夢二を歩く

竹久夢二プロムナード

「夢二日記を読む会」のお知らせ

2017-02-28 22:25:14 | ひとこと伝言板
夢二日記を読む会

第4回 2017年 3月18日(土)14:00~2時間程度
    金沢市民芸術村 第1会議室(事務所1階奥)

第5回 2017年 4月 8日(土)14:00~2時間程度
    金沢市民芸術村 第1会議室(事務所1階奥)

金沢市民芸術村は金沢駅から徒歩20分。JRでいらっしゃる場合はご連絡いただければお迎えに行きます。

読む原稿は主催者が用意します。お茶菓子等差し入れ大歓迎。
参加費 各回200円(会場費、資料代)

詩人画家・竹久夢二の日記(夢二研究家 長田幹雄編、1~4 各400ページ程度)を輪読します。
現存する日記は満22歳 結婚直後の1907(M40)年2月から始まり、飛び飛びに記載されています。
その日記を読むと、折々の夢二の心境や世相、関わった女性たちとの交流、沢山の旅の様子などが伝わってきます。

夢二好きな方はもちろん、夢二に興味のある方、あるいはない方でも夢二の人生を垣間見ようという方も是非ご参加ください。
輪読会後は折々の夢二の生活も解説します。懇談会も行います。

金沢・夢二愛好会 提案人 楠 英介  076-257-3847
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「夢二日記を読む会」のお知らせ

2016-12-21 21:30:02 | ひとこと伝言板
「夢二日記を読む会」のお知らせ

第3回 2017年 1月 7日(土)14:00~2時間程度
金沢市民芸術村 第2会議室(事務所棟2階)

第4回 2017年 2月18日(土)14:00~2時間程度
金沢市民芸術村 第2会議室(事務所棟2階)

※日記は主催者が用意します。

2回実施しましたが、参加者からは「良かった」の声を聞き、嬉しく思っています。しばらく読んで、その頃の夢二の動静を説明し、また読んで説明しといった具合です。
大逆事件の頃は日記は飛んでいます。削除したのか、書く気になれなかったのか。夢二にも尾行が付いてわずらわしく、同棲している元妻・他万喜、九州の両親に預けていて引き取ったばかりの長男・虹之助の三人で千葉県銚子市海鹿島(あしかじま)へ避暑に行ったところで2回目を終了しました。
 次回はその海鹿島で名曲『宵待草』の発想の基になった長谷川賢子(かたこ)に出会ったところから始めます。

●参加費 各回200円(会場費、資料代として)

金沢・夢二愛好会 提案人 楠 英介(くすのき えいすけ)
076-257-3847
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夢二日記を読む会

2016-11-19 08:08:38 | 急ぎお知らせ
詩人画家・竹久夢二の日記(長田幹雄編、1~4 各400ページ程度)を輪読します。
現存する日記は満22歳 結婚直後の1907(M40)年2月から始まり、飛び飛びに記載されています。
その日記を読むと、折々の夢二の心境や世相、関わった女たちとの交流、沢山の旅の様子などが伝わってきます。
夢二好きな方はもちろん、夢二に興味のある方、あるいはない方でも、夢二の人生を垣間見ようという方は是非ご参加ください。

第1回 2016年11月26日(土)14:00~2時間程度
金沢市民芸術村 第2会議室(事務所棟2階)

第2回 2016年12月17日(土)14:00~2時間程度
金沢市民芸術村 第2会議室(事務所棟2階)

●金沢市民芸術村は金沢駅徒歩20分。余裕を持ってお越しの場合、お迎えに行きます。
●以降、毎月が良いか隔月が良いかは参加者の皆さんで決定

●読む原稿は主催者が用意します。

●参加費 各回200円(会場費、資料代として)

金沢・夢二愛好会 提案人 楠 英介(くすのき えいすけ)
076-257-3847


※1910(M43)年8月24日の日記(千葉県海鹿島へ避暑に行っている)

ためらつたあげく、たまきに聞かせて、おしまさんのうちへ画をかきにゆく、
 心よくかゝしてくれた、みんな私をとりまいて見てゐる。
その夕方。山のうへで海を見てゐると、松の木の間からおしまさんが出た、
頭をかしげた、けれどおじぎをしたのではない、何も、いはぬ、私も何もい
 はずに、あたりに気をかねていつしよにあゆむ、気が気ではないのなり、
 何を、とて言ふべきよき言葉もなし、
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夢二展覧会情報

2016-11-07 21:21:02 | 今月の夢二情報
【竹久夢二 大正ロマンの香り】が、静岡県磐田市(いわたし)の
「磐田市香りの博物館」で始まりました。
 2016年10月29日~2017年1月15日。
〈香り〉をテーマとする、世界でも珍しい博物館です。

作品約80点は、竹久夢二美術館(東京)のものが多いようです。

大正時代の女性たちが愛した香水瓶や、花の香りもあわせて紹介されます。
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銚子浪漫プロジェクト

2016-06-20 22:00:26 | ひとこと伝言板
 「銚子浪漫プロジェクト」では創作語り『夢二ひと夏の恋』を随時公演されています。『宵待草』の発想の基となった長谷川カタ=おしまさんとの交際を語ったものです。

 「プロジェクト」の特別企画として、≪銚子浪漫紀行 夢二 宵待草のふる里を巡る≫が企画されました。2016-10-8~9銚子市各地です。
 「語りを聞く」「明治・大正期の音楽会」「夢二の資料、版画展」「夢二好きな方のミィーティング」「フォト散歩(ウォーキング)」などが開かれます。
 銚子電鉄の名物、「たい焼き」や「ぬれ煎餅」などを食するのも楽しみですね。

 詳細は以下をご覧ください。
 https://www.facebook.com/choshiroman/
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夢二の足跡を訪ねて、千葉県海鹿島  『宵待草』誕生の地を訪ねる 竹久夢二ファン 楠 英介の旅行記

2015-11-26 19:56:51 | 旅行
 2015年11月7日~10日、千葉県内の夢二の足跡を求めて旅をしました。銚子市犬吠埼近くの「海鹿島」(あしかじま)と、成田市です。そして半年ぶりの東京でした。


≪11月7日(土)≫
 まずは、神田淡路町の明治大学「錯覚美術館」へ。土曜日だけオープンしている無料の施設です。以前にも一度行っていますが、錯覚や錯視のお勉強ができる楽しい施設です。学生さんたちがボランティアで説明員をしてくれます。なかなか頼もしい。
 大学のプロジェクトが終了するとの事で、この施設も年末で閉館とのこと、寂しい限りです。

 午後は、月例「竹久夢二研究会」にオブザーバー参加。いろいろ情報を得て、有意義に過ごしました。

 夜は、私の加盟するスポーツ団体の50周年記念事業に参加。永年功労表彰された。


≪11月8日(日)≫
 午前中は、「江戸東京博物館」で江戸の暮らしや、明治以降の東京の暮らしを見る。
 展示は素晴らしかった。展示説明もボランティアの方が無料で長時間やってくれるので、大変勉強になりました。4時間滞在。

