『 (コミックと図解でわかる)道は開ける 』
デール・カーネギー・トレーニング・ジャパン (監修), 加藤 文月 (イラスト)

KADOKAWA/中経出版 (発行)
B6判、ソフトカバー、160ページ
2015/07/10発行
ISBN-13 978-4-04-601194-7
NDC分類: 159
定価 :1,080円(税込み)
内容(「TRC MARC」の商品解説より)
コミックとひと目でわかる図解でD・カーネギーの名著「道は開ける」の内容が学べる本。
内容(下記出版社の紹介ページより)
山田サチは、大きな夢もなく美容師になり、漠然と日々を過ごしていた。そんな彼女が、ある日美容室「デール」赤坂店のチーフに任命されて…。コミックとひと目でわかる図解でD・カーネギーの名著が学べる決定版!
(付録)持ち歩くだけで人生が変わる 『道は開ける』30の原則
はじめに p.02
目次 p.04
(スタッフリスト) p.07
デール・カーネギーとは p.08
デール・カーネギー略歴 p.09
カーネギーのストレス・マネジメントの考え方 p.10
登場人物紹介 p.12
第1章 悩みに向き合う p.13
Story1 こぼれたミルクを悔やむな p.14
【原則】 過去の事を悩まない。 p.30
【原則】 ささいな事柄に心を乱されない。 p.32
【原則】 悩みを断ち切るために、それが起こる確率を考える。 p.34
Column 悩むことを拒み、その時間をなくしてしまおう p.36
第2章 悩みの原因を知る p.37
Story2 誰だって、最初からうまくいかない p.38
【原則】 今日という「一日の区切り」で生きる。 p.54
【原則】 祝福を数えて、悩みを数えない。 p.56
【原則】 失敗からも学ぶように努める。 p.58
Column 悩み事があるときは寄付をしてみる p.60
第3章 悩みを分析する p.61
Story3 書き出すことで答えが見える p.62
【原則】 困難な問題に立ち向かう方法。 p.80
【原則】 心身の健康上、悩みに対して支払っている法外な代償のことを思い出す。 p.82
【原則】 悩みを分析する。 p.84
Column 祈りは何かと重荷を分かち合う感覚をもたらす p.86
第4章 近くの幸せに気づく p.87
Story4 仕返ししても何も変わらない p.88
【原則】 敵に仕返しをしようとしない。 p.106
【原則】 恩知らずを予期する。 p.108
【原則】 他者をまねない。 p.110
Column 悩みやストレスを生む疲労を予防しよう p.111
第5章 批判を気にしない p.112
Story5 不当な非難は賛辞の裏返し p.113
【原則】 不当な非難はしばしば賛辞の裏返しである。 p.130
【原則】 最善を尽くす。 p.132
【原則】 自分の間違いを分析し、自分自身を批評する。 p.134
Column 4つの習慣を身につければ、仕事は大幅に能率化する p.136
第6章 他人ではなく自分を変える p.137
Story6 悩むのも、悩まないと決めるのも自分 p.138
【原則】 不可避に逆らわない p.154
【原則】 あなたの心を平和、勇気、健康、希望で満たそう。 p.156
【原則】 仕事に熱意を注ぐ。 p.158
奥付け p.160
萌え本分類:コミック型。
ナビゲーター:コミック部分の登場人物。美容室「Dale」赤坂店の新米チーフ山田サチ、店長の瑠美、「Dale」のオーナー金子、その他。
カバー表紙:タイトルは縦書き。タイトルの字色は黄色、黒。無地の背景にナビゲーター上半身のイラスト。
中表紙:タイトルと編著者名。タイトルの英訳を配する。
折込ポスター:なし。(切り取り形式の『道は開ける』30の原則、が巻頭に付属)
本文:本文は縦書き、一段組みが基本。図解部分と章末コラムは横書き、一段組み。
構成・設定: 全ページモノクロ印刷。巻頭に切り取り形式のキーワード集『道は開ける』30の原則 が附属する。
全体は、巻頭のD.カーネギーの概略解説4頁と6章の本文からなり、各章の章扉は、網掛けの背景にタイトルのみを記載。各章は16頁~18頁のコミック部分と文書解説6頁、章末コラム1頁で構成される。コミック部分は「入社4年目で主要店のチーフに抜擢された美容師のサチ。仕事の意味、初めてのスタッフとの人間関係、健康やお金についてなど、様々な悩みを抱えるスタッフたちをまとめるのに苦労するサチに美容室のオーナーが教えたのは一冊の本「道は開ける」だった」というストーリーに沿って進行。「悩みを消す技術」の習得によって問題を解決してゆくサチの成長ぶりが描かれる。解説の各項は見開き2頁構成で、右側(偶数)頁には「原則」と名付けた文書解説が、左側(奇数)頁にはその「原則」の図解イラストが置かれる。章末コラムはD.カーネギーの話題に関するエピソード解説が主題。索引・用語解説などは付属しない。
