Sage (Sage officinalis) は、主に葉の部分に有効成分があります。この成分は、アセチルコリンエステレースという加水酵素の働きを阻害します。脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンの加水分解を阻害する物質なのです。セージの葉から作られたサプリメントを摂取すると効果的です。セージはハーブで、スペイン、イギリスでは古くから使われていたと史実があります。
また、セージからは精油が分留されます。この精油の中にもアセチルコリンエステレース阻害物質が入っていることがわかっています。基材に希釈して首あたりに塗布すれば、有効成分が血中に吸収され、血液脳関門を通過して脳内に到達して働くことがわかっています。このように、アロマテラピートリートメントで、アルツハイマー病を治療することは出来ませんが、病気の予防もしくは進行を遅らせることができます。
多くの患者のように医薬品アリセプトの副作用に悩まされることはないでしょう。このような精油の効果・効能を述べて、クライアントに対して施術することは、医療行為であると誤解されることがあります。また、精油の効果・効能を述べて精油を医薬品のように暗示していると受け取られると薬事法違反になります。お互いに軽率な行動は控えましょう。
このブログでも、特にセージの入手先については書かないことにしています。患者あるいは介護者は、信頼するアロマテラピストにお問い合わせください。メディカルアロマテラピーと自称している人達も知っているかもしれません。そこのショップに置いてあると思います。店長が薬事法違反の疑いがかけられるかもしれません。
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