カメラの交換レンズには、「標準レンズ・広角レンズ・望遠レンズ・ズームレンズ・単焦点レンズ・マクロレンズ」等々、いろいろな種類のレンズがあるが、それらの分類と異なる方向の機能を持つ 「ティルト・シフト両機能内蔵レンズ」 というモノがある。
(上記5枚の写真は、キヤノンEFレンズカタログ中の解説を、オリンパスXZ-1でスナップ撮影)
上記のような機能を持つレンズに強く興味をそそられ、タイトルの 「TS-E24mm F3.5L レンズ」 を購入してEOS 5D Mark2に装着、仙台市内にて二つの建物を試し撮りしてみた。
一つ目の建物は、通称 「SS30」 と呼ばれている30階建てのビルで、仙台中央郵便局前に立って、水平も取らずに手持ちでスナップ。
(1) シフト無し
(2) シフト有り
二つ目の建物は、夜の飲食店街として知られる 「国分町」 の中に建つ 「凱旋門ビル」 の1F~3F正面部分を、目前の公園の中から手持ちでスナップ。
(1) シフト無し
(2) シフト有り (適当な調整での撮影ですみません)
(3) シフトをし過ぎ(笑)
↑ シフトをやり過ぎると、1階より3階の幅の方が広く写り、まるで高い場所から見下ろすように撮影したのかと思ってしまうような写真になってしまいました。
まぁ、なかなか面白い機能のレンズです。
「ティルト機能」を用いた撮影は、いずれ改めて。