評価:
萌え絵度: カバーを含むイラスト担当は加藤文月さん。少女漫画風、やや女性コミック寄りの画風で特に萌え度は高くない。
テーマ萌え度:デール・カーネギーの著作で自己啓発書の元祖ともいわれる「道は開ける」(1948年刊)の解説書。本稿の初めにある通り、日本におけるカーネギー教育プログラムの実施元「デール・カーネギー・トレーニング・ジャパン」が監修を担当した正規のカーネギー本である、というのがポイント。解説の内容は最小限度で可もなく不可もなし。コミック部分と解説部のつながりはあまり考慮されておらず、解説内部のイラストにもコミック部とのつながりはなし。
萌え本的意義: KADOKAWA/中経出版発行のコミック版萌え本としては、
『 (コミックでわかる)アドラー心理学 』(14/10)、
『 コミックでわかるピケティ入門 』(15/05)に次ぐ3冊目で、「(コミックと図解でわかる)- 」のサブタイトルは初。
D.カーネギー氏関連の類書としては、
『 (マンガでわかる)新訳 道は開ける 』(KADOKAWA刊、15/01)、
『 (まんがでわかる)D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」 』(宝島社刊、15/04)が先行し、こちらも3冊目となる。
出版の時期からして「D.カーネギー本についての、宝島社に対するKADOKAWAグループの再反撃」ともとれ、実際にKADOKAWA版「(マンガでわかる)-」に比して本書の情報量は格段にアップしている。
しかし、同一グループ内で同一のネタ本を半年間で2冊出すというのはいかがなものか。どうせなら「人を動かす」の方を取り上げて、「(まんがでわかる)- 」を挟むという選択肢もあったのでは、と思われる。
総合萌え度 :★★☆☆☆
紹介記事:
監修担当、デール・カーネギー・トレーニング・ジャパンの公式サイト:
デール・カーネギー・トレーニング・ジャパン
http://www.dale-carnegie.co.jp/
07月現在、本書に関する記載はない。
イラスト担当、加藤文月さんの公式サイト:
tofu*girl
http://102girl.web.fc2.com/index.html
>公式ブログ:
**とうふ日記** 2015年07月11日づけ記事、
本が出ました。
http://102girl.blog25.fc2.com/blog-entry-162.html
書影写真、1枚を掲載。
中経出版より発売。デール・カーネギー・トレーニング・ジャパン初監修の公認本、との記載あり。
「 図解も豊富でとてもわかりやすい良い本に仕上がりました
悩み解消の一助となる一冊です。 」
KADOAKWA の紹介ページ:
http://www.kadokawa.co.jp/product/321501000073/
基礎情報のみ。
中径出版 の紹介ページ :
http://www.chukei.co.jp/business/detail.php?id=9784046011947
デール・カーネギー・トレーニング・ジャパンの紹介、概要目次、お勧めコメントなどを掲載。
Amazon.co.jp の紹介頁
honto の紹介頁
楽天ブックス の紹介頁
セブンネットショッピング の紹介頁
紀伊国屋書店 の紹介頁
付記:
Amazon、hontoの発売日は07月10日、KADOKAWA公式上の発売日は同09日。その他の発売日は07月との記載が主。
07月13日には電子書籍(kindle)版が、833円で配信開始されている。
07月12日、郊外型書店の店頭で購入。
デール・カーネギー・トレーニング・ジャパン (監修), 加藤 文月 (イラスト)


KADOKAWA/中経出版 (発行)
B6判、ソフトカバー、160ページ
2015/07/10発行
ISBN-13 978-4-04-601194-7
NDC分類: 159
定価 :1,080円(税込み)
内容(「TRC MARC」の商品解説より)
コミックとひと目でわかる図解でD・カーネギーの名著「道は開ける」の内容が学べる本。
内容(下記出版社の紹介ページより)
山田サチは、大きな夢もなく美容師になり、漠然と日々を過ごしていた。そんな彼女が、ある日美容室「デール」赤坂店のチーフに任命されて…。コミックとひと目でわかる図解でD・カーネギーの名著が学べる決定版!
