たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(十勝が丘展望台から日高山脈眺望12/2)

九州横断ツーリング 湯布院⇒三愛高原

2012年06月03日 | 自転車

5月23日、湯布院の朝は金鱗湖からの散歩でスタート。

朝の冷気と水に温かさからでしょうか、湖面に湯気(霧が立ち上るとまで行きません)が出ています。

立ち上る温泉の湯煙もたまりません。

 

おじさんたち3人で散歩していたんですが、たまたま旅行中の方との挨拶から会話が.....。

お聞きすれば、なんと帯広の方だと言うではありませんか!

Sさんとおっしゃって、帯広H高校で退職したという方でした。

さらに、おじさんと共通した方を知っていたりで、名刺交換。

ついでに記念写真も。

昨日の、赤川さんとの出会いや、この日の朝での出会い、湯布院は人と人との縁結びの場なのかな......。

 

今日は、3日間で一番距離は短く、およそ50KMです。

が、そのコースのほとんどが上りばかり。

地獄の1日となるのか、はたまた.....。

 

出発前の記念に。

昨日の100KMを終えた顔ではありません。

皆さん、爽やか、やる気満々!

 

おっと、お世話になった宿舎にも敬意を払って、もう1枚!

 

今日のコースの厳しさは、スタート直後からの上りからも分かります。

ウォーミングアップもあったものではありません。

 

坂また坂の連続。

つらい坂が続くほど、周りの風景がどんどん下になって行くのです。

この景色がまた、たまりません!

 

 

おじさんたちは、水分峠に向かってゆるい坂道を進んでいます。

 

ゆるい坂道はチョットだけ。

次には5%以上の坂が待っています。

先導車を引き連れて、先頭のOさんが来ました。

後続の人たち。

 

おじさんは写らないので、HIROSEバイクが代理で。

この風景、十勝ではなかなか味わえないものです。

上ってきていることが実感できます。

 

出発して40数分でもうこんな坂道。

この先どんな坂道が待っているのか.....。

 

バラけてきた集団をまとめるために休憩。

本当にきつい坂道。

道路向かいからは、高さに応じた風景が眼下にあります。

 

ここで隊列をそろえて、小田の池園地駐車場でトイレタイム。

 

ここから飯田高原まで、あと7KM。

まだ続く坂道。

 

次の休憩は、朝日台レストハウス。

きつい坂なので、皆さん坂の地平線から、日の出のように上ってきます!

 

 

ここは、標高920M。

後ろには、くじゅう連山かも......。

 

朝日台レストハウスからはほぼ下りで、飯田高原まできました。

 

下りながら、左前方には九重連山がおじさんたちを迎えてくれました。

硫黄山(川湯にもありますが)の噴煙をバックに。

 

この横にあるレストラン(飯田高原農物産直売所内)で昼食を取りました。

 

当初は、上の写真の中の道を行く予定でいましたが、ちょっと寄り道をすることになりました。

 

深い渓谷の中につり橋があるという、九重‘夢’大吊橋です。

橋から見える、二本の滝!

左が雌の滝、右奥が雄の滝だそうです。

 

渓谷の最深部は173Mということです。

これが日本一という売りなのです。

吊橋をバックに1枚。

お一人いません。

福岡S さんは、飯田高原から先の坂道のため、寄り道しないで黙々とペダルを回しています。

 

九州横断ツーリング最大の難所が、ここからほぼ10KM続きます。

平均勾配5.2%。

100mちょっとですが15%という激坂も用意されています。

 

途中、長者原ビジターセンターで小休止。

この先のまだまだ、まってる坂道。

それとともに見える景色は、ブラボー!

 

ジーゼルエンジンで上ってくる、御年80歳Tさん。

とても80歳には見えません!

そう、この被写体は皆さん、後期高齢者(には見えません!)。

間違っていたら御免なさい。

おじさんこの歳で、こんなに走れるべか......。

 

地獄の上りもやっと終わり。

牧の戸峠にたどり着きました!

 

やりましたね!

ここまでくれば苦しみも喜びに....。

 

あとは九十九折りの坂道を一気に下るだけ。

安全に気をつけて.....。

 

 

降りてきた九十九道。

このお山の上から、シビレマシタ!

 

皆さんの下山を待って、そろってから今日の宿泊地三愛高原ホテルへ向かいました。

 

ホテル前のシャクナゲの花。

疲れを癒してくれます。

 

ここの露天ぶろは、敷地内を歩いていきます。

(これは、窓を通して撮りました)

この前方には、阿蘇連山がモヤの中にありました。

一日中坂上りでしたが、天気はお日様を遮ってくれたおかげで、汗もいっぱいかくことはありませんでした。

 

きょうは会席料理。

たっぷり豪華ですが.....。

 

疲れた体で、食欲も進まない人も.......。

 

ホテルのラウンジからは、見事な夕日が見えました!

一日に感謝!

 

九州横断ツーリングも明日が最終日。

 

全員元気で、無事ゴールできますように......。