 午後と言うより夕方近かったが、池袋西武で「愛に生きた歌人・柳原白蓮の生涯展」を見る。夢二と同年代の夢二とも関係有る人だが、その関連は「白蓮の本を2冊装幀した」としか説明されていない。
 また、白蓮は夢二作品が好きだったらしく友人・知人に出した手紙の封筒は夢二のものが圧倒的に多く、それが展示されていた。
 会場で、偶然にも、日立市に住む夢二研究家のMさんにお会いした。前日岡山市で開かれた夢二学会に参加した帰りとか。

 そして夜は、いつもの新宿「歌声喫茶ともしび」でした。


≪11月9日(月)≫
 さて、名曲『宵待草』が生まれた、銚子市犬吠埼近くの海鹿島へ。

 1910(M43)年5月に起こった「大逆事件」で夢二の多くの友人たちが逮捕されます。社会主義者弾圧のための体制側の捏造事件で、ろくな裁判もなく、多くの社会主義者たちが死刑になりました。
 そんな中、首謀者とされる幸徳秋水と密接な関係にあった夢二の下にも警察が訪れ、2日間拘留されています。釈放されましたが、尾行が付き、煩わしさから同年8月、海鹿島へ避暑に行った訳です。
 離婚したが同棲している(夢二の父親から無理矢理離婚させられた)元妻・他万喜と、九州の夢二の父親に預けていた長男・虹之助(2歳5ヶ月)を引き取ってのことでした。
 友人の相馬御風には「私はここに引っ越しました。遊びにいらっしゃい」と言う趣旨の絵手紙を送っています。長期滞在を考えていましたが、実際は1ヶ月弱の滞在でした。

 夢二一行は、海鹿島の海岸近くの「宮下旅館」に泊まります。旅館なのか民宿の様なものなのかはっきりしません。その隣の「長谷川家」の三女「カタ」(賢子とも)(19)を見初め、他万喜に長谷川家に絵を描かせて欲しいと頼んでもらい、描いた様です。描いている内に夢二(25)とカタは互いに恋心が芽生え、手に手を取って海鹿島の海岸を散歩する姿を住民たちに目撃されています。住民たちは「宮下旅館の隣は夢二のお目かけさんが住んでいる」と噂したそうです。

 私の旅はまず、銚子市犬吠埼近くの丘の上「地球の丸く見える丘展望館」へ。屋上からは素晴らしい眺望らしいが、雨交じりの曇り空で、風も強く、ちょっと残念。
 ここでは、「思咢庵美術館」(後述)所蔵の夢二版画展が開かれている。京都版画院による、高級木版画12点とか。
 会場では「歌と語り、夢二 ひと夏の恋」を上演されている関根まゆみさんと待ち合わせ。

 夢二が避暑に行った海鹿島で、出逢った美しい娘・長谷川カタとの淡い純愛の物語を、同市在住の作家・市田祥子(いちだながこ)さんが小説(一部フィクションも交えた)にされました。そこから引用し、関根さんが朗読劇にまとめられたものです。脚本を拝見すれば、とてもすてきなお話しになっていましたが残念ながらその語りをお聞きする時間は有りませんでした。
 銚子市に「銚子浪漫ぷろじぇくと」と言う活動が有り1回目として「夢二」を取り上げられました(ちなみに2回目は高村光太郎の「犬吠太郎」とか)。そのニュースを見てご連絡してみたものです。関根さんも夢二が大好きで、夢二の話で盛り上がりました。

 その後、関根さんとご一緒して、もう一人の銚子の夢二ファン、越川行雄さん(郷土史家、印刷業)宅へ。ここが「思咢庵美術館」(しがくあん、海鹿島町、閉館中)です。ここは、行雄さんのお父上・越川芳麿さん(故人)が尾崎行雄(注)の研究成果をまとめられた私設美術館でご自宅の敷地内に建てられました。芳麿さんが亡くなられた後、しばらくして閉館状態になっています。
 芳麿さんは夢二も大好きで、30年前には「宵待草70年展」を監修されています。広大な敷地の一角には、海鹿島の夢二詩碑も建っています。これも芳麿さんが設置されたもの。海岸から少し上った丘の途中です。
息子の行雄さんも夢二好きで、沢山の資料をお持ちです。拝見するのを楽しみに伺ったという訳です。
 「宮下旅館」「長谷川家」は碑から50mくらい下がった、海岸近くに有りましたが、今は無く、跡地を案内して貰いました。
 これまで、「宮下旅館」「長谷川家」の詳細場所は判らないものと思っていましたが、やはり地元の人の情報は貴重です。

 そして、別の方からは大正初期と思われる海から写した「宮下旅館」「長谷川家」が写っている海鹿島の写真もいただきました。
[注]尾崎行雄(おざきゆきお)、号は咢堂(がくどう)は安政5年11月20日(1858年12月24日)生まれの政治家で、「憲政の神様」「議会政治の父」と呼ばれています。
 私の興味は、1875年、軽井沢の開発で有名なA・C・ショーよりキリスト教の洗礼を受けている事です。軽井沢には「ショー記念礼拝堂」があります。

 さて、長谷川家は前年1909(M42)年12月、北海道の松前から海鹿島へ転居しています。当時この一帯は伊勢路浦と言ったらしい。直後の1月、長女のシマさんは成田山女学校(成田市、新勝寺経営の学校)の教員になり、三女のカタさんは成田のシマさんの寄宿舎に一緒に住んでいました。
 カタさんは、夏休みで海鹿島の実家へ帰省していて、夢二に巡り逢った訳です。
 夢二はカタという名を知らず、ずっと「Iさん」とか「おしまさん」と言う名で夢二日記に登場します。 最初に出てくるのは8月21日。初めてモデルにして絵を描いたのは8月24日。カタさんが、成田へ戻るため別れたのが8月29日。約10日の淡い純愛でした。
 12月に成田で再会し、翌1月にも海鹿島で再会し抱き逢う、そして出逢って1年後の翌8月に海鹿島へ行ったがカタには会えなかった。いくら待っても会えない。・・自らの失恋を知り、『宵待草』を発想したのです。

≪11月10日(火)≫
 長谷川カタが姉・シマと住んでいた成田町田町十九番地へ。

 成田新勝寺の近く、田町に田町商店会が建てた「『宵待草』のヒロイン長谷川カタ住居跡地」の看板が有る。住居はそこの路地を入って80mのところに有った。成田山女学校の寄宿舎だが、現在は取り壊され、一般住宅になっている。 路地は登り坂道になっており、登り切った崖の手前のところだ。
 成田から出したカタの手紙には
《月の下にそぞろ歩きし真砂路、涼風に相語りし松原、忘れがたうのみ過居候。ことしはおもひもかけず御陰さまにてたのしき夏をおくり申候。(中略)(追伸)おひまもおはし候はば御手紙いただき度候。成田市成田(田町)十九 長谷川賢子》とあり、カタも夢二に思い入れが有ったようです。

