爺の遠吠え

思いつくままに
 遠吠えできたらいいなぁ~

笑わせてくれる

2014-08-18 | Weblog

え~
荷物を見てびっくり
手荷物以外の小型、中型バッグなど
その数合計5個
全部必要と主張する彼女
とりあえずそのうち2個を持って行き
残り3個は後で子供に持ってこさせる
爺の妥協案
これで手打ち式
そそくさとタクシーに乗り込んだ
「日赤に行って」
7月30日午前9時40分
彼女の入院の始まりである

入院の受付
身ひとつの彼女
受付でぺらぺらしゃべってる
後ろで控える召使い爺
手荷物と
ちょっとした大きさのバッグ2個
もしこれが5個だったとしたら...
恐ろしくて考えられない

当日入院する人たち
案内係りの女性先導で
待合所に集められ
まずは身長体重の測定をします
そう言われて
彼女は少し動揺した
少なくとも爺にはそう見えた
身長は問題ない
問題は体重
マル秘中のマル秘
何の囲いもない場所で
周りには知らない人10数人
見ようと思えば見える環境
その心中察します

運命のいたずら
なんと彼女がいの一番のご指名
爺の目に前の体重計
その数値は驚きの数値
想定外
食事担当としては責任重大
そんな感傷にふける間もなく
妻が担当者に近づき
そっとつぶやいた
はにかむような
少女のような顔で

「服着てますからその分引いてね」

服が何ぼの重さじゃ
その人にそんなこと言って
    なんのいみがあるんじゃ

翌日は手術なんです
神のご加護を