog
★毎月24日は厄除け地蔵天昌寺の朝市が立つ。私は朝市が大好き。自転車で唾広の帽子を被り1人で7時には出かける。早めにいいものを買い占める。トマト、枝豆、しいたけ、やまじのほととぎす、大沢崩れのりんどう、しらねせんきゅう、100円のきんぴらごぼう、(これがおいしいのです)などなど。山野草を買うのは気になって「おじさんがそだてているの?」って聞くのだけれど、「庭の隅に一杯生えている」という。嘘かもしれないのに一鉢ずつ買ってしまう。交通の便がよくなって川根の笹間渡から一時間で来てしまう。上足洗の農家は立派な家が立ち並んでいて、厄除けさまさまである。井川、大河内、藤枝の在、企業努力なのだろう。随分売れている。
★昨日はつるしびなの人たちで賑やかだった。疲れたけれど私は皆さんに理解していただき、何人か交替で企画すべてをやっていただくことにした。月に一回はわが家で縫い物をやることはやるが、お茶室が使える状態にしておくことと、お弁当は持参、とした。値段付けは午前中2時間のみ2回とした。仕事を減らし、書くことにできるだけ専念し、再発の予防につとめ、暫くは会合も減らす。
★蒲原小以来の親友のご主人様が亡くなられた。ペースメーカーを入れているので、あなたのようにMRIの検査ができないの、と二三日前に言われたばかりなのに。合掌。

梅雨

2006年06月23日 04時01分22秒 | Weblog
     ぎぼうしや水盤にても背丈伸ぶ
四時間しか経過していないのに、アルコブの天辺にぎぼうしの頭がつかえて前かがみになっている。自然は動いている。友人から、間違えて重石に乗せておいた塩を手作り味噌に混ぜてしまったと知らせがあった。怠けていてまだ塩ブタを混ぜ込んでいない私は早速にその味噌を届けてもらい、私の分の塩ブタを捨てて、友人の味噌と混ぜこんだ。何年か前から、麹の量を倍にして、塩分を三分の二にしているのだ。微妙に湿っぽくなる梅雨の前に、塩ブタの分をかき混ぜて冷蔵庫にいれると黴がこない。今夜はこの味噌でキュウリを齧った。雨で歩けないと思ったら眠ってしまって、起きたのが二時過ぎ、久しぶりの気持のいい眠りだった。7月12日に決まった2度目のMRIの検査までよく眠っておかなければならない。少しだけサッカーを見ておこう。歴史的試合なのだから。梅雨の払暁、窓の外の明かりが潤んで、小鳥がぴりっぴりっと囀りだした。からなのか。

こころ

2006年06月22日 00時20分01秒 | Weblog
昼過ぎ、夫の元上司の方が立ち寄られた。以前近くに住んでおられて月に一度床屋にみえる。そんな折に時々私も交えて四方山話となる。その方も糖尿病なので、私の低血糖と軽いけれども脳梗塞のことに話が飛んで、「奥さんは仕事を減らさないかないね。自分が一番好きな事を深めて。僕はご存知のように歴史がおもしろいよ。後は少しお楽しみにしてかるくあっさりと」と言われた。しかしどうして軽くあっさりが、俳句のグループをもち、ゴルフもいくつか。それでも仏教に関わる歴史の旅やその他の旅を捨てざるをえなかったという。「体がついていかなくなって」とおっしゃる。「警告が出たら自分を大事にしなくては」と言われた。もう何年もこうして寄って下さり、引っ込みすぎの夫を元の職場の懇親会に引っ張って下さって、重い腰がやっと上がった。生まれて半年で母親をなくされ、祖父母に育てられたのちは叔母が母となったことを、今日初めてぽろっと明かされた。田舎育ちで学校通いに時間が掛かり苦労されたことも聞いていた。「奥さん、人間最後は、こころ、だよ。人柄がよくなくちゃね」
黄色の花は未央柳(びじょうやなぎ)

アイロンかけ

2006年06月20日 22時32分46秒 | Weblog
  夏至の風アイロンかけにやさしけり
長い間あいろんかけが面倒で積んであった夫のポロシャツやTシャツ類が目に付いた。ふとかける気になって網戸の側に坐ってみると、心地よい風が入ってくる。汗を滲ませないばかりか、涼しいのだ。久しぶりにいい風を感じた。気がつけば今日は夏至。20枚位一気にかけた。

守護神

2006年06月20日 00時16分09秒 | Weblog
サッカーで守護神の川口がよく守っている。ゴールをわが家に喩えるならば、私は守護神の川口のように、家を空家していない。2000年の大腸がんのときも、一歩手前で内視鏡で切除できて、看護婦さんに「あなたはよほどラッキーな方ね」といわれた。今回のことも在宅でいい医師の指導に従って自分を見つめることが出来た。なんとかこのまま完全治癒ではないが快方に向かう方向だ。妻が家を開けないでいられるプラスは計り知れないものがある。居られるだけででもである。この次はそういくまい。それまでに守護神の代理を考えて準備をしなければなるまい。
花は唐竹蘭、松本せんのう、おかとらのお

聖堂の花

2006年06月19日 00時19分40秒 | Weblog
★昨日いけた聖堂の花だけれど、今日の夕方カメラを持って撮影に行った。庭の花だけでいけたものだが、いついけられなくなるかもしれない状況だから、ブログに載せて見ていただこう。ひょうたん木、段竹、百合水仙、おかとらのお、のぼたんづる、つき貫忍冬、あじさい、墨田の花火、はるじおん
★ サッカーの前半は観戦したが、後半はどきどきしそうでロスタイムまで見なかった。デジカメの写真を画像ホルダーに入れていた。
★お嫁さんに私の病気のことを初めて告げた。でもデパートで孫の誕生日祝を買いにいける程度だから心配はしないで、とも。周りの友人たちが知っているのに家族が知らないのもおかしいからね。入院なしでいられるなんて、神様の心遣いはすごい。