(付録)持ち歩くだけで人生が変わる 『道は開ける』30の原則
はじめに p.02
目次 p.04
(スタッフリスト) p.07
デール・カーネギーとは p.08
デール・カーネギー略歴 p.09
カーネギーのストレス・マネジメントの考え方 p.10
登場人物紹介 p.12
第1章 悩みに向き合う p.13
Story1 こぼれたミルクを悔やむな p.14
【原則】 過去の事を悩まない。 p.30
【原則】 ささいな事柄に心を乱されない。 p.32
【原則】 悩みを断ち切るために、それが起こる確率を考える。 p.34
Column 悩むことを拒み、その時間をなくしてしまおう p.36
第2章 悩みの原因を知る p.37
Story2 誰だって、最初からうまくいかない p.38
【原則】 今日という「一日の区切り」で生きる。 p.54
【原則】 祝福を数えて、悩みを数えない。 p.56
【原則】 失敗からも学ぶように努める。 p.58
Column 悩み事があるときは寄付をしてみる p.60
第3章 悩みを分析する p.61
Story3 書き出すことで答えが見える p.62
【原則】 困難な問題に立ち向かう方法。 p.80
【原則】 心身の健康上、悩みに対して支払っている法外な代償のことを思い出す。 p.82
【原則】 悩みを分析する。 p.84
Column 祈りは何かと重荷を分かち合う感覚をもたらす p.86
第4章 近くの幸せに気づく p.87
Story4 仕返ししても何も変わらない p.88
【原則】 敵に仕返しをしようとしない。 p.106
【原則】 恩知らずを予期する。 p.108
【原則】 他者をまねない。 p.110
Column 悩みやストレスを生む疲労を予防しよう p.111
第5章 批判を気にしない p.112
Story5 不当な非難は賛辞の裏返し p.113
【原則】 不当な非難はしばしば賛辞の裏返しである。 p.130
【原則】 最善を尽くす。 p.132
【原則】 自分の間違いを分析し、自分自身を批評する。 p.134
Column 4つの習慣を身につければ、仕事は大幅に能率化する p.136
第6章 他人ではなく自分を変える p.137
Story6 悩むのも、悩まないと決めるのも自分 p.138
【原則】 不可避に逆らわない p.154
【原則】 あなたの心を平和、勇気、健康、希望で満たそう。 p.156
【原則】 仕事に熱意を注ぐ。 p.158
奥付け p.160
萌え本分類:コミック型。
ナビゲーター:コミック部分の登場人物。美容室「Dale」赤坂店の新米チーフ山田サチ、店長の瑠美、「Dale」のオーナー金子、その他。
カバー表紙:タイトルは縦書き。タイトルの字色は黄色、黒。無地の背景にナビゲーター上半身のイラスト。
中表紙:タイトルと編著者名。タイトルの英訳を配する。
折込ポスター:なし。(切り取り形式の『道は開ける』30の原則、が巻頭に付属)
本文:本文は縦書き、一段組みが基本。図解部分と章末コラムは横書き、一段組み。
構成・設定: 全ページモノクロ印刷。巻頭に切り取り形式のキーワード集『道は開ける』30の原則 が附属する。
全体は、巻頭のD.カーネギーの概略解説4頁と6章の本文からなり、各章の章扉は、網掛けの背景にタイトルのみを記載。各章は16頁~18頁のコミック部分と文書解説6頁、章末コラム1頁で構成される。コミック部分は「入社4年目で主要店のチーフに抜擢された美容師のサチ。仕事の意味、初めてのスタッフとの人間関係、健康やお金についてなど、様々な悩みを抱えるスタッフたちをまとめるのに苦労するサチに美容室のオーナーが教えたのは一冊の本「道は開ける」だった」というストーリーに沿って進行。「悩みを消す技術」の習得によって問題を解決してゆくサチの成長ぶりが描かれる。解説の各項は見開き2頁構成で、右側(偶数)頁には「原則」と名付けた文書解説が、左側(奇数)頁にはその「原則」の図解イラストが置かれる。章末コラムはD.カーネギーの話題に関するエピソード解説が主題。索引・用語解説などは付属しない。
