このブログの中でも何度か、『エコカーに替えてもエコにはならない』と書いてきましたが、
そのことに関する記事を見かけたので、資料として貼っておきます。
私が今年買ったホンダフィットの燃費は12年式アルトに及びませんでした。
みんな、最近の車の燃費は良いと思い込んでいるだけで、実際には伸びていません。
むしろ低下しているのです。
室内も広く、エアコンの効きもいい。安全でしかも排ガスもきれい。
これで燃費も良いなんて都合良すぎませんか?
犠牲になっているのは燃費なんですよ。
エコドライブを応援するサイトやってます
http://www.echot.jp(ブログ左下にリンクあります)
私自身の燃費成績も公開していますので、ご覧ください。
原文はかなり長かったので、一部省略して紹介しています。
【国産車の10-15モード燃費は現実の燃費の指針にならない】(執筆者/両角 岳彦)
一例として、ここ1年ほどの間に行われた新車試乗会の現場で、私が運転し、燃費を確認
した結果を紹介しよう。燃費は、各クルマの計器盤にある区間燃費計で確認した。
ちなみに日本車は数%~10%ほど甘い(良い)数値が出るものがほとんど。ドイツ車は
ほぼ正確、というのが最近の経験則だ。
この私的評価コースで、日産自動車「マーチ」が「15キロメートル/リットル」
(10-15モード燃費は「26キロメートル/リットル」)。
ハイブリッド動力のホンダ「CR-Z」がCVT仕様、6速マニュアルトランスミッション仕様ともに
「17キロメートル/リットル」(10-15モード燃費はCVT仕様が「25キロメートル/リットル」、
6速MT仕様が「22.5キロ/リットル」)だった。
対して、フォルクスワーゲン「ゴルフ・トレンドライン」、新しい1.2リットル過給エンジンと
7速デュアル・クラッチ・トランスミッションを搭載した仕様が
「17キロメートル/リットル」(10-15モード燃費は「17キロメートル/リットル」)。
同じく「ポロ」の1.4リットル自然吸気エンジンを積んだ仕様(現在は1.2リットル過給エンジンに変更)がやはり
「17キロメートル/リットル」(10-15モード燃費は「17キロメートル/リットル」)。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4521
国内に存在する乗用車1台当たり、1年間にどのくらいのガソリンが販売されているのかを
単純計算してみる(図3)。すると、98年から2004年にかけてはずっと1.09キロリットル、
つまり1090リットルで推移。ガソリン価格が跳ね上がった2005年からは微減傾向が続いて
いたが、それも2008~2009年は1台当たり年間1000リットルで下げ止まりしている。
つまり、ここ10年以上、1台のクルマが消費するガソリンの量、すなわちCO2の排出量は、
景気の減退の影響などで多少減る以外は、ほぼ変化のない状況が続いている、ということになる。
【日本車の燃費は向上したことになっているが・・・】
確かに10-15モード燃費の「国産車平均値」は、96年が12.4キロメートル/リットルだったものが、
2008年には16.9キロメートル/リットルまで向上している(自動車工業会による。
「ガソリン乗用車の平均燃費」参照)。36%も良くなっているのだ。
1台のクルマが平均して12~13年間は日本の路上を走り続けるとすれば、この間にほぼ
全数が置き換わっているはずで、10-15モード燃費の値が実用燃費との間に十分な
相関関係を持つものだとすれば、1台当たりの燃料消費量は2割程度減るはずである。
しかし、現実はそうなっていない。ガソリンの年間消費量は、1台当たりで見ると
この10年あまりはほとんど「横ばい」だし、国全体としても消費総量がなかなか減らない。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4520?page=2
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4520?page=3
そのことに関する記事を見かけたので、資料として貼っておきます。
私が今年買ったホンダフィットの燃費は12年式アルトに及びませんでした。
みんな、最近の車の燃費は良いと思い込んでいるだけで、実際には伸びていません。
むしろ低下しているのです。
室内も広く、エアコンの効きもいい。安全でしかも排ガスもきれい。
これで燃費も良いなんて都合良すぎませんか?
犠牲になっているのは燃費なんですよ。
エコドライブを応援するサイトやってます
http://www.echot.jp(ブログ左下にリンクあります)
私自身の燃費成績も公開していますので、ご覧ください。
原文はかなり長かったので、一部省略して紹介しています。
【国産車の10-15モード燃費は現実の燃費の指針にならない】(執筆者/両角 岳彦)
一例として、ここ1年ほどの間に行われた新車試乗会の現場で、私が運転し、燃費を確認
した結果を紹介しよう。燃費は、各クルマの計器盤にある区間燃費計で確認した。
ちなみに日本車は数%~10%ほど甘い(良い)数値が出るものがほとんど。ドイツ車は
ほぼ正確、というのが最近の経験則だ。
この私的評価コースで、日産自動車「マーチ」が「15キロメートル/リットル」
(10-15モード燃費は「26キロメートル/リットル」)。
ハイブリッド動力のホンダ「CR-Z」がCVT仕様、6速マニュアルトランスミッション仕様ともに
「17キロメートル/リットル」(10-15モード燃費はCVT仕様が「25キロメートル/リットル」、
6速MT仕様が「22.5キロ/リットル」)だった。
対して、フォルクスワーゲン「ゴルフ・トレンドライン」、新しい1.2リットル過給エンジンと
7速デュアル・クラッチ・トランスミッションを搭載した仕様が
「17キロメートル/リットル」(10-15モード燃費は「17キロメートル/リットル」)。
同じく「ポロ」の1.4リットル自然吸気エンジンを積んだ仕様(現在は1.2リットル過給エンジンに変更)がやはり
「17キロメートル/リットル」(10-15モード燃費は「17キロメートル/リットル」)。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4521
国内に存在する乗用車1台当たり、1年間にどのくらいのガソリンが販売されているのかを
単純計算してみる(図3)。すると、98年から2004年にかけてはずっと1.09キロリットル、
つまり1090リットルで推移。ガソリン価格が跳ね上がった2005年からは微減傾向が続いて
いたが、それも2008~2009年は1台当たり年間1000リットルで下げ止まりしている。
つまり、ここ10年以上、1台のクルマが消費するガソリンの量、すなわちCO2の排出量は、
景気の減退の影響などで多少減る以外は、ほぼ変化のない状況が続いている、ということになる。
【日本車の燃費は向上したことになっているが・・・】
確かに10-15モード燃費の「国産車平均値」は、96年が12.4キロメートル/リットルだったものが、
2008年には16.9キロメートル/リットルまで向上している(自動車工業会による。
「ガソリン乗用車の平均燃費」参照)。36%も良くなっているのだ。
1台のクルマが平均して12~13年間は日本の路上を走り続けるとすれば、この間にほぼ
全数が置き換わっているはずで、10-15モード燃費の値が実用燃費との間に十分な
相関関係を持つものだとすれば、1台当たりの燃料消費量は2割程度減るはずである。
しかし、現実はそうなっていない。ガソリンの年間消費量は、1台当たりで見ると
この10年あまりはほとんど「横ばい」だし、国全体としても消費総量がなかなか減らない。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4520?page=2
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4520?page=3
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