 夢二が翌年1911(M44)年夏に海鹿島を訪れた時にカタに会えなかったのは、カタの父が2人の関係を知り、他の人との結婚を急がせた事によります。実際は翌1912(M45)年4月に和歌山県新宮市出身の音楽教師・須川政太郎と結婚し、しばらく東京で過ごし、後に鹿児島へ赴任しています。

 2人は1男3女に恵まれ、幸せな日々を送り、須川の出身地・新宮市の集団墓地に眠っています。
 なんと、その墓の隣には、大逆事件の新宮ルートの犠牲者・大石誠之助の墓があり、夢二繋がりの因縁を感じるのは私だけでしょうか。新宮市に照会しましたが、「偶然でしょう」との回答でした。     おしまい


おまけⅠ
 カタの兄弟は、長女シマ、次女カオル、三女カタ(1890年10月22日生まれ)で、ずっと離れて長男貞吉(1909年8月1日生まれ)がいます。 シマさんは生涯独身でした。
 貞吉の出生の秘密も伺いましたが、確認が取れませんので割愛。なお貞吉は秀才で、京大を出て、後には三井セメントの社長になる。

おまけⅡ
 面白い事に気が付きました。
「関東大水害」と呼ばれる大きな被害は、明治末期と大正の初期に起こり、共に夢二の活躍した時期と重なります。ところが偶然でしょうか、この2件の大水害共に夢二は経験していないのです。   記録によれば、
①1910(明治43)年8月11日と、
②1917(大正 6)年9月30日の、
2件の水害で、東京中心に関東地区に大被害をもたらしました。交通も寸断されました。
夢二は人生の、キーポイントになる旅先でした。日記には、新聞で読んで、東京を気遣う記述が有ります。
①明治の大水害の時は、千葉県海鹿島へ一月ばかり出かけていました。その後半には「お島さん(長谷川カタ)」に出逢い、恋をし、失恋し、やがて『宵待草』を発想します。
②大正の大水害の時は、石川県湯涌にいました。湯涌に3週間、北陸全体では2ヶ月強。彦乃との思い出深い時期、場所です。やがて引き離され、そして代表作『黒船屋』が生まれます。  

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夢二展覧会情報

2015-09-10 20:12:09 | 今月の夢二情報
今回は特別展の情報をつかんだものだけお届けします。
全国各地の「夢二美術館」の展示内容は各館のホームページをご覧ください。

●盛岡てがみ館・・・盛岡市中ノ橋通
特別展【竹久夢二の世界】館所蔵のセノオ楽譜や絵手紙など
2015年 9月 2日(水)~2016年 1月19日(火)

●仙台文学館・・・仙台市青葉区
特別展【竹久夢二の世界】東京みなとやの巡回展
2015年 9月12日(土)~11月 8日(日) 井上ひさし作品多数所蔵

●朝日町ふるさと美術館・・・富山県朝日町
【来町100年記念 竹久夢二展】館蔵品を中心に
2015年 9月16日(水)~10月12日(月)

●八女伝統工芸館・・・福岡県八女市
【竹久夢二展】八女で蘇る夢二版画。夢二の版画を中心に
2015年11月 7日(土)~11月29日(日)

●地球の丸く見える丘展望館・・・千葉県銚子市
 【夢二版画展】厳選版画12点 京都版画院製作、思咢庵蔵
2015年10月07日(土)~11月29日(日)

●南アルプス市立春仙美術館・・・山梨県南アルプス市
特別展【大正ロマン昭和モダン展-竹久夢二 高畠華宵とその時代-】
平日に着物で来たら入場無料 中右コレクション展か
2015年09月10日(木)~11月23日(月)

●唐津市近代図書館・・・佐賀県唐津市
【特別展「大正イマジュリィの世界-竹久夢二・藤島武二・杉浦非水たちが描いた挿絵の美‐」】
大正時代に活躍した画家たちの挿絵や本の装幀、広告など
2015年11月 7日(土)~12月13日(日)


各地の夢二美術館

●夢二郷土美術館 岡山県岡山市 086-271-1000

●夢二郷土美術館 分館(夢二生家) 岡山県瀬戸内市 0869-22-0622

●金沢湯涌夢二館 石川県金沢市 076-235-1112

●竹久夢二美術館 東京都文京区 03-5689-0462

●竹久夢二伊香保記念館 群馬県渋川市伊香保 0279-72-4788

●日光竹久夢二美術館 栃木県日光市 0288-77-0777

●竹久夢二美術館(相馬樓) 山形県酒田市 0234-21-2310

その他夢二作品常設展示

●夢二ルーム 田村市図書館 福島県田村市 0247-82-1001

●高原のミュージアム 長野県富士見町 0266-62-7930
 正木不如丘コーナーも充実

●竹久夢二ギャラリー・新滝 福島東山温泉 0242-26-0001

●夢二カフェ五龍閣 京都清水寺下
 先祖に夢二と交流が有った音楽家がいて、多数作品所有
 
●大野宿 美術珈琲 鳳来館 愛知県新城市
 大正時代に建てられた銀行をギャラリー喫茶としてよみがえらせた。

●かみのやま温泉 ニュー村尾 山形県上山市
 総支配人が個人的に収集した夢二作品を展示。
 夢二の孫のみなみさんが、夢二柄浴衣を再現。
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金沢・夢二祭 2015 開催の件

2015-07-24 20:42:02 | ひとこと伝言板

次の日程で「金沢・夢二祭 2015 」を開催することといたしました。
2012年に引き続き2回目です。
夢二の小説朗読は、その独特の口調から、全国各地からお呼びがかかる「細川律子」さんにお願いしました。
私は「夢二を訪ねる旅」の一部を解説します。

チラシより

詩人画家・竹久夢二は、1934年(昭和9年)9月1日早朝、信州富士見高原療養所で、「ありがとう」の一言を残して、49歳11ヶ月半の生涯を閉じました。結核でした。81年前のことです。
ここ金沢も夢二がたびたび訪れ、代表的な3人の女性たちも各々金沢と縁があります。
夢二を偲ぶ会を計画しました。どなたでもご参加ください。

日  程 2015年9月1日(火)18:30~
会  場 金沢市民芸術村2F和室
参 加 費 300円(会場費+茶菓資料代)
開催趣旨 竹久夢二を偲びます。愛好者の方、ちょっと夢二に興味のある方も
     どうぞ。
     絵画作品鑑賞は別途「金沢湯涌夢二館」でたっぷり堪能していただ
     きます。この企画では、夢二の「人生を知る」「著作を読む」「聴
     く」ことに絞ります。
プログラム
1.『宵待草』全員合唱
2.夢二の人生の略年譜 楠 英介
3.夢二の小説『出帆』より湯涌温泉滞在編朗読 細川 律子
4.夢二芝居台本『春』 皆さんで輪読
5.夢二を取り上げたTV番組視聴
6.夢二紀行の報告   楠 英介
7.懇親会       皆さんの夢二感を