評価:
萌え絵度: カバーを含むイラスト担当は加藤文月さん。少女漫画風、やや女性コミック寄りの画風で特に萌え度は高くない。
テーマ萌え度:デール・カーネギーの著作で自己啓発書の元祖ともいわれる「道は開ける」(1948年刊)の解説書。本稿の初めにある通り、日本におけるカーネギー教育プログラムの実施元「デール・カーネギー・トレーニング・ジャパン」が監修を担当した正規のカーネギー本である、というのがポイント。解説の内容は最小限度で可もなく不可もなし。コミック部分と解説部のつながりはあまり考慮されておらず、解説内部のイラストにもコミック部とのつながりはなし。
萌え本的意義: KADOKAWA/中経出版発行のコミック版萌え本としては、
『 (コミックでわかる)アドラー心理学 』(14/10)、
『 コミックでわかるピケティ入門 』(15/05)に次ぐ3冊目で、「(コミックと図解でわかる)- 」のサブタイトルは初。
D.カーネギー氏関連の類書としては、
『 (マンガでわかる)新訳 道は開ける 』(KADOKAWA刊、15/01)、
『 (まんがでわかる)D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」 』(宝島社刊、15/04)が先行し、こちらも3冊目となる。
出版の時期からして「D.カーネギー本についての、宝島社に対するKADOKAWAグループの再反撃」ともとれ、実際にKADOKAWA版「(マンガでわかる)-」に比して本書の情報量は格段にアップしている。
しかし、同一グループ内で同一のネタ本を半年間で2冊出すというのはいかがなものか。どうせなら「人を動かす」の方を取り上げて、「(まんがでわかる)- 」を挟むという選択肢もあったのでは、と思われる。
総合萌え度 :★★☆☆☆
紹介記事:
監修担当、デール・カーネギー・トレーニング・ジャパンの公式サイト:
デール・カーネギー・トレーニング・ジャパン
http://www.dale-carnegie.co.jp/
07月現在、本書に関する記載はない。
イラスト担当、加藤文月さんの公式サイト:
tofu*girl
http://102girl.web.fc2.com/index.html
>公式ブログ:
**とうふ日記** 2015年07月11日づけ記事、
本が出ました。
http://102girl.blog25.fc2.com/blog-entry-162.html
書影写真、1枚を掲載。
中経出版より発売。デール・カーネギー・トレーニング・ジャパン初監修の公認本、との記載あり。
「 図解も豊富でとてもわかりやすい良い本に仕上がりました
悩み解消の一助となる一冊です。 」
KADOAKWA の紹介ページ:
http://www.kadokawa.co.jp/product/321501000073/
基礎情報のみ。
中径出版 の紹介ページ :
http://www.chukei.co.jp/business/detail.php?id=9784046011947
デール・カーネギー・トレーニング・ジャパンの紹介、概要目次、お勧めコメントなどを掲載。
Amazon.co.jp の紹介頁
honto の紹介頁
楽天ブックス の紹介頁
セブンネットショッピング の紹介頁
紀伊国屋書店 の紹介頁
付記:
Amazon、hontoの発売日は07月10日、KADOKAWA公式上の発売日は同09日。その他の発売日は07月との記載が主。
07月13日には電子書籍(kindle)版が、833円で配信開始されている。
07月12日、郊外型書店の店頭で購入。
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