何だか偶然出会して藤島康介の"あぁっ女神さまっ原画展"を観てしまいました。
イラストや漫画を(素人なりにも)描いてる者としては観て置きたいじゃないですか。うっかり会場入りしてしまいました。
単行本でお馴染みの、表紙のカラーイラストや漫画の原稿が多数展示されてました。
で思ったのが、いい意味での拍子抜け感。
あぁ、藤島康介でも、この程度に描くだけでOKなんだ感。
彼って凄く描き込んでる感が在りませんか?でも実際の原画は、そんなに描き込みが激しくもなかったんです。何か普通に描いただけ感...。
でも間違っちゃいけません。彼は効果的な必要最低限の線を描ける人でした。
ここさえ押さえておけば、全体の完成度を上げられる、ホントの意味でのプロの絵が描ける人ってコトでしょうか?
そこに到達するのは大変でも、在る意味、描き込むコトだけが上手な絵じゃないんだよってのを再確認させてもらったって意味では、凄く刺激になった原画展でした。力入れなくても(実際は入ってるのですが)凄い絵が描ける。それって絵描き師には全く欲しいスキルですよね。
またぞろ、凄く絵が描きたくなって来ましたね。
観て良かった。これからも描きますよ。私も。
植物が大好きなので、部屋も庭も葉っぱだらけの私ですが、ず~っと続けて飼ってるコ達がいます。
サボテンです。
そんな私の部屋に新しいサボテン5種類がやって来ました!!
という訳で今回はサボテン話です(ちょっと長文かも)。
で結構前から、思い切って庭にサボテン用花壇作って、そこに直植えで育てています。
流石に冬場は囲いを作って温室っぽくしていますが、これがサボテンの生育の大きなポイントになってます。
実はサボテンの生長に一番大事な時期が、今頃(1~2月位)なんです。この時期の生活環境が、その後の生長を大きく左右するんですね。
野生のサボテンが自生してる現地は、もの凄く昼夜の寒暖の差が激しいんです。で、その環境を日本で創り易い時期が1~2月位なんです。囲ってるとはいえ夜は冷え込む。囲ってるから昼間は日光で室温が急上昇!! これを繰り返すコトで本来の生活環境を得られて、成長を促進する訳です。
あと成長に欠かせないのは植え替えですね。植え替えと言っても土を入れ替えるってコトですが...。
実はサボテンって土に"飽き易い"性質が有って、若いコ程、頻繁な植え替えが必要なんです。
頻繁と言っても種類に寄りますが、私は"毎年のゴールデンウィーク頃"に行ってます。棘のコトに関しては後で話しますが、大雑把に"棘がポワポワしたコは春頃"、"棘が大振りなコは夏頃"が植え替え時期としてイイ気がします。
気象条件がベストで植え替えも効果的だった年は、一回り位、大きくなるコも居るんですよ。花も沢山咲きますしね。サボテン飼ってる人は多そうですが、サボテンが目に見えて生長する様を経験してる人は、あんまし居ないんじゃないでしょうか?
で、庭への植え込みは春頃になりますが、新しい仲間が今日、5種類増えました。
ホームセンターで購入したんですが、ホームセンターはイイですね。サボテンの専門店だと種類で値段が付きますが、ホームセンターだと、どんな種類も鉢の大きさで価格が一律ですからね。種類と相場を、ある程度知ってると格安でGET出来たりするんです。
今回は強棘系って言われる種類が多いかな?
好きなんです、棘が大振りなコが。容姿もそうですが、育て易いっていうか強いコが多いですね(気のせいかも知れませんが)。
突然ですがサボテンの棘って何用に在るんだと思います?
アレって棘先に夜露を着け溜めて本体側に流す役割で存在してるんです(+αな要素を持った棘も在りますが...)。
(以下推測)てコトは棘がポワポワ密生したコは、それだけ集めなきゃな夜露が必要ってコトで、それは昼間かなり乾燥した気候何じゃないかな?と。で、水は必要だけど過剰じゃ嫌ってコなのかも。そんなコは水加減が難しいんじゃないかな?と。
事実、ちょっとした水遣りの加減でダメになってしまうのはポワポワ系が殆ど。強棘系なコは結構アバウトでもOKですね。
とココで、もう一つポイントを。
コレを勘違いしてる人が多いですが、光合成を行うからにはサボテンにも"水が必要不可欠"です。冬場でもです。
光が当たる環境にいると必然的に光合成は行われますから、ココで水分が足りないと体内の水分を大量に消費してしまい、体に大ダメージを与えてしまいます。乱暴な話ですが、光の当たる場所で一冬水を与えない状態より、水加減の難しい冬場はサボテンを土から抜いちゃって、新聞紙でくるんで光合成できない状態にして保管する方がサボテンの体に良かったりします。
あれ!? 何か"サボテン講座"みたいになってる??
ご免なさい。好きなモノで、思わず話過ぎちゃいました。
でも多分また、植物話に花を咲かせると思いますので、その時は宜しくです。
では。