企画、連絡先 楠 英介・・・金沢・夢二愛好会提案人
金沢市柳橋町丙14-7 TEL.FAX.076-257-3847
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ユニクロが夢二モチーフゆかた発売

2015-06-26 21:59:03 | ひとこと伝言板
 ユニクロが竹久夢二、中原淳一のデザインをモチーフとした「ゆかた」8柄を発売しました。
 生地は綿100%、サイズはワンサイズのみ。価格は5,990円+税。販売は首都圏約40店舗のみで、一部の柄は売り切れが出ているようです。

 夢二の場合、原画は「みづたま」「どくだみ」「花と蝶」「水竹居」ですが、あくまでも《モチーフ》で、一面に柄がちりばめてあるので、夢二特有の『省略の美』『空間の美しさ』は感じられず、夢二柄と説明しなければ一見して判りません。それでも、製品化されたデザインはなかなか素敵です。

(楠)

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夢二の足跡、会津・東京(2)   竹久夢二ファン 楠 英介の旅行記

2015-05-20 22:25:26 | 旅行
≪4月4日(土)≫

【夢二旧居探訪】
 午後は夢二研究会に特別参加させていただく。そのメンバーの方数人にも同行いただき午前中、夢二旧居跡を探訪する。
「落合村丸山370」(東京都新宿区下落合二丁目23)は、離婚したが同棲する元妻たまきとの関係次第に悪化し、ちょうど新しい恋人・彦乃が現れた夢二の人生の転換期の重要な時期に、彦乃との逢い引きのために引っ越した家。ここで彦乃と結ばれたらしい。引っ越しは1915年4月と言うから、ちょうど100年前のことだ。

 羽仁もと子の「婦人之友社」にも歩ける距離。その4月から婦人之友社の編集局絵画主任を務めている。夢二満30歳。
 神田川の河岸段丘を登り切ったところに位置し、今は斜面にも家々が立ち並び見えないが、昔は東京の町が一望だったと思われる。
 その番地の辺りには今では10軒ばかりの家が建ち、どこが夢二の住んだ家だったか判らない。昔東北の相馬邸の広大な邸宅があり、その隣に位置する。昔は広々としていたようだ。
その夢二旧居に至る道には、「中村彝(つね)アトリエ」も有る。なかなか素敵なアトリエが新宿区によって再現されている。
 彝は中村屋サロンのメンバーで、ロシアの盲目の詩人エロシェンコで夢二と繋がる。彝の『エロシェンコ氏の像』は重要文化財。

「おとめ山公園」(東京都新宿区)
 「おとめ」と言っても、「乙女」ではなく「御留」である。河岸段丘の斜面に300m四方のくらいの立派な森がある。その上下には高級住宅地が広がるのだが、全く異質な、ある意味ほっとする空間だ。木々も広葉樹を中心に背が高い。
「御留」の由来は、昔将軍家の鷹狩りの場所で、この一帯を立ち入り禁止にしていたらしい。下には神社があり、さしずめ鎮守の森と言った風情だ。
水琴窟も設置してあり、妙なる音を聞いてみようとしたが、枯れ草に隠されて音が聞こえない。残念

 1915年6月には「高田村雑司ヶ谷大原」に引っ越している。下落合には2ヶ月半程度しか住んでいない。理由は判らないが、婦人之友社にやや近い雑司ヶ谷に引っ越している。ここは、目白駅近くの、川村学園の裏手辺りとしか判らない。・・・なるほど、この辺りか、と言う感じで散策した。


【夢二研究会】(オブザーバー参加)
月例夢二研究会に特別に参加。数ヶ月前から雑司ヶ谷地域文化創造館に場所を移して実施されている。
今回は特別企画で「近代日本のインフラを創った男-前島密」を会員のHさんのお話で伺った。前島密は日本の近代郵便制度の創設者で「郵便制度の父」と言われる。郵便のみならず、近代日本のインフラを創った男であったと説明を受けた。
その他のお知らせ、話題も盛りだくさんであり、充実した内容で有った。
今回の旅は、この会に参加することを目的に、前後のスケジュールを組んだもの

【歌声喫茶ともしび】東京都新宿区
 新宿へ移動して、歌声喫茶ともしびへ。
60曲近く歌って大満足。

≪4月5日(日)≫

【自由学園 明日館(みようにちかん)】
東京都豊島区西池袋、重要文化財
 羽仁吉一・もと子夫妻が、1921(T10)年に創立した自由学園の校舎は、当時帝国ホテルの設計のために来日していたアメリカ人建築家、フランク・ロイド・ライトの設計によります。羽仁夫妻の教育理念に感銘したライトは設計を快諾したとのことです。
 ライトは帝国ホテルの設計に凝りすぎて、工期が大幅に延びてしまい、解任されます。
その結果、自由学園の校舎も完成を見ぬまま失意の帰国をします。
 説明すると長くなるので割愛しますが、とにかく素敵な建物です。学校は郊外に引っ越しましたが、老朽化した建物を改修し、立派に重要文化財として甦りました。
 通常は一般公開。時には結婚式や講座、展覧会なども開催されます。

 キリスト教精神に基づく、個性を重んずる教育です。・・・と言うことは、明治時代に23年間しか存在しなかった、同じくキリスト教精神に基づく先進的な女子教育の「明治女学校」との関係はどうなんだろうかと質問してみた。
 羽仁もと子は明治女学校に通っており、その精神は受け継いでいると思われるが、そのヒストリーは調べていないとのこと。
それでは私が調べて報告しますと(できもせぬことを)申し上げた。

【日本科学未来館】東京都江東区(お台場)
 旅の終わりは日本科学未来館。前々から行ってみたかったので、ようやく実現した。
 宇宙開発を中心とした、国営の総合科学の展示館だ。さぞや先端科学のお勉強ができるものと期待を高めて 入場したが、何と陳腐なものか、小学生を対象としたものか、極めてがっかりした。とても、最先端科学では無さそうだ。
 見るもの見るもの、何かおかしい。ちょっと列挙すると。
 「調整中の展示が異常に多い」
 「説明がわかりにくい」
 「説明員の数も足りない」
 「壊れている物が多い」
 「休止中の物も多い」
 「照明が暗くて説明が読みづらい」
 「意味不明な展示が多い」
 「ロッカーの場所がわかりにくい」、
 良いところも少しはあるのだが、マイナスポイントが多すぎる。

 落胆したので、もう元気が出ない。
 新橋、上野、アメ横をブラブラして、八重洲口22:30の夜行バスで金沢へ帰る。
06:30予定どおり帰り着いた。
              おしまい
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夢二の足跡、会津・東京(1)   竹久夢二ファン 楠 英介の旅行記

2015-04-19 19:46:06 | 旅行
 2015年4月2日から4日間、喜多方、会津若松、郡山、東京へ旅をしました。
いつもの青春18きっぷではなく、一部北陸新幹線を使っての旅でした。なぜかと言えば、北陸新幹線開通の余波で、金沢=長野間が第三セクターとなり青春18きっぷが使えなくなったのです。えらい迷惑です。

