じゅうそう カフェ

十三で知り合った仲間と語り合う場です♪

2月と3月に読んだ本

2019-03-31 22:13:27 | 読書
「星をつなぐ手」 村山早紀



「桜風堂ものがたり」の続編です。

田舎にある小さな書店を舞台に、
主人公、作家や書店員の仲間、町の人たちが交流することで、
お店と町が活気づいてく様子が良かったです。

桜風堂ものがたり


「天上の葦(上)」 太田 愛



「天上の葦(下)」 太田 愛



渋谷のスクランブル交差点で死亡した老人について調査依頼された興信所。

一方、失踪した公安警察官の捜索を依頼された停職中の刑事。

それぞれが事件を調べていくと、老人と公安警察官の接点が見つかり、
そこから真相が少しずつ明らかになっていくストーリーがとても楽しかったです。


「月まで三キロ」 伊与原 新



死に場所を探してタクシーに乗った男、
精神的な不調で塾に通えなくなった小学生、
妻を亡くし子どもと二人で暮らす料理人、
家事を放り出して山に登った主婦…。

悩みを抱える人たちに起こるいろんな出会いが面白かったです。


「わたし、定時で帰ります。」 朱野 帰子



絶対に残業しないで、定時に帰る主人公。

ところが、無茶な案件を振ってくる上司が現れ…。

上司と対立しながらも、みんなと協力して、
なんとか案件を完了させようとする主人公が良かったです。
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