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ミュージアムコンサートを開催しました。

2009年06月06日 18時25分48秒 | 渡会純价の世界
こんにちは。

本日は「渡会純价の世界」展の関連事業として
ミュージアムコンサートvol.60「絵と音で楽しむ〈四季〉」を開催しました。

チャイコフスキー作曲「四季」を題材にした本展出品作にちなみ、
ピアニストの高垣美加さんが同曲を披露しました。
ロシアの1年12ヶ月の風物を表現した12曲を、
個々の曲についてのお話を交えながら情感豊かに演奏。
渡会さんの作品に囲まれた空間で、約100名の来場者が聴き入りました。

来週末は、渡会さんを講師にお迎えしたワークショップ「遊ぶ、る・みえーる」
を開催します。
まだほんのちょっと空きがありますので、ご興味をお持ちの方はぜひご参加を。

●ワークショップ「遊ぶ、る・みえーる」
渡会純价が独自に編み出した技法「る・みえーる法」。フィルムにジェッソ(下地剤)を塗って乾いたその上から引っかいて、面裏の色を浮かび上がらせるという技法です。思わぬ楽しい作品が生まれるでしょう。

講師:渡会純价
日時:2009年6月13日(土)14:00~16:00
会場:佐藤忠良記念子どもアトリエ(札幌芸術の森野外美術館内)
対象:小学生以上(小学校低学年は保護者同伴)
定員:20名
参加費:1,500円
申込:電話011-591-0090

「渡会純价の世界」展が始まりました。

2009年05月31日 22時01分16秒 | 渡会純价の世界

おひさしぶりです。

本日から「渡会純价の世界 心のリズム 奏でるメモワール」展が始まりました。

札幌を拠点に活躍する版画家・渡会純价の50年におよぶ
創作の世界をご紹介する展覧会です。
渡会氏は音楽をモチーフとした作品でよく知られています。
本展では、初期のモノクロ―ムの作品から、ノスタルジックな童画的作品、
独自の技法を用いた最近作まで、220点を展示しています。

作家の心のリズムから生まれた軽やかな描線と柔らかい色彩が織りなす
心あたたまる版画世界をぜひ味わっていただければと思います。

写真は本日のアーティスト・トークの様子です。
あいにくの雨でしたが、40人以上の方が集まり、渡会氏のお話に耳を傾けました。
生い立ちにはじまり、制作の姿勢に至るまで、いろいろな話題が飛び出した1時間。
夢のなかで見たイメージを描きとめるため、
枕元にもメモを置いているというお話が印象的でした。
いつもあたまの中にさまざまなイメージがくるくると回っているという、
渡会氏の創作の秘密が垣間見えたトークでした。

6月6日(土)にはミュージアムコンサートを開催します。
チャイコフスキーの「四季」を題材にした出品作にちなみ、
ピアニストの高垣美加さんが同曲を演奏します。
ぜひご来場ください。

●ミュージアムコンサートvol.60「絵と音で味わう〈四季〉」
演奏:高垣美加(ピアニスト)
曲目:チャイコフスキー「四季」
日時:2009年6月6日(土)14:00~15:00
会場:札幌芸術の森美術館 展示室
*予約不要、要展覧会観覧券


★展覧会についての詳細は美術館ホームページをご覧ください。
http://www.mocas.jp/