 見学先
【喜多方・蔵座敷美術館】福島県喜多方市
会津独特の蔵座敷に縁の作家数名の作品。
【会津若松市内見物】福島県会津若松市
野口英世の関係先や蔵造りの建物が多数。
【東山温泉・新滝旅館】福島県会津若松市
夢二が何度も逗留した宿。夢二ギャラリーがある。
【飯盛山・さざえ堂】福島県会津若松市
二重螺旋構造で西国三十三ヶ所巡り。
【郡山市内見物】福島県郡山市
 「おばあちゃんの民話茶屋」
「郡山女子大学・フーコーの振り子」
「郡山スペースパーク」
【夢二旧居探訪】
「下落合丸山 」東京都新宿区
「おとめ山公園」東京都新宿区
「雑司ヶ谷大原」東京都豊島区
【夢二研究会】(オブザーバー参加)
月例夢二研究会に特別に参加
【歌声喫茶ともしび】東京都新宿区
 60曲近く歌って大満足。
【自由学園 明日館】東京都豊島区
羽仁もと子が作った先進教育の学校。重要文化財。
【科学未来館】東京都港区台場
日本の科学の最先端を展示のはずが、行ってがっかり。

≪4月2日(木)≫

 今回だけは、金沢(06:11)から北陸新幹線で上越妙高へ行き、信越本線に乗り換えて特急で新潟県新津まで行く。いつもの旅の半分の時間で着いてしまった。
新津は鉄道の町として売り出しており、新津鉄道資料館が有る。車両本体よりは、車両内部の細々した所を説明してくれるのが特徴だ。とは言っても、駅の近くではなく、バスで10分ぐらいかかるのでちょっと不便だ。駅の空きスペースにサテライトがあり、女性が一人いて、資料館の案内をしてくれる。今日は時間がないので資料だけ貰ってきた。以前行った、横浜の「原鉄道模型博物館」のチラシも有った。

 乗り換えて新津から喜多方へは磐越西線なのだが、普通列車ばかりで2~3時間に1本しかない。ここまでは特急乗車のため、当初の計画より一本早い列車に乗れた。

 喜多方へ着いたのは11:36。ちょうど良い時間なので念願の「喜多方ラーメン」をいただくことに。駅近くの「源来軒」へ入る。こちらは「喜多方ラーメン」の発祥のお店で、昔中国から渡ってきて喜多方に住み着いた先祖が中華料理屋を始めたのがそのルーツとか(井上ひさしの「吉里吉里人」の中にそんな中華料理屋が出てくるが、こちらですかと聞いたが、判らないと言う)。
喜多方はラーメンの町というのは最近のことで、やはり蔵の町と言うのにふさわしい。ただ、蔵が連なっているところは少なく、点在しているのでちょっと寂しい。
(同じ蔵の町でも、川越は通りが全部蔵造りなので見応えがある)

【喜多方・蔵座敷美術館】福島県喜多方市
 夢二も逗留したことがある、笹屋旅館の敷地内に建つ会津独特の蔵座敷。宿の女将さんが優しく迎えてくれた。

 創業明治12年の笹屋旅館は三代目圭一郎が画商をかねていた。そのため、竹久夢二、小川芋銭、森田恒友、安田靱彦、下村観山、武者小路実篤など「笹屋」に逗留した作家の作品を中心に多く所蔵している。
 夢二作品は、直筆4点(後日宿で軸装)、復刻版4点であった。新潟県阿賀野市の人間国宝・小林ミドリさんの「夢二かご」(夢二デザイン)も有った。旅好きの女将さんが現地で買い付けた物らしい。
女将さんも夢二が大好きと見えて、夢二談義に花が咲いたのが嬉しかった。

注、この笹屋旅館と、以前行った信州上山田温泉の笹屋ホテルは無関係。ただし共に夢二が泊まっている。
小川芋銭(おがわ うせん、本名:小川茂吉)は中村屋サロンと接点を持つ画家と言う意味で竹久夢二と共通する。幸徳秋水の『平民新聞』に挿し絵を描いていることも共通する。さらには、夢二の会津若松の親友・長尾為治とも交流があったことは、芋銭から為治へのはがきが展示してあり、初めて知った。
共通項はたくさんある、夢二と小川芋銭だが、二人の関係はどうだったのだろうか。


 喜多方から会津若松へはJRで24分。

【会津若松市内見物】福島県会津若松市
 野口英世青春通りや、素敵な蔵造りの建物が多数。町をそぞろ歩いて東山温泉の宿へ。


≪4月3日(金)≫

【東山温泉・新滝旅館】福島県会津若松市
 夢二が、明治、大正、昭和と10年おきぐらいに3度(長逗留も含む)泊まった宿で、宿の前には『宵待草』の歌碑も有る。宿に残した6点の作品が軸装されて展示してある、夢二ギャラリーが有る。   
     
 何度も逗留したわけは、会津若松の親友・長尾為治氏を訪ねて何度もこの地を訪れ、長尾宅へ泊まったり、ここ新滝へ泊まったりしている。
 長尾為治氏の孫・睦夫氏は酒店を経営する傍ら、その二階で「夢二資料館」を開設なさっていた。残念なことに10年ほど前火災で消失したそうだ。貴重な資料があったと思うのだが。さらに残念なのは、睦夫さんも3年前に亡くなられたそうだ。
 私は4年前の会津若松の旅で睦夫さん宅にお邪魔し、焼け残った資料や、ご記憶の中にあることなど、たっぷりお話を伺った。ご高齢だったが、お元気にしておられた。またお目に掛かれることを楽しみに旅の計画を練ったが、大変残念なことだ。

 さて、新滝旅館を経営する古川雄一氏は、3つの旅館の経営統合のため勇退し、その後会津若松市会議員に立候補され、見事当選。お住まいは新滝旅館の中にあり、新滝ロビーでお目にかかっていろいろお話を伺った。私と同い年であることが判った。私が3日早く生まれた。
10年ほど前は「会津若松夢二会」を作ろうと思い、関係者を集めて勉強会などもしたが、現在は何もしていないとの事であった。
 それでは、市として「夢二顕彰」に取り組んでいただけないだろうかと申し上げた。
会津若松には、隠れている夢二作品が多数あるだろうと思われるが、税金対策やら何やらで隠されているらしい。それらが出てきて、一堂に会するなどは夢だろうか。

【飯盛山・さざえ堂】福島県会津若松市
二重螺旋構造のお寺のお堂で、高さ16.5m。居ながらにして西国三十三ヶ所巡りができるものとして建てられた。1796年というから江戸中後期のものだ。
らせん状のスロープを上って行くと、ところどころに札所があり、頂上に着くと下るのだが、上りと下りは交わらないようになっている。何とも不思議なお堂である。
 残念なことに、札所の案内は現在は取り外されている。ところがお堂としては日本全国に例がない唯一無二の構造につき、見学者が絶えない(二重螺旋構造は立体駐車場などでみられる)。5分くらいで上り下りできるので、400円は高いなと感じた。

さざえ堂は六角堂
 白虎隊の終焉の地・飯盛山に有り、有名観光地なのだが、バスの便が悪い。バス停に着いたらバスが行った直後。次は30分後。これでは郡山に向かう列車に乗れにない可能性もあり、タクシーかと思ったが、タクシーも無い。仕方なく会津若松駅の方へ歩くこと10分、ようやく1台のタクシーが。ほうほうの体で駅に着いた。

【郡山市内見物】福島県郡山市
 「おばあちゃんの民話茶屋」
 郡山駅2階待合室の一角で、地元の言葉で地元の民話を語る民話茶屋(ボランティアのおばあちゃんが、毎日交代で)がある。入場無料。そこへ入ってお話を聞く。地元の言葉は良いもんだ。秋田、青森のような完全なズーズー弁ではなく、かといってイントネーションは完全に東北だ。
こんな施設は、以前遠野駅でもあった。

 郡山には、会社員時代の先輩がおられる。古希になられた今でもスペースパークの説明ボランティアをなさっている。その先輩に迎えに来て貰って郡山女子大学へ。

「郡山女子大学・フーコーの振り子」
 最近の私はフーコーの振り子に魅せられている。地球の自転を証明するもので、各地の科学館、学校などに設置されている物を見に行った。地元の高岡高校、新潟の自然科学館などなど。極め付きは東京葛飾区の天文館でその振り子は日本最重量の130kgだ。小さな相撲取りが十数mのワイヤーに吊られて揺れているような感じ。ここ郡山女子大学のものは60kg、20mと本格的なもの。

 ずっと見ていると振り子の振れが次第に時計回りに変化することが地球の自転の証明になる。不思議だ(詳しい説明は省く)。
 設置されているのは「ネーチャードーム」と言う建物の中。『自然を凝視(みつ)めて師としよう』と言う学校の理念から設置されている。
 学校の管財部・安齋係長に案内していただいた。理系の方だそうで、いろいろ科学の話を伺ったありがとうございました。

「郡山スペースパーク」
 宇宙物を中心とした科学館です。世界で一番高いところにあるプラネタリウムでその高さは104.25mだそうです。郡山駅前の23階建てのビルの最上階にあります。20階から23階までがスペースパークで、面白かった。
いたるところに展示品を詳しく解説した用紙(A5厚紙)が持ち帰られるようになっている。全部集めたら18枚。これは親切。
 明日の見物先を考え、宇都宮まで移動。
 宇都宮では名物の餃子を食べてみた。私は金沢で大変おいしい餃子を食べているので、それが標準だ。そういう意味で宇都宮餃子は及第点と言ったところで、絶品ではない。

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福島の旅ふたたび(計画中)   楠 英介

2015-03-02 20:16:00 | ひとこと伝言板
 この春の「青春18きっぷ」で、4年前に旅した「磐越西線」をもう一度辿って見ようと思い、計画中です。
 当時は震災直後と言うこともあり、会津若松の旅館にも多くの被災者が泊まっておられました。
今回は、「喜多方」「会津若松」「郡山」等を巡る計画です。

 現地の夢二情報が少なくて困惑しています。夢二の旅先では、福島県は一番多く行っていると言っても過言ではないのですが。

 「夢二を歩く」読者の方で「福島の夢二情報」お持ちの方は、コメント欄で教えてください。
なお、2011年夏の「福島の夢二を訪ねる旅」は、このブログ2011年9月に掲載しています。
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各地の夢二美術館

2015-01-12 19:51:53 | 今月の夢二情報
楠英介さんからいただいた夢二展情報をお届けします。
遅ればせながら、年頭にあたり皆さまのご多幸をお祈りいたします。


●夢二郷土美術館 岡山県岡山市 086-271-1000
 【松田基コレクション 夢二名品展特別公開 民藝に関った作家たち】
 2014年12月 9日(火)~2015年 3月15日(日)

●夢二郷土美術館 分館(夢二生家) 岡山県瀬戸内市 0869-22-0622

●金沢湯涌夢二館 石川県金沢市 076-235-1112
 【密着取材!夢二さん 詩人画家の素顔に迫る】
  ハイカラ趣味と日本の伝統的な趣味が混ざり合う日常風景が
 2014年12月20日(土)~2015年 4月12日(日)

●竹久夢二美術館 東京都文京区 03-5689-0462
 【竹久夢二と乙女のハイカラらいふ展】
  ~大正時代の女学生・職業婦人・淑女たちの憧れ~
 2015年 1月 3日(土)~ 3月29日(日)

●竹久夢二伊香保記念館 群馬県渋川市伊香保 0279-72-4788
 【夢二の版画展、他】
 2015年 1月 1日(木)~ 3月20日(金)

●日光竹久夢二美術館 栃木県日光市 0288-77-0777
 【常設展】

●竹久夢二美術館(相馬樓) 山形県酒田市 0234-21-2310
 【常設展】

企画展あれこれ

●ちひろ美術館・東京 東京都練馬区下石神井
 【夢二からちひろへ】大正、昭和の子供の本の先駆者たち。
 2014年11月 6日(木)~2015年 1月31日(土)

●岡山県立図書館 岡山県岡山市
 【竹久夢二が描く世界】
 2014年11月22日(土)~2015年 1月18日(日)

●山本美術館 長崎県雲仙市
 【竹久夢二木版画展】木版画作品13点を展示
 2015年 1月 2日(金)~ 3月29日(日)

●四日市市文化会館 三重県四日市市
 【竹久夢二展】
2015年 1月17日(土)~ 3月 8日(日)

●パラミタミュージアム 三重県菰野町
 【竹久夢二展】憧れの欧米への旅 中右コレクション
2015年 1月29日(木)~ 3月31日(火)

その他夢二作品常設展示

●夢二ルーム 田村市図書館 福島県田村市 0247-82-1001

●高原のミュージアム 長野県富士見町 0266-62-7930
 正木不如丘コーナーも充実

●竹久夢二ギャラリー・新滝 福島東山温泉 0242-26-0001

●夢二カフェ五龍閣 京都清水寺下
 先祖に夢二と交流が有った音楽家がいて、多数作品所有

●大野宿 美術珈琲 鳳来館 愛知県新城市
 大正時代に建てられた銀行をギャラリー喫茶としてよみがえらせた。

●かみのやま温泉 ニュー村尾 山形県上山市
 総支配人が個人的に収集した夢二作品を展示。
 夢二の孫のみなみさんが、夢二柄浴衣を再現。

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伊香保夢二館、東京の美術館、他  竹久夢二ファン 楠英介の旅行記

2014-12-21 18:16:18 | 旅行
 2014年12月11日から4日間、伊香保、東京、他へ旅しました。 いつもの青春18きっぷでの旅です。今回は伊香保温泉を散策し、今秋設立された「夢二学会」の皆さんの伊香保夢二館見学会に同席したりと、楽しい旅になりました。

 見学先
【伊香保温泉散策】群馬県渋川市
伊香保温泉の石段街を歩き、夢二が泊まった旅館を訪ねました。
【竹久夢二伊香保記念館】群馬県渋川市
 夢二作品を多く所有する美術館。オルゴールやガラス工芸作品も多くコレクション。
【うたごえ喫茶・新宿ともしび】東京新宿
50曲程度歌った。
【ちひろ美術館東京】東京練馬
企画展「夢二からちひろへ」展を観る。
【新宿中村屋サロン美術館】東京新宿
今秋開館した新しい美術館で荻原碌山の彫刻「女」他を観る。
7時間移動して
【養老公園、養老天命反転地】岐阜県養老町
 養老の滝公園と、不思議建物がいっぱいの屋外展示施設だが降雪で断念。
【人道の港 敦賀ムゼウム】福井県敦賀市
命のビザ杉原千畝の功績を展示している。
【ちひろの生まれた家記念館】福井県越前市
 ここも降雪のため断念。


≪12月11日(木)≫
 旅の始まりは、05:32北陸本線森本駅(金沢市)から下り列車に乗る。富山、糸魚川、直江津、長岡、水上を経由して上越線渋川へ。青春18きっぷの旅の始まりです。
乗車8時間。景色が常に変化するのでそれを眺めておれば結構楽しい。380㎞あるので車で移動することを考えれば楽なものだ。
乗り継ぎは4回で、3回は3分から17分でしたが、直江津だけは44分あり、気の利いた喫茶店でも有れば入りたいと駅前を散策するも皆無。ホテルは2軒あり各々レストランが有るものの 入る気はしなくて、ただただ待合室で暖をとる。

【伊香保温泉散策】群馬県渋川市
 伊香保温泉に着いた。石段街は大変有名でなんと365段ある。その一段一段も段差が大きく歩くのが辛い。後で気がついたが坂道よりも階段の方が楽であることが判った。
そして階段から横に延びる細道を歩くのもなかなか風情があるものだ。結果としてこの石段街を2往復したかもしれない。

岸権(きしごん)旅館
 1929(S4)年3月23日に吉井勇ら友人達7名と泊まった宿。翌日はそのメンバーを中心に、高崎市公会堂で文芸大講演会を開催している。

 400年の歴史を誇る高級で品格も感じる立派な旅館。まずフロントへ行くと、夢二が描いた「舞妓」の大きな絵が掛けられています。なかなか素敵です。
他に夢二に関するものはありませんかとたずねると、羽織の裏地の絵を描いたものがあるとのことで、奥の喫茶コーナーの奥のガラスケースの中に大切にしまわれている羽織を見せてもらいました。確かに裏地です。梅の花のような絵柄です。複製などを作って、宿の名物にすればよろしいのにと申し上げました。他には情報も含めて無いそうです。

 夢二は、いつ来たか判らないとのことで、私の年譜から、泊まった日と、同宿者の情報をお教えしました。

塚越旅館
 ここも創業150年を誇る宿。現在は創業時の名前、塚越屋七兵衛に戻したとのこと。夢二の泊まった頃は塚越旅館だった。
 ここには2度来ており、2度目は約1ヶ月滞在したとのこと。
 1度目は1928(S3)年8月の事で、その折り榛名湖畔にアトリエ建設を発想したと言われる。以降、旅館主次女迪子に手紙による歌の指導を度々行うなど交流が続いた。
 2度目は1930(S5)年4月末のことで、この折りは長期滞在となり、榛名山美術研究所の構想を練った。
 ここもフロントには「幼い女の子がブランコに乗って遊ぶ」絵が掛けられており、サインは「ゆめ・たけひさ」とひらがなです。昭和初期の作品とみられますが、旅館の幼子でも描いたのでしょうか、夢二は子供絵などで時々ひらがなのサインを使いますね。
  
 何でも鑑定団に出したら、200万円の値がついたそうです。これ以外の、作品、夢二情報は皆無でした。残念。


≪12月12日(金)≫
【竹久夢二伊香保記念館】群馬県渋川市
 夢二作品を多く所有する美術館。全国各地にある夢二美術館の中で最大規模かもしれない。

 今日は今秋創設された「夢二学会」の伊香保見学会。私は学会には入っていないが、ちゃっかり合流しようと訪れたもの。もちろん学会のとりまとめ役、帝京大学のO教授には事前に了解を取り付けて。  結果、最高に良かったです。学会の力は大きい。
 まず、木暮館長のご挨拶と展示概要の説明があり、次いで毎年9月の夢二の誕生日前後の2週間しか(作品保護のため)観ることができない『黒船屋』(夢二の代表作)を見せていただきました。
この絵を飾るためだけに設計された部屋。
 軸装された、大きな絵です。美しい女性が黒船屋と描かれた櫃(ひつ)に座っています。抱かれたクロネコが印象的です。最愛の恋人彦乃と夢二自身が描かれているのです。
 1918(T7)年末の作品です。この頃彦乃は病魔に倒れ、夢二との交際に反対する父の手によって面会謝絶になっていたものです。 打ちひしがれた夢二の心と、気品漂う彦乃の姿が見事に表現されています。
 岡山の夢二郷土美術館・館長代理の小嶋ひろみさんも来ておられて、たっての願いを聞き入れて特別に公開したとのことです。
 実は「夢二学会」は岡山の夢二郷土美術館に本部があり、親会社両備の社長・小嶋光信氏(夢二郷土美術館館長)の肝いりで創設されたもの。ひろみさんはその娘さん。
乗ってこられたバスは、両備の東京の子会社の「夢二ラッピングバス」でした。

 小嶋社長はスポーツや芸術文化に理解があり、なかなかのアイデアマンらしい。
 参加者には、日立市の夢二研究家Mさんもおられ、よく存じ上げている方ですので木暮茶寮での昼食会の折りには同席させていただき夢二の話で盛り上がりました。
 皆さんはバスで榛名湖に復元された「夢二アトリエ」を見て東京へ帰られます。岡山からも多数参加されていたそうで、大変だったのではないでしょうか。
 私は、土産に「夢二キャラメル」(夢二デザインのパッケージだが実現しなかった。伊香保夢二館のオリジナル商品として明治製菓が作っている)をまとめて買って、泊まった宿の無料送迎バスで東京へ。

【うたごえ喫茶新宿ともしび】東京新宿
東京行ったら必ず寄る「ともしび」で50曲程度歌っで、大満足。


≪12月13日(土)≫
【ちひろ美術館東京】東京練馬
 今年4月にも行った美術館ですが、企画展「夢二からちひろへ 子どもの本の先駆者たち」展があり観に行った 。
 紹介されている作家は、竹久夢二、岡本帰一、清水良雄、武井武雄、初山 滋、深澤省三、村山知義、茂田井武、いわさきちひろ。
激動の時代に、子どもの本の新しい文化を築き、多くの子どもたちに夢を与えた画家たちを紹介している。確かに夢二はこの分野でも先駆的な役割を果たしている。
 西武新宿線・上井草駅からゆっくりそぞろ歩いて10分のところにあります。住宅地の中のあるのは、松本善明・いわさきちひろ夫妻が住んでいたところに小さな美術館を建てたからです。現在では周辺の土地を買い増ししてずいぶん広い敷地になりました。

【新宿中村屋サロン美術館】東京新宿
 今秋開館した新しい美術館で、日本の近代彫刻の先駆者と言われ、ロダンから弟子だと言われた荻原碌山の彫刻「女」他を観る。
 長野県安曇野市出身の相馬愛蔵・良夫妻が新宿にパン屋を開き、商売が発展したので、若き芸術家たちを庇護したのが「中村屋サロン」です。 その第一号は郷土の後輩、荻原碌山です。
 碌山をしたって多くの芸術家が集まりました。高村光太郎もその一人です。
 美術館は小さいながら、とても素敵です。

 愛蔵は、キリスト教精神に基づき活動するリーダー的存在でした。東穂高禁酒会も設立して、品行方正な生活を送り、他人のために生きることを目的としました。
 愛蔵は東京で勉強中に、仙台出身の星 良(りょう)と知り合い、結婚します。一旦は穂高に帰って養蚕業を営みますが、良が体調を崩し、夫婦揃って東京へ出ます。
 そこで、「中村屋」と言うパン屋を買い取り、屋号を変えずに営業し、大きく発展させます。それが現在の「新宿中村屋」です。
 発展の背景には愛蔵の才覚もありますが、妻・良のあふれる才能もあったようです。

巖本善治のこと
 良に、その溢れる才気を黒で隠しなさいと「黒光」の名を与えたのが、恩師であり、女子教育のパイオニアともいえる、明治女学校の二代目校長・巖本善治。
 そして碌山が20歳の折、画家を目指して東京へ出た時、住まい(女学校の林の奥の小屋)を提供したのが同じ巖本善治。
 巖本善治は才能を見抜くのが上手かったのか、才能を育成するのが上手かったのか。
 私はこの巖本善治をこの10月に初めて知り、ずいぶん素晴らしい方のようで、もう少し勉強してみたいと思っています。

 碌山美術館は、出身地長野県安曇野市穂高にあります。教会風の素敵な美術館です。

この日は、東京から岐阜県大垣まで7時間かけて移動です。


≪12月14日(日)≫
朝から雪。目的地の養老公園、養老天命反転地は屋外の施設であり、諦めです。
そのまま、福井県敦賀へ移動します。

【人道の港 敦賀ムゼウム】福井県敦賀市
 命のビザ杉原千畝の功績を展示している。ムゼウムはポーランド語で資料館の意。
 何度か訪れており、今回は「NPO法人杉原千畝命のビザ」理事のF氏に連絡していろいろ教えていただく事を楽しみにしていた。
 時間を早めたにもかかわらず、雪の中来ていただき、いろんな話を伺った。
 今までに公開されている資料・情報以外に新たな情報がでてきて検証作業中との事であった。その一端も伺ったが、検証中であるとのことで、ここでは書けません。驚きの事実もあるのですが・・・。
 杉原千畝の命のビザは、公式には2000枚強で家族ビザですから約6000人のポーランド系ユダヤ人が、シベリア鉄道経由ウラジオストクから船便で敦賀港へ上陸、神戸や横浜のユダヤ人救済組織の支援を受けて目的の国々へ渡って行ったのだそうです。
 ナチスから追われる身でしたから、命からがらです。ビザは、どんなに嬉しかったことでしょう。
 杉原千畝は、日本政府の命令を無視して、人道を優先してビザを出し続けた人で、帰国後は不遇の扱いを受け外務省を退職します。
 後にイスラエルから、「イスラエル建国の恩人」として表彰されています。

 私が杉原千畝にこだわるのは、「ユダヤ人救済活動」と言うキーワードで夢二と繋がると思うからです。
 杉原の命のビザは1940(S15)年ですが、夢二がベルリンでキリスト教関係者の反ナチス地下活動に協力したのはナチス党政権成立直後の1933(S8)年のことで、杉原さんより7年も前のことになるのです。
 ただし、夢二の方は証言はたくさんあるのですが、確証が取れていません。

【ちひろの生まれた家記念館】福井県越前市
 大垣の屋外施設をパスしたので、ここへ行こうと思いましたが、雪が断続的に降り続くため断念。

 金沢へは早めにたどり着いたのでした。
              おしまい
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11月以降の【竹久夢二展覧会情報】夢二ファン 楠 英介

2014-11-12 20:30:13 | 今月の夢二情報
今年9月は竹久夢二生誕130年、没後80年でした。
 ※夢二:1884(明治17)年月16日~1934(昭和9)年月1日)
各地でたくさんの【夢二展】が企画されましたが、昨今は少なくなったようです。
楠がつかんだものだけ掲載しています。料金、休館日などは各展示館へ照会ください。
漏れがありましたら、是非コメントでお知らせください。

《《 特別展、企画展 》》

『八女伝統工芸館』・・・福岡県八女市
【竹久夢二展】夢二の夢「手による産業美術振興」を考える。
2014年11月 1日(土)~2014年11月30日(日)

『ちひろ美術館・東京』・・・東京都練馬区下石神井
【夢二からちひろへ】大正、昭和の子供の本の先駆者たち。
2014年11月 6日(木)~2015年 1月31日(土)

《《 夢二美術館 》》(西から東へ)

『夢二郷土美術館』・・・岡山県岡山市 086-271-1000
【夢二の愛した日本】 9月 2日(火)~12月 7日(日)

『夢二郷土美術館分館 夢二生家』・岡山県瀬戸内市 0869-22-0622

『金沢湯涌夢二館』・・・石川県金沢市 076-235-1112
【愛蔵の夢二画】10月 4日(土)~12月14日(日)
ゆかりの人々のコレクションを中心に

『竹久夢二美術館』・・・東京都文京区 03-5689-0462
【再発見!竹久夢二の世界】10月 3日(金)~12月25日(木)
ボヘミアン・夢二

『竹久夢二伊香保記念館』・・・群馬県渋川市 0279-72-4788
【夢二の楽譜展】10/ 1~12/20

『日光竹久夢二美術館』・・・栃木県日光市 0288-77-0777
【常設展】

『竹久夢二美術館(相馬樓)』・・・山形県酒田市 0234-21-2310
【常設展】

『夢二ルーム・田村市図書館』・・・福島県田村市 0247-82-1001
【常設展】

《《 その他の夢二作品展示のあるところ 》》

『高原のミュージアム』・・・長野県富士見町 0266-62-7930

『竹久夢二ギャラリー・新滝』・・・福島県会津若松市 0242-26-0001

『大野宿 美術珈琲 鳳来館』(竹久夢二作品室)・・・愛知